「ワースブレイドリプレイ 決闘代理人 資料編」


はじめに
このシナリオは東方冒険記の冒険からしばらく後の話で、場所は港町アルカムです。
登場人物は東方冒険記のパーティに吸血鬼が1人加わっています。
東方冒険記の後にこのパーティは海岸に出てくる巨大生物(巨大ガニ、巨大シャコ等)を倒し、
エタナの町でそこそこ有名になっていました。
また、海で幽霊船との戦いもありました。(私ではなく別のマスターのシナリオです)

新規登場人物
PC
ルーマニア・ドラキューレ 外見年齢22 男(戦士?)
吸血鬼の青年 銀髪碧眼で黒のマントといういかにもな格好をしている。
 冒険の目的は「究極で至高の美味なる血を求める」というものだが、
いままでまっとうに人間の血を吸ったことは少なく、
いつも魚や動物の血で飢えをしのいでいる。
 園芸用の血粉で体が回復するという、ある意味お手軽な回復方法をもっている。
 ちなみに「吸血屍」とは別の種族である。
 特殊能力として飛行、念動、回復等がある。
 通常、吸血鬼は直射日光に弱いはずだが彼は例外で月光に弱い。

NPC
ローディス
 今回の依頼者。
 コルアラ家の執事、名前が売れているというだけでPC一行に決闘の代理人を依頼するあたり
人を見る目が有るのかいいかげんなのかわからない。

ピエール
 今回敵として登場する青年貴族 レイピアの名手


シナリオについて
 今回のシナリオではじめから決定していたことは

1 決闘の代理人をする。報酬は500〜1000ゴルダ

2 代理人として相応しい技能を身につけるための特訓を行う。
  この特訓メニューはプレイヤー発言とダイスで決める。

3 対戦者ピエールの能力値はPCの武器技能と同等

 だけです。所要時間15分 
 多分私の今までのシナリオの中で最も準備が短いシナリオです。
 
特訓メニューについて
 今回のシナリオのメインは決闘ではなく、それまでの特訓です。
 特訓のメニューはプレイヤーが発言し、それをマスターがメモしていき、
ある程度でたら表を作り1D10で特訓のメニューを決定するという方式です。

 そして、出たメニューをもとにどんな特訓をしているかを各プレイヤーが発言し、
その中で最もウケた方法を実行しました。

 ちなみに実際出たものは
1 崖から飛び降りる岩を避ける(受け止める)
2 千本ノック
3 滝のぼり
4 滝にうたれる
5 レイピアで野菜のかつらむき
6 頭に本を載せて歩く
7 山ごもり
8 茶(テーブルマナー)
9 回避
10帝王学
・・・でした。

このように、発案する人間によって真面目な特訓になるか
ギャグな特訓になるか決まってしまいます。

拡大
 このシナリオに奥行きを出す場合は決闘の場に暗殺者を出したり、
操兵の決闘にすることなどが考えられます。
 また第3者を出しても面白いと思います。


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