LibreOffice Calc Basic - 指定したセルに値を書き込む方法

◆概要

 LibreOffice Basicで指定したセルに値を書き込む方法です。
次の例では、A1セルに文字列「OpenOffice.org」を書き込んでいます。

Sub SetString
       ThisComponent.Sheets(0).getCellByPosition(0,0).String="OpenOffice.org"
End sub

値を書き込むときは、Stringの代わりにValueを使います。

Sub SetVaue
       ThisComponent.Sheets(0).getCellByPosition(0,0).Value=1
End sub

 次の例では、セルA1に1から100までの数値を書き込んでいます。

     Dim i%
     for i=1 to 100 step 1
        ThisComponent.Sheets(0).getCellByPosition(0,0).Value=i
    next i

◆アクティブセルに値を書き込むには

 Microsoft Excelでは次の一行でアクティブセルに値を書き込むことができます。数値型であっても文字列であっても同じです。

Sub SetValue()
    ActiveCell.Value = 1
End Sub

LibreOfficeでは、数値と文字列は区分する必要があります。
次のようにして値をアクティブセルに書き込みます。
1.数値を書き込む場合
セルのValueプロパティに値を代入します。

Sub SetValue
    Dim oSelect As Object

    oSelect = ThisComponent.CurrentSelection
    oSelect.Value=1
End Sub
2.文字列を書き込む場合
セルのStringプロパティに値を代入します。
Sub SetValue
    Dim oSelect As Object

    oSelect = ThisComponent.CurrentSelection
    oSelect.String="White Tiger"
End Sub


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