プログラムからMS Word文書を作成する方法

◆概要

このページは、Visual Basic 6.0でプログラムからMS Word文書を作成する方法について記載しています。


Visual BasicのプログラムからMS Wordを開始することができます。

新しい文書を作成し、テキストを書き込み、フォントサイズと色を設定し、印刷する方法と文書を保存する方法です。

◆Sample code


フォームにコマンドボタンを1つ配置します。

Wordへの参照を追加:Visula Basicのメニューから、[プロジェクト]-[参照設定(N)]で、Microsoft Word 10.0 Object Library(Word 2002の場合;Word 2007のときはMicrosoft Word 12.0 Object Livrary)にチェックマークを入れ、OKボタンをクリックします。

Private Sub Command1_Click()
    Dim objWord As New Word.Application
    'Wordオブジェクトを表示(TrueをFalseにすれば隠すことができる)
    objWord.Visible = True
    
    'ドキュメントを追加する
    objWord.Documents.Add
    
    'テキストを追加
    objWord.Selection.TypeText "これはVisual Basicからの文字列です"
    
    '全てのテキストを選択
    objWord.Selection.WholeStory

    'フォントサイズを変更
    objWord.Selection.Font.Size = 50
    
    'フォントカラーを赤に設定
    objWord.Selection.Font.Color = wdColorRed
    
    '保存ダイアログの表示
    objWord.Documents.Save

    '印刷
    objWord.PrintOut

    'オブジェクトを開放
    Set objWord = Nothing

End Sub
  

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