「ワースブレイド オリジナル種族 設定資料」


吸血鬼(ヴァンパアイア)について

・プレイヤ−キャラとしてのヴァンパイア

プレイヤーとしてのヴァンパイアには以下の特徴がある

プラス面
l 通常の人間よりも高い身体能力(SEN AGI)
l 吸血とそれによる体力の回復
l 飛行能力
l 念動力
l 通常の武器によるダメージの減少
   (吸収点に+4 ただし、銀の武器等には効果が無い)

マイナス面
l 太陽光線によるダメージ
l 吸血できない事によるダメージ(餓死)
l 聖職者による奇跡の対象外になる
l 練法師になれず、表門練法によるダメージは2倍になる
l 表門,および門外の聖刻器の使用ができない(当然繰手なども不可能)
l 人間と違うため魅力度が低い (外見修正値によってフォロー)
l ごつい鎧,武器の使用禁止(イメージの問題)

キャラクター製作による変更点
l SEN AGIは4D5 CHAは2D5
l 職業は戦士か俗業
l 吸血鬼レベルの存在 (乗馬2レベルと吸血鬼レベル1を置き換える)
l 吸血ポイントをつけ加える

・吸血鬼レベル
  いわば吸血鬼の格とでも言うべきもので、
 このレベルが二つ上がるたびに吸血ポイントの上限が3ずつ増える。
  5レベルまでが平吸血鬼(ランクE)、15レベル以上になると取締役クラス(ランクA以上)

  吸血鬼レベルの取り方(取得方)は吸血鬼によって因子を植えつけられるか、
 ある儀式をすることで0レベルの吸血鬼になれる。
  0レベルでは能力の制御がきかず回復力があるだけの存在で、
 場合によっては理性の無い獣である。


・吸血ポイント
 その吸血鬼の腹具合のポイント。始め(1レベル)は上限20ポイントで始める(レベルアップ可能)

 10以上 満腹
 9〜5 空腹感がある
 5〜3 餓えて餓えてしょうがない(正気を保つのにWILロールが必要)
 2、1 餓死直前(1D10で10が出ないと正気を無くす)
 0  餓死


・吸血ポイントの減少
  何事も無い場合1日1ポイントの吸血ポイントが減少する。
  それに付け加え昼間の行動(対太陽光線フル装備で)では20分に1ポイントずつ減少していく。
 また何の装備もしていない場合は1分ごとに1ポイント減少する。


・吸血ポイントの回復
  吸血ポイントの回復には新鮮な血液の摂取しかない。
  動物(哺乳類)ならどれでも良いが、人間、それもその吸血鬼の好みに合ったものならば
 より多く回復できる。

 人以外の動物なら体力点3点につき吸血ポイント1点
 人なら体力点1点につき吸血ポイント1点
 人でも好みの者なら体力点1点んにつき吸血ポイント2点、回復する。

  ちなみに、表門練法師では陽門の血だと3点、それ以外の門の血だと2点のダメージを精神、
 肉体共に受けるので注意。
  またこの値はあくまで目安で、多少の上下はある。


・吸血
  吸血をするには相手に体術で勝つなどして取り押さえる必要がある。
  2セグメントごとに1点、体力点を吸う事ができる。


・吸血ポイントの使用
体力の回復
  吸血鬼は人間と違い休息による体力の回復は存在せず(精神、LUCは回復する)、
 吸血ポイントによる体力の回復が存在する。

 軽傷時には吸血ポイント1点につき2点、重傷時には1点につき1点、
 昏睡時には2ポイントで1点の体力が回復する。


特殊能力の使用

念動力
 軽い労働 1ポイント以下
  例 スプーン曲げ、りんごを浮かすなどの大雑把なもの  

 少し重い労働   1〜2ポイント
  例 武器を飛ばす 40キログラム以下

 重い労働     3〜4ポイント
  例 人間を浮かばせる、ふっとばす

 圧倒的に重い労働 5ポイント以上
  繰兵相手に喧嘩を売る(15は必要)

(注意点)
 正確に狙う場合、精神点も同時に消費する。距離範囲などによりマスターが判断する。


衝撃波

 念動力の一種として衝撃波があるポイント1点につき1D5+吸血鬼レベルのダメージを与えられる。
 1セグメント中同時に吸血鬼レベルの半分の回数だけ使用可能。

 命中判定は吸血鬼レベル+WILL 完全成功値は8


飛行
 飛行速度は人間の走る程度まで(時速16キロまで)
 高度は10+(吸血鬼レベル÷3×5メートル)
 吸血ポイント1点につき5分間の飛行が可能
 重量は人間一人に皮鎧、武器少々(100キロ程度)ぐらいまでが上限。

拡大
 吸血鬼ポイントを多く消費する事により飛行や念動力を増幅する事ができる。
 それ以上だと倍倍に増えていく。

 ちなみに、9レベル以上の吸血鬼になると飛行や低レベルの衝撃波などは消費無し


コメント
 これは初期の設定で、話を進める都合上変更点がありました。
 血液摂取を少し甘くし、また月光が苦手な吸血鬼にしたいとの要望でしたので、
その点をアレンジしました。

 あと超常の存在ではないため、霧になったり変身したりはできません。
 元ネタは『僕の血を吸わないで』阿智太郎著 電撃文庫 の吸血鬼の設定です。

 参考にしていただけたら幸いです。


トップページへ