「第7話」


 楓は『目標』の背後を慎重に取った。気配を「絶つ」のではなく、周囲の気配に「溶け込む」事を心がけて。今回は上手く行く自信があった。足音を忍ばせて『目標』に近付く。手にした木剣で相手の後頭部を……。

 パシャッ。

「ござっ!?目が、目が〜〜〜っ!!」

 楓はいきなり零距離でカメラのフラッシュを焚かれ、目を押さえてのた打ち回る。『目標』がいきなり振り返って、カメラのシャッターを押したのだ。『目標』――相川始は苦笑しつつ立ち上がる。

「惜しかったな。隠行はかなり良い。気配そのものを隠すのは自信を持っていいぞ。俺でさえ時々居場所を見失った。
 ただ、殺気?闘気?そう言った物を消すのはまだまだだな。殴りかかる寸前、首筋にチリチリ来た。」
「うう……。目がチカチカするでござる〜〜〜。」
「「相手を倒す」とか気張らずに、そうだな……。単に作業をこなすような感じで……。
 聞いてるか?」

 始は現在、手合わせと言う形で、山中で行われている楓の修行に付き合っていた。何故かと言うと、ぶっちゃけた話、暇が出来たからである。
 関東魔法協会、関西呪術協会の日本の二大協会の他、イギリスやイスタンブールの海外の魔法協会、大小何十もの悪徳魔法使い達の組織、更にはこの世界と並び立つもう一つの平行世界、『魔法の国』……それらに関する概要は、麻帆良学園に敵対する魔法使いや呪札使い達を捕らえて尋問する事で、情報を得ていた。もう既に、この方法で手に入りそうな情報は大体集め終わっている。
 始は、魔法使いの社会について、社会科の初等教本ぐらいは書けるほどの知識を手に入れていた。正直、情報を集めすぎである。本来の目的は、モノリスを隠匿していそうな「裏」の組織=「魔法の組織」の情報を手に入れるためだったのであるから。
 あとやる事と言えば、それらの情報の整理と、なかでも最もモノリスを隠している疑いが濃い組織『関東魔法協会』とどうやって接触を取るか、その方法の考察ぐらいである。そこで始はあまり根を詰めるのも何だと、少々休みを取る事にしたのだ。
 そこで思い出したのが、楓とした約束である。暇が出来たときなどに、手合わせに応じる、と始は言った。その事を思い出したので、律儀にも楓に連絡を入れたのだ。そして今、楓は枝を削った木剣、始はストロボ付きカメラを得物に、何度目かの手合わせをしていたのである。

「とりあえずこれぐらいにするぞ。あまり根を詰めても効率が悪くなる。それより、そろそろ食材探しを始めないと昼飯に間に合わないんじゃないのか?」
「確かにそうでござるな。では……。」

 楓は山篭りの際、食料は基本的に現地調達である。山菜や茸を取ったり、魚を取ったりするのだ。今も彼女は16分身してあっと言う間に大量の山菜や茸を仕入れている。
 始は苦笑してそれを見ながら、釣竿一式を組み立てている。釣竿は竹製の和竿。針は毛鉤である。と、始は意識を楓「達」の向うへ向ける。何か覚えのある気配が、彼の感覚に引っかかったのだ。叫ぶ声がする。

「「「うわあああ〜〜〜!?ニンジゃだーーーっ!!!」」」
「ネギ坊主ではござらんか。にんにん。明日菜殿も。」

 楓は分身を収めた。あっという間にあれだけ沢山居た楓が1人になる。始はそちらの方へ歩いていった。

「そっちの少年は知っているが……そちらの少女は誰だ?」

 演技である。始はカリスの姿の時に、神楽坂明日菜とは出会っている。そうとは知らぬ楓は、明日菜を始に紹介する。

「神楽坂明日菜と言う拙者のクラスメートで、ネギ坊主の保護者でござるよ。バカレッドの異名を持つ強者でござる。ちなみに拙者がバカブルー。」
「誰がバカレッドよっ!!」
「そうか。俺は相川始と言う。野生動物を主に撮っている写真家だ。よろしく。」
「あ、よろしく。」
「相川さん、お久しぶりです。前回はどうもご馳走様でした。」

 ネギが律儀に頭を下げる。始は苦笑した。

「そんなに恐縮しなくてもいいぞ。それより、今日はどうしたんだ?こんな山奥まで。」
「あ、山篭りなんです。カモく……明日菜さんの発案で。」
「え!?……あ、そ、そうそう。あたしの発案なんです、ね。週明けにエヴァちゃん……ああ、エヴァンジェリンって言って、あたしたちのクラスメートなんですけどね。その娘とちょっと勝負を付けるんで。……あ、もちろんゲームみたいなもんですよ。ゲーム!!」

 そのあからさまに誤魔化そうと言う台詞に、始はこの山篭りがあのカモとか言う小動物の発案だと理解する。まあ、小動物が人間並の知性を持っていたり、喋ったりするなど、『一般人』である楓や始の前で言えるわけも無い。ついでに言えば、始の耳はかすかな呟き声を捉えていた。

(……って言うか、山篭りっつーより緊急避難なんだけどな。兄貴には言わなかったけど。あのロボを襲撃した事をエヴァンジェリンが知れば、何やらかすかわかったもんじゃねーからな。兄貴の手前、寮生達を巻き添えにするわけにもいかねーし。
 週明けまで時間かせぎってわけだ……。)

 明らかに、その呟きは明日菜の肩に乗っている、カモの台詞であった。あの小動物も少しは物を考える様だ――と始は妙な感慨を抱く。特にネギ少年に下手な心配を掛けないために知らせなかったこと、女子寮の寮生達を巻き込まないように配慮した事は評価できる。ただしそれでも、最初にネギを唆した事によるマイナス評価を打ち消すほどには至らなかったが。
 始は言った。

「これから昼飯用の魚を釣るが、お前らも見に来るか?特に長瀬はじっくり見て、コツを掴んでおけ。」
「は、『何か』やるでござるか?」
「何、『奥義』を一寸ばかり披露してやる。」
「おうぎ、ですか?」
「へー、面白そう。」

 始は崖の方へ降りていく。いい釣り場が、崖下の谷川にあるのだ。楓はネギをかかえると、後に続く。その後を明日菜がおっかなびっくり付いていった。
 崖下に着くと、そこは清流であった。見た目にも沢山の岩魚が泳いでいる。始はひょいひょいと見晴らしの良い岩場まで岩伝いに歩いていくと、竿を構えた。楓は不審そうに呟く。

「岩魚は警戒心の強い魚でござるからな。あんな風に堂々と姿を曝していては寄って来ないでござる。始殿、いったい何を……。」
「へー、そうなんですか。」
「ちょっと、見えないわよ。」
「しー、静かに、でござるよ。」

 始は竿を構えたままじっと動かない。と、その時である。ネギ達は目を疑った。楓は額に汗しながら、目を凝らしている。なんと、始の姿が薄れ始めたのだ。

「「「「げっ!?」」」」

 無論、それは錯覚である。機械式カメラで写真を撮れば、始の姿はしっかりと写っていただろう。だが、彼が完全に気配を消す事によって、その姿は背後の岩肌に溶け込んで見えたのだ。ちゃんとネギ達の『目』には始の姿は映っている。しかし『認識』する事ができないのだ。岩魚も騙されて、隠れていた水中の岩陰から出てくる。
 始は竿を振る。だが、その動作すら見物人には認識できない。ネギや明日菜、カモにはまるで毛鉤が本物の羽虫のように宙を舞っているようにしか見えない。楓は『奥義』の原理を始から聞いてはいた。だから必死に『目』だけで始の姿を捉えようとする。しかし完全に成功しているとは言い難かった。

(明日菜殿達一般人でコレでござるからな……。心眼で物を『視る』事に慣れているそこそこの使い手であれば、逆に正真正銘何も無いと誤魔化されてしまうでござるな……。)

 毛鉤は水面近くを舞い、たまに水面に降着する。するときらりと魚影がきらめき、次の瞬間高々とゴボウ抜きに釣り上げられる。その岩魚が魚篭に放り込まれると、また毛鉤が宙を舞う。たちどころの内に、魚篭は岩魚でいっぱいになっていった。

「つ、釣りキ○三平でござる、釣り●チ三平の世界でござるっ!」
「古い物、知ってますね。」
「そう言うあんたはイギリス人の10歳のくせして、なんで知ってるのよ。」
「あ、兄貴っ!あの人何者ですかっ!?」

 ぶっちゃけた話、釣り漫画『釣りキチ○平』には、これと同じ様なシーンがあったりする。それに登場する毛鉤作りの名人は、釣り勝負に勝利するためだけのために奥義たる『石化け』を使っていた。まさしく「釣りキチ」である。――閑話休題。
 始は4人+αでは普通食べ切れないほどの――それでも健啖家揃いのこのメンバーなら食べ切ってしまうのだろうが――岩魚を魚篭に収めて戻ってきた。彼は楓に話しかける。

「と、まあ今のが『石化け』の一例だ。俺の場合、野生動物の写真を撮るために身に着けた技術だからな。あまり派手には動けないんだが。」

 嘘である。本当は気配を隠したまま、それこそ野生動物並の機動性で動き回る事ができる。もっとも一部のアンデッドの超感覚や、ロボット等の高精度高感度のセンサー相手には、残念ながらあまり役立たないが。
 楓は感服した様子で、始に応えた。

「いや、驚いたでござる。隠行を極めれば、あそこまでになるんでござるなあ……。いや、今のは拙者、心底感服つかまつったでござるよ。参考になったでござる。にんにん。」
「いやほんとに凄いです。もうなんて言っていいのか……。」
「なんかあたし達の周りに普通の人間って、居ないわよね……。」
「いや、こいつは凄えぜ。魔法も使ってねーってのに、姿隠しの魔法並の事ができるんだからよ。」

 と、楓がまったく別の話をする。

「ところで、そのオコジョ……喋るんでござるな。」
「「「!」」」
「ああ、俺も喋るオコジョは初めて見た。喋るオウムや九官鳥、鴉なら見たことあるがな。」
「あ、あわあわ……。」
「い、いやコレには事情があるのよ、いやその……。」
「キュ、キューキュー。」

 3人、否2人と1匹は大慌てである。カモは今更ながらただの小動物の振りをする。既に手遅れではあるのだが。
 もっとも本当は、始にとっては喋る人外など珍しくも無い。だからカリスの時にカモに出会っても別に全く動じなかったのだ。元の世界における戦いでは、人間の言葉を喋らなくとも、アンデッド語だったらいくらでも喋る連中がゾロゾロ居た。しかも中には人間の言葉を喋る奴、人間に化けられる奴まで居たりする始末だ。そんなわけだから、始にとっては喋る動物がいようがいまいが、そんな事はどうでも良いことなのだ。もっとも、それが異常な事だと言う認識もきちんと持っているが。
 ネギは慌てて言い訳をしようとする。

「あ、いやこれは、ええと、その……。」
「ちょっと、どーすんのよっ!このエロオコジョ!」
「カモっす、姐さん!」

 だが何も思いつかない。明日菜もカモも、右往左往するばかりだ。始と楓は顔を見合わせる。泡を食ったネギは、魔法で2人の記憶を消そうとする。彼は杖を構えた。

「ラズ・テル、マ・スキル、マギステル、あだっ!」
「何やってんのよっ!またアンタ、パンツ消すつもりっ!?魔法に頼りすぎるのはやめなさいって言ってるでしょ!」
「で、ですけど明日菜さん……。」
「魔法、でござるか?」
「そう言ったな。」
「「「あ。」」」

 更に事態は悪化。

「あーーーっ!どーしよー、どーしよー!」
「姐さーん!今のはマジぃっすよー!」
「うっさいわねっ!わかってるわよ!!」

 もう大騒ぎである。そこへ楓が声を掛けた。

「んー。何か大変なのはわかるでござるが、とりあえず昼食にしないでござるか?せっかく新鮮な山菜や岩魚があるでござるし。」

 結局の所、昼食を摂って落ち着く事になった。





「ほう、ウェールズの魔法学校から、修行のために日本に……。マギステル・マギ――立派な魔法使いになるために、か。しかしまた、無茶な課題をもらった物だな。」
「相川さんは、子供が無理に大人になるって事に、反対なんですよね……。」
「あ、大丈夫ですよその辺は。コイツ滅茶苦茶子供なんですから!この前だって人の布団に……あ、いえ何でも。」
「お。この岩魚美味ぇな。塩振っただけで、これだけの味が出るもんかねー。」
「にんにん。かわりにそちらのオニギリもらうでござるよ。」

 先程までの大騒ぎはともあれ、なんとかネギ達2人と1匹は落ち着いたようだった。と言うか、落ち着き過ぎな気もする。食事が無くなり掛けた頃、ネギは楓と始に頭を下げた。彼は叫ぶように言う。

「お願いです!どうか魔法の事は内緒にしておいてください!じゃないと仮免没収の上に強制送還、いえ、それどころか魔法をバラした罪でオコジョにされちゃうんですっ!」
「私からもお願い、相川さん、楓ちゃん。」
「俺っちからも頼んますっ!兄さん、姐さんっ!」

 始と楓は顔を見合わせる。始が口を開いた。

「別に誰にも話す気は無いから、安心しろ。子供を苛めて楽しむ趣味は無い。」
「あいあい。拙者も黙っているでござるよ。だから安心するでござる。にんにん。」
「あ、ありがとうございますっ!」
「よかったわねネギ。話の分かる人達で。」
「いやあ本当だぜ。」
「しかし……。」

 始は眉を顰めて言う。

「しかし、いくら魔法を秘密にしなければならないと言っても、いくら天才少年だからと言っても、子供をオコジョにするのか……。子供には、大人と同じ責任を負わせる事は本来不適切だと言うのに……。年端も行かない子供に大人と同じ刑罰を科すのか。
 そんな事をするのであれば、最初から適切な監督役・補佐役をきっちりと付けるなり、なんなりすべきだ。子供なんだから。だが魔法協会とやらは、それを怠っているとしか思えんな。
 まあ、機密保持のために殺したりしないだけまし、と言う物か。納得はできんが……。」

 始は不機嫌そうだ。威圧感が周囲に漂う。周りの人間達は、背中に汗をかいた。幸いな事に、怒りの矛先が彼らではなかった故、なんとか我慢できたが。
 と、威圧感が消滅する。始が自制を取り戻したようだ。彼は苦笑して謝罪する。

「すまん。雰囲気が悪くなってしまった。」
「あ、いえ。確かに相川さんの言うとおりだと思います。ネギがいくら間抜けだからって、大人と同じ刑罰ってのは、確かに……。」
「僕は、それが当たり前だと思ってましたから、よく分かりませんけど……。でも心配してくださって、有難うございます。」

 ふと始は何か思いついたようだ。彼は置いてあった荷物の所へ行くと、ごそごそと何か取り出した。彼はネギの所へ戻ってくると、それを差し出した。

「少年。お前は学園の魔法使いと面識があるんだな?」
「あ、はい。」
「だったら、少々確かめて欲しい事がある。この紙に印刷されている黒い石板……モノリスを、魔法使いたちが持っていないか聞いてみて欲しい。もしかしたら、中途で捻れた形に変形しているかもしれない。」

 彼が差し出した紙には、例のモノリスの写真が印刷されていた。これは石材店の広告から適当に似た感じの石板を選んで画像取り込みし、フォトシ○ップで修正を加えて作った画像である。なお、紙は2枚あり、2枚目には捻れた状態のモノリスが印刷されている。
 楓がネギ達に説明した。

「始殿は、その黒い石板をずっと探しているんでござるよ。なんでも相当な危険物だとか……。」
「ああ、けっこう危ない代物だ。」

 本当は戦略核や戦略BC兵器レベルの危険物である。だが、始はネギに余計な心配をかけないために表現をぼかした。

「もし魔法使いたちが安全に保管しているのならば、それはそれでもいい。だが、もしも下手に手を出していたりするなら……。
 いや、先走り過ぎだな。少年、頼めるか?」
「あ、はい。わかりました。聞いてみるだけでいいんですね?」
「ああ、かまわない。」

 始は柔らかく笑った。思わぬ所で、問題の解決の糸口が見えてきたのだ。文字通り子供のお使いレベルとは言え、下手に自分で魔法協会と接触するよりも安全な道が開けた事に、始はほっとしていた。
 心の重荷が軽くなった始は、ふとあることに気付く。彼は明日菜に問いかけた。

「そう言えば、週明けにエヴァンジェリンとなんとかと言っていたな。」
「え!あ、いやエヴァちゃんはその、えっと、あの。」
「エヴァンジェリン本人とは面識が無いが……。」

 これも嘘である。だが、エヴァンジェリンと『相川始』は面識が無いのも事実だ。エヴァンジェリンとはカリス状態でしか会った事がない。

「だが彼女の従者の絡繰茶々丸とは知り合いだ。そこからエヴァンジェリンを紹介してもらう事もできる。何かトラブルなら、間に入って口を利いてやってもいいぞ?」
「あー、なんなら拙者も手伝うでござるよ。」
「あ……。」
「……いいえ。」

 明日菜は少々戸惑いを見せた。だがネギは少し考えた上で、きっぱりと謝絶した。始の片眉がぴくりと上がる。ネギは続けた。

「僕らでどうしようもなくなったら、素直に誰かに頼ろうと思います。相川さんがこの間おっしゃった通り。でも、まずは自分達で出来る限りやってみたいと思うんです。
 ……既に、明日菜さんやカモ君の手も借りていますし。」
「……そうか。頑張れ。」

 始はぽん、とネギの頭に手を置くと、軽く撫でる。ネギは不思議そうな顔をしていた。

「……相川さん、どこかで僕を撫でました……よね?前回でしたか。」
「ん?ああ。」
「んー、他にもどっかで……。気のせいだったかな?」

 ネギの頭を撫でたのは、他にもカリスの姿の時に1回やっている。始はごまかした。

「いや、前回だけだぞ。覚え違いじゃないか?」
「そっかなあ……。うん、そうですよね……。」
「さて、晩飯の食材を集めるか、長瀬。」
「そうでござるな。早く始めないと、晩御飯抜きになってしまうでござる。」

 釈然としないネギをよそに、一同は食材を集めるために動き始めた。崖を登って茸を採りに行ったり、蜂の巣を横取りして熊に追われたり、その熊をまた始が威圧して金縛りにかけたり、始が獲って来た大量の蛙を見て楓が気を失ったりした。ちなみに蛙は中華料理では高級食材で、鶏肉に似た味がするそうである。
 その夜は、始とネギ、楓と明日菜で2つのテントに分かれて泊まった。カモがこっそり女性陣のテントに忍び込んで、ぎゅうという目に合わされたのは言うまでもない。


あとがき

 今回は楓の修行ネタと、ネギの魔法バレネタでした。いや、前回カリスの説教で、ネギが自己完結しちゃったんで楓の出番が1個削られそうだったので、つい楓の出番を(笑)。ネギやカモ、明日菜って、本編でも随分迂闊ですよね。今回はその迂闊っぷりを充分に発揮してもらいました。
 ところでもしも感想を書いていただけるのでしたら、掲示板へよろしくお願いします。


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