スプラッシュフォームを表示する方法
◆概要
このページは、Visual Basic 6.0でスプラッシュフォームを表示する方法について記載しています。
WordやExcelなどのアプリケーションでは、アプリケーションの起動時に数秒間、スプラッシュフォームが表示されます。Visual Basicで作成したアプリケーションにスプラッシュフォームを追加して、アプリケーションの起動時に表示する方法をご紹介します。
◆手順
- プロジェクトのメニューから[プロジェクト]-[フォームモジュールの追加]をクリックし、表示された[フォームモジュールの追加]ダイアログボックスで、「見出し画面」を選択し[開く]ボタンをクリックします。追加されたフォーム名はfrmSplashという名前が自動的に付けられます。
- 次に、プロジェクトのメニューから[プロジェクト]-[Project1のプロパティ]をクリックします。表示された[Project1のプロパティ]ダイアログボックスの[スタートアップの設定]で[frmSplash]を選択します。
- frmSplashフォームのロードイベントプロシージャに次のコードを実装します。なお、ここではスプラッシュフォームの後に表示される、メインとなるフォーム名はfrmMainとしています。
Private Sub Form_Load() Dim lng As Long ' フォームのラベルにバージョン情報を表示 lblVersion.Caption = "バージョン " & App.Major & "." _ & App.Minor & "." & App.Revision ' フォームのラベルにアプリケーションタイトルを表示 lblProductName.Caption = App.Title ' 強制的に自分自身(スプラッシュフォーム)を表示 frmSplash.Show ' リフレッシュ frmSplash.Refresh ' 0.5秒間frmSplashフォームを表示する For lng = 0 To 50000000 Next lng ' メインとなるフォームを表示する frmMain.Show ' スプラッシュフォームをアンロード Unload Me End Sub
この例では、For 〜 Nextステートメントで時間稼ぎをしています。データベースへの接続などアプリケーションの初期化処理が必要な場合はここに記述するか、サブルーチンを呼び出すようにするとよいでしょう。