MTUサイズを調整する方法


文書番号: win2k015

対象OS: WindowsXp/2000

◆概要

このページは、Microsoft WindowsXp/2000でMTUサイズを調整する方法を紹介するページです。


光回線(FTTH)やADSLを利用してインターネット接続しているなら,速度向上のためにもMTU(Maximum Transfer Unit)の調整を行ったほうがよい結果が得られます。フリーソフトウェアなどで簡単に調整できるツールもありますが,ここではレジストリを操作して調整する方法を紹介します。


◆手順

レジストリエディタ
  1. スタートメニューにある「ファイル名を指定して実行」で「regedit」と入力し,レジストリエディタを起動する。
  2. 「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\WindowsNT \CurrentVersion\NetworkCard」 を参照し,利用しているネットワークカードのアダプタIDをメモしておきます。ネットワークカードを複数利用していたり,差し替えた場合には,複数表示されているはずです。いま利用しているネットワークカードのアダプタIDかどうか確認します。
  3. 「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet \Services\Tcpip\Parameters\Interface」にある,利用しているネットワークカードのアダプタIDのレジストリを開く。「編集」−「新規」−「DWORD値」で新しい値を作成したら,そこに「MTU」と入力する
  4. 「MTU」をダブルクリックするとDWORD値の編集画面が起動するので,「10進」を選択して設定したいMTUの値を入力する。CATVインターネットや会社などのLAN環境で利用する場合は1500,フレッツADSLでは1454,そのほかのPPPoE接続では1492,モデムやISDNでのダイヤルアップ接続では576程度が目安となります。入力したあと再起動すれば,設定が適用されているはずです。
DWORD値の編集ダイアログボックス

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