スタートアップオプションを使用する方法

◆概要
 この資料は、Microsoft Accessの スタートアップオプションを使用する方法について記載しています。


 高いレベルのセキュリティを必要としない通常の環境では、スタートアップ オプションを使って、既定のメニューやツールバー、データベースウィンドウ、および特殊キーへのアクセスを制御できます。以下の手順を実行するには、アプリケーションに、スタートアップフォームと必要なコマンドのみが含まれるカスタム メニューバーが必要です。

◆アプリケーションの保護のためにスタートアップ オプションを使用するには

  1. [ツール]メニューの[起動時の設定]をクリックします。
  2. [フォームの表示]ボックスで、スタートアップ フォームの名前をクリックします。
  3. [メニューバー]ボックスで、メニュー バーの名前をクリックします。
  4. [詳細]をクリックして、ダイアログ ボックスの下の部分を表示します。
  5. 以下のチェック ボックスをオフにします。

    [すべてのメニューの表示]、[既定のショートカット メニュー]、[データベース ウィンドウの表示]、[組み込みツールバー]、[ツールバー/メニューの変更]、および[ショート カットキーを有効にする]
  6. Visua basicで、AllowBypassKey プロパティをFalseに設定します。このようにすると、ユーザーがShiftキーを使って、[起動時の設定]ダイアログ ボックスの設定を無効にすることができなくなります。

参照 AllowBypassKeyプロパティの設定方法については、オンライン ヘルプの[キーワード]タブで「AllowBypassKey プロパティ」の項目を検索し、説明を参照してください。

 ユーザーはAllowBypassKeyプロパティをTrueに戻すことによって、スタートアップをバイパスすることもできますが、Visual Basicでそのためのコードを作成する方法を理解している必要があります。




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