Microsoft Excel VBA - ツールバーにコントロールを追加する方法

◆概要

このページは、Excel97のVBAでツールバーにコントロールを追加する方法について記載しています。



次の例は、Excelの[標準]ツールバーの[上書き保存]ボタンの前にボタンをひとつ追加します(Excel 2007では、アドインリボンが追加され、そこにボタンが追加されます)。追加したボタンのイメージは、格子のイメージ(ID987)に設定します。ユーザーがこのボタンをクリックすると、Visual Basic のプロシージャProc1が実行されます。マウスをこのボタンのポイントするとツールチップスが表示されます。

◆Sample code

Sub MakeToolbar()

    Dim ProcItem As Object

    Set ProcItem = CommandBars("Standard").Controls. _
        Add(Type:=msoControlButton, before:=3)

    With ProcItem
        .OnAction = "Proc1"
        .FaceId = 987
        .TooltipText = "メッセージ"
    End With

End Sub

Sub Proc1()
    MsgBox "Proc1が選択されました。"
End Sub
  

◆ボタンの削除方法
このマクロで追加されたボタンを削除するには、Altキーを押しながら該当のボタンをシート上にドラッグします。


Excel2007の場合
追加されたボタンを右クリックして、表示されたメニューから「ユーザー設定のコマンドの削除」をクリックします。

◆ボタンのID番号の確認方法
このマクロで追加された追加したボタンのイメージは、Excel組み込みのアイコンを利用してFaceId プロパティにアイコンの番号をセットすることによって実現しています。Excelの組み込みアイコンとそのFaceIDの値を調べるには、Excelのアイコンの一覧を取得する方法を参照してください。


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