Microsoft Excel VBA - ExcelでWebページを表示する方法

◆概要


VBAからInternet Explorerを起動し、制御することができます。VBAからWebページを表示するには、IEオブジェクトを利用する方法、Shell関数を利用する方法、WSHを利用する方法などがあります。最も簡単に表示する方法はShell関数を利用する方法ですが、高度に制御したいときは、IEオブジェクトを利用します。

◆IEオブジェクトを利用する方法



IEのインスタンスを作成し、Navigateメソッドで指定のWebサイトを表示します。IEオブジェクトを作成すると、そのメソッドで特定のWebサイトを表示したり、Webサイトにメッセージを送ってボタンクリックなど特定の操作を行うこともできます。そのほか、IE本体を非表示にしたり、ページの本文をテキスト形式で保存したり、IDやパスワードなどが必要なページを表示することも可能です。

Sub WebShow()
    Dim ie As Object

    Set ie = CreateObject("InternetExplorer.Application")
    ie.Visible = True
    ' googleを表示
    ie.Navigate "http://www.google.co.jp/"

End Sub

参考:MSDNのリファレンス

三流君VBAでIE操作 InternetExplorer.Applicationを操作する


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◆Shell関数を利用する方法


Shell関数の引数にEXPLORER.EXEとURLを指定すればIEでページが表示されます。

Sub ShellWebShow()
     Shell "EXPLORER.EXE http://www.google.co.jp/"
End Sub

ちなみにC#なら次のようなります。

System.Diagnostics.Process.Start("http://www.google.co.jp/");

◆WSHを利用する方法


WSH(Windowsスクリプティングホスト)を使う方法もあります。

Sub WSH_Webshow()
    Dim WSH
    Set WSH = CreateObject("Wscript.Shell")
    WSH.Run "http://www.google.co.jp/", 3
    Set WSH = Nothing
End Sub


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