Excelとの通信を開始する方法

◆概要
このページはExcelとの通信を開始する方法について記載しています。

◆Shell関数、DDEInitiate関数

DDE(Dynamic Data Exchange)でExcelとの通信を開始するには、Shell関数でExcelを起動し、DDEInitiate関数でDDE変換を開始します。DDEInitiate関数は、DDEサーバーとクライアントアプリケーションとの間でデータを送受信するためのDDEチャンネルを開きます。


通信を終了する場合は、DDETerminateメソッドを使用します。「DDETerminate チャンネル番号」と記述します。


◆使用例
Shell関数でExcelを起動し、DDEInitiate関数でDDE変換を開始します。

Function StartDDE通信()
   Dim ch As Variant
   Dim Sl As Variant
   Dim msg As Integer

   ' Excelを実行する
   Sl = Shell("C:\Program Files\Microsoft Office\Office\Excel.Exe")
   ' ExcelとのDDE変換を開始する
   ch = DDEInitiate("Excel", "system")
   msg = MsgBox("ExcelのタスクID:" & Sl & vbNewLine & _
       "DDEチャンネル:" & ch, , "Title")
   ' DDEチャンネルを閉じる
   DDETerminate (ch)

End Function

◆実行結果

実行結果



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