ARII 1/600 旧日本海軍 超ド級戦艦 大和


 ラジコンにするのに手ごろな大きさ(そして手ごろな値段)
ということでこのキットを選んでみました。


 電装系は今は使っていない
ミニッツ01(ブレーキなし直バック)のものを使用します。
 まずは艦隊の上にある主構造物から普通に作っていきます。
合いが悪いので、接着剤はぬっちょりと多めに。
 接着剤が乾くまでにこちらの作業。
塗料はミスターカラーの32番、軍艦色(2)を使いました。


 乾いたらタン(木)の部分をタミヤカラーAS-15でぬります。


 その後、とにかく上部構造物をつけます。
パーツは個々に塗って後から接着のほうがいいですね。


 煙突の後ろのアンテナは、ラジコンのそれにもするので、
ちょいと手を加えますから後で作りましょう。
 電池は交換するので穴をあけてねじをナット止め。
 前にひとつ、後ろに二つ。


 上からかぶせるだけなので簡単に取り外せます。
 ミニ四駆のノーマルシャフトと0.5のプラ板を使って
それらしく舵を作ります。


 艦体に元からついている穴を利用し、下から

 1.自作した舵+シャフトを穴に通す。
 2.ミニ四駆のはと目(上に凸)
 3.艦体
 4.ワイルドミニ四駆のはと目(下に凸)
 5.ミニ四駆のはと目(下に凸)
 6.ミニ四駆の緑のスパーギアの順に通します(注)


 (注)
 この時、ギアの下は平らになるようにきるのと、
シャフトにさしたときに真横になるように1.0mmの穴を開けて
サーボからのリンケージをつなぐ準備をします。
 ふたをかぶせて舵がスムーズに動くかを確認したら
舵をばらして艦体を塗装。

赤はミスターカラーの68モンザレッドを使いました。


 このときに舵を通す穴にあるはと目(上に凸)も
一緒に塗ってしまいましょう。


 塗装が乾いたらもう一度舵を同じように組み立てます。

 ふたの上にあるのは
1/10ラジコンのクロススパイダー
*1です。
接着はせずにこれでとめます。




*1

ITEM53500 (OP500)
アッセンブリーユニバーサル用クロススパイダーセット
 
 アンテナを通す穴です。

図の場所に1.5mmの穴を開けて
真鍮パイプ1.4*1.0を下に貫通、固定します。
 穴を開けたところに来るパーツNo,72は使わずに、
1mmピアノ線で同じかんじに。ほかは普通に組み立て。
 使わなかったものと、組んだアンテナです。
 ここを組む時はゼリー状の瞬着がいい感じ。

 ピアノ線の曲がってるとこより下は塗装をむいておきましょう。
 通電しなくなってしまいますので。


・・・受信アンテナにしてはちょっと短いかな?
 上で作ったアンテナを真鍮パイプにさしこみんで、
残りを組み立てましょう。

 クレーン部分は後ほどつくります。


とりあえずこれで艦体の外は完成です。


次は内部の動力、電装系を作りましょう。


 ラジコンユニットを組み入れましょう。
自分は最終的にこのような形になりました。


 サーボユニットには
端にミニ四駆のアルミスペーサーを接着し、
ピアノ線(1mm)のリンケージを入れる穴とします。


サーボケースの固定には両面テープを使います。
結構丈夫なんですよ。


 リンケージは多少長くても写真(上)のように
曲げればいいので、多少長めに取ってもかまいません


 
配線コードに余裕を持たせすぎたので、
そのうち取り回しをきれいにしたいところ
 

・・・後半田がうまくなりたい。
 キット付属の黒い配線から
10cmぐらいを三本切り取りましょう。

 その両端をはがし、金具にくくりつけ、水色のように配置。

電池の置き方が表示と違うので気をつけてください。
自分はマジックで書いちゃいましたが・・・。

 赤い太線と黒い太線は、基板への電源コードとなります。
 写真は赤長、黒短ですが、どっちにするかはお好きにどうぞ、
 基板のアンテナ線をとって、もうちょっと長いものに交換。
この配線はキット付属の残りを使います。

 反対側はこのように1mmのピアノ線に半田付け。
 そしてパイプにさしこみます。

 電池交換などがあるので、多少長いほうが便利ですが、
ノイズを拾いやすくなるので長すぎるのも問題になります。
 舵のところを一度ばらして

  3.艦体
  4.ワイルドミニ四駆のはと目(下に凸)
  5.ミニ四駆のはと目(下に凸)

 の間にグリスを充填。
水漏れ対策ですね。
ここは動力側と違って、見落としがちなので注意しましょう。
遊んだ後になどは特にです。


 リンケージを接続して組みなおし
クレーンのパーツを接着
 付属のシャフトをとおして、ミニ四駆のはと目をこのように、

 下はともかく、上は遊んでると結構削れるんですよ。
ガタの原因なるので。忘れずに。


 青いものは舵のときに使ったものと同じです。はと目が上に行かないようにとめるものですね。

同じの切らしてしまっていまして。



 固定位置ははと目との間に紙が一枚入るぐらいで結構です。



 ふたに穴を開けて、たんまりグリスを充填して接着。

 遊んで減ったグリスはこの空けた穴からいれます。
遊ぶ前に確認してくださいね。

完成?



・そして実戦配備後の改装が下。
・コードがごちゃごちゃしていたのでちょいとまとめる。

・艦首がちょいと浮き気味で落ち着かなかったため、ウエイトを乗せて、すわりをよくしてみる。
合計で19g

・ついでに全部の半田のやり直し、少しきれいになったと思う。
・モーター上の白いのはバランスをとるためのもの、モーターの回転時に反力で傾いてしまうのを防ぐため。

・グリスボックス左の黒い線みたいなのはグリスが飛び散った跡
ちょっとずつ出てきてしまうので、穴からちょくちょくと継ぎ足す。

・穴はそのままだとグリスを巻き上げてしまうので、
ふたをしておいたほうがいい。
・バックするときは注意、

大和型は後部が低くなっている上に、
スクリューが下向きになっているため、後退すると後部が下がる

この艦体では舵のメンテナンスのために
そこが水密されていない ということで、下手すると沈むw



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