データベースを修復する方法
◆概要
この資料は、Microsoft Access でデータベースを修復する方法を記載しています。
◆詳細
データベースが破損したときは、データベースを閉じ、[ツール]メニューの[データベースユーティリティ]をポイントし、[修復]をクリックします。また、DBEngineオブジェクトのRepairDatabaseメソッドを使ってデータベースを修復することもできます。
RepairDatabaseメソッドは、データベースのすべてのページのリンクが正しいかどうかをチェックし、すべてのシステムテーブルとすべてのインデックスの入力検査を行います。破損の中には、RepairDatabaseメソッドを使っても修復できないものもあるので、データベースファイルは定期的にバックアップし、修復不能なデータ損失が発生しないように注意する必要があります。修復できない破損は、停電などによりシステムが正常終了しなかったときに発生することがあります。
RepairDatabaseメソッドの引数は、修復するデータベース ファイル名1つだけです。たとえば、Cドライブにある「test.mdb」データベースを修復するには、次のコードを使います。
◆Sample code
DBEngine.RepairDatabase "C:\test.mdb"
データベースが修復されると、ファイルサイズが大きくなることがあります。これは、インデックスを作成する過程で、削除されたページがデータベースに残ることあるためです。不要なページを削除するためには、修復後はデータベースを最適化してください。
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