LibreOffice Calc Basic - 外部プログラムを起動する方法

◆Shell関数

 Shell関数を利用すると、外部プログラムを実行することができます。

Shell(Pathname, Windowstyle, Param)

◆パラメータ

Pathname
必ず指定します。Stringです。実行する外部プログラムのパス名を指定します。

Windowstyle
省略可能です。プログラム起動時のウィンドウスタイルを指定します。

  • 0 - プログラムウィンドウを非表示にして、フォーカスを移動します。
  • 1 - プログラムウィンドウを標準サイズにして、フォーカスを移動します。
  • 2 - プログラムウィンドウを最小化(アイコン化)して、フォーカスを移動します。
  • 3 - プログラムウィンドを最大表示にして、フォーカスを移動します。
  • 4 - プログラムウィンドを標準サイズにしますが、フォーカスは移動しません。
  • 6 - プログラムウィンドウを最小化しますが、フォーカスは現在のウィンドウにとどめておきます。
  • 10 - プログラムウィンドウを全画面表示にします。

Param
省略可能です。実行するプログラムに渡すコマンド行パラメータを指定できます。

◆サンプルプログラム

次の例は、ノートパッドを起動します。

Dim newProc As string
newProc ="C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE"
Shell(newProc,0,"")

◆Microsoft Excel VBAの場合

Excel VBAの場合は、Paramは指定せず、次のようにします。WindowstyleはLibreOfficeと同じです。

Dim newProc As String
newProc = "C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE"
Shell newProc, 1
または、
Dim newProc As String
Dim ret As Long
newProc = "C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE"
ret = Shell(newProc, 1)


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