MDIフォームの作成方法
◆概要
このページは、Visual Basic 6.0で、下図 のような MDIフォームの作成方法について記載しています。
◆内容
MDI フォームを作成するには、親子関係を設定する必要があります。Visual Basic 6.0 では、まず、親フォームとなる専用のフォームを追加します。[プロジェクト]メニューの[MDI フォーム モジュールの追加]を選択し、MDIForm を追加します。次に、MDI 子フォームとなるフォームの (Form1) の MDIChild プロパティを True にします。
最後に、親フォーム (MDIForm) に 子フォーム (Form1) を開くための[開く]メニューを作成します。[開く]メニューの実装コードは以下のとおりです。
Option Explicit Dim hForm1 As Form1 Private Sub mnuFileOpen_Click() Set hForm1 = New Form1 Call hForm1.Show End Sub
上記リスト の「Set hForm1 = New Form1」で、MDI 子フォーム (Form1) のインスタンスを生成し、「Call hForm1.Show」で MID 子フォームを表示します。MDI 子フォームから表示すると、勝手に MDI 親フォームのインスタンスが生成される場合があるため、必ず MDI 親フォームから表示します。コード を実装し、実行すると MDI 親フォーム (MDIForm) が表示されます 。
[Open]メニューを選択すると、図 のように MDI 子フォーム (Form1) が表示されます。MDI 親フォームに、複数の子フォームを持たせることができます 。