Microsoft Excel VBA - ワークシートの保護を解除する方法

◆概要

 シートの保護で、自分以外のユーザーがパスワードを指定して保護をかけている場合、そのパスワードがないと保護を解除できなくなります。

◆Excel 2003でのパスワード解除

  1. 保護されたワークシートをクリックします。
  2. [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[シート保護の解除] をクリックします。
  3. パスワードを入力するダイアログ ボックスが表示された場合は、シートのパスワードを入力します。

◆Excel 2010でのパスワード解除

  1. 保護されたワークシートをクリックします。
  2. [校閲] タブの [変更] で [シート保護の解除] をクリックします。
  3. メッセージが表示されたら、ワークシートの要素のパスワードを入力し、[OK] をクリックします。

◆パスワードを知らなくても解除できる

 自分以外のユーザーがパスワードを指定して保護しているワークシートであっても、 次の順番でショートカットキーを押すことにより、このパスワードを解除することができます。

  1. [Ctrl]+[A]ですべてのセルを選択
  2. [Ctrl]+[C]でコピー
  3. [Shift]+[F11]で新しいシートを挿入
  4. [Ctrl]+[V]で貼付
やっていることは、保護されているシートをすべてコピーし、新しいシートに貼り付けているだけです。これでこのシートは保護が解除された状態になります。なお、元のシートは保護されています。

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