日本みつばちが教えてくれること
皆さんは、日本みつばちの存在を知っているでしょうか?

ワタリセ自然農場は2010年より、日本ミツバチで受粉し、イチゴを栽培しています。

実際、イチゴ栽培に蜂を使っている僕も、日本の在来種であるこの蜂のことを何も知りませでした。

皆さんがミツバチと思い浮かぶのは西洋みつばちと思います。
蜜を集めるために欧米で品種改良して作られたアフリカの在来種の蜂です。

一方、日本ミツバチは、西はアフガニスタンのあたりから日本まで生息している東洋ミツバチの一亜種

日本ミツバチは古来から、木の空洞などに巣を作り生息している野生の蜂で、最近ようやく飼育方法が開発され巣箱で飼うことが出来るようになりました。(日本ミツバチは人に飼われている意識はないそうです)

そんな日本ミツバチは高度経済成長とともに森林破壊や農薬の大量散布などで、一時はその存在があやぶまれていたそうです。

僕が参考にしている養蜂家の藤原誠太さんの本には、西洋バチは人間の方を向いているのにたいし、日本バチは自然の方を向いている蜂で、居心地が悪いと移動する「森の自由な住人」

だから「飼っている」のではなく、「居ていていただく」というきもちで環境を整えてやるのが基本

日本ミツバチを何年も飼い続けられる人は、蜂にも自然にも優しい人といえるかもしれないと書いています。

農業をするうえで蜂は無くてはならない存在。

特にイチゴを栽培している僕は、イチゴを作りながら日本ミツバチも守り、環境の事も考えて行かなくてはいけないと思う。

蜂にも自然にも優しい人!   そんな人になれるように・・・               home