Microsoft Excel VBA - ブックの保存と終了

◆概要

このページは、Excel VBAでブックの保存とExcelを終了させる方法について記載しています。

◆ブックを閉じるには

ブックを閉じるには、WorkbookオブジェクトのCloseメソッドを使います。ブックは、次の例のように、変更内容を保存せずに閉じることもできます。

Sub OpenChangClose()
    Do
        fName = Application.GetOpenFilename
    Loop Until fName <> False
    Set myBook = Workbooks.Open(Filename:=fName)
    'ここにブックの内容を変更するステートメントを記述します。
    myBook.Close savechanges:=False
    
End Sub
  

この例は、開くブックをGetOpenFilenameメソッドを使って選択し、コード内のコメントで示されている位置でブックの内容を変更した後、変更内容を保存せずにブックを閉じます。

◆ブックを保存するには

 アクティブなブックを保存するには、ActiveWorkbookオブジェクトのSaveメソッドを使います。

Sub savebook()
    ' アクティブなワークブックを保存する
    ActiveWorkbook.Save
End Sub

◆Excelを終了させるには

Excelを終了させるには、ApplicationオブジェクトのQuitメソッドを使います。

次の例では、オープンされているすべてのワークブックを保存してから、Excelを終了します。

Sub SaveFileQuitExcel()

    Dim wbook As Workbook

    For Each wbook In Workbooks
        wbook.Save
    Next wbook

    Application.Quit

End Sub
  



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