スナップショットの用途について


文書番号: vm007

対象Version: VMWare Workstation 6.0

◆概要

この資料では、スナップショットの利用方法について説明します。

◆リスクの大きい変更を行う場合にスナップショットを活用

 仮想マシン内でリスクの大きな変更(例えば新しいソフトウェアのテストやウィルスの検証)を行なう予定であれば、変更を行なう前にスナップショットを設定します。トラブルが発生しても、スナップショットを設定した時点まで仮想マシンを戻すことができます。

変更を行っても問題が何も生じなかった場合、新しくスナップショットを設定すれば仮想マシンの新しい状態を保存することができます。スナップショットを設定することによって、問題が起こってもそれを最低限に抑えることができます。マルチスナップショット機能で複数の状態を保存しておくと、間違えを後になって気付いた時点にいつでもその場所まで戻ることができます。

クイック スイッチ モードの使用中にWorkstationのメニューとツールバーを表示するには、マウスポインタを画面の上部に移動させます。

◆仮想マシンを同じ状態から繰り返しスタートさせる場合

仮想マシンをオフにするとスナップショットに戻るように設定することが可能です。この使用方法の一つの例として、生徒の仮想マシンを新しいクラスの授業の初めにパワーオンするように設定すると、前の生徒の行った作業は破棄されているということになります。手順については、仮想マシンがパワーオフ時にスナップショットに戻るように設定する方法を参照してください。

◆マイルストーン状況を自動的に記録

仮想マシンがパワーオフされる時に、自動的にスナップショットが設定され、監査記録が作業状況として保存されるように仮想マシンを構成することができます。パワーオフ時にスナップショットを自動作成するための構成については、「仮想マシンのパワーオフ時のスナップショットオプション」を参照してください。


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