2年目も無理を言って、ゲストハウスに泊めてもらった。
文化財の部屋には、先客(外国よりの客)がいた。

保存が大変だと宿主さんは、こぼしていたが、大事にしていただきたい。

さかのぼれば、崇徳天皇(保元の乱1156年?くらいの昔むかしに流された)のお品がある。

 
犬はいないの?

煙突は、40メートル



廃墟の工場


銅から出た廃材で造った無数の煉瓦が続く
 
循環式のトイレ、、、ミカンが育つ、、、、食べる
自然の摂理が生きる。

「西部警察」のロケが行われたところでもある。





直島

明治初期まで
小豆島豊島とともに吉備国備前国児島郡に属していた。

古来より農業には向かない地形で、喜兵衛島に痕跡を留めるような製塩業に始まり、瀬戸内の交通の要衝として漁業や交易、海賊(実際には、海難事故の多い難航路を抑えての水先案内が主であったと言われる)で生計を立てていた



地中美術館




       






    
       

ant-farm(世界の国旗の 中はありの道になぞらえた砂絵になっている)


福武總一郎のヘリポートや船付き場が近くにある。    

途中に草野彌生のカボチャあり。


 
                           

       


幼稚園:1 小学校:1 中学校:1 公文教室:1




日本語教材

ALT(assistant language teacher) の先生が日本語を習っている。
子供たちは、外人の先生に慣れ親しんでいるので、リスニングはスムーズ。
いきなり書きの教材(D)から始められるという。
田舎と思いきや、日本一進んでいる。    

親が会社に勤めているというと、企業は1つなので、「三菱」とのこと。
島は、新しい家、塀がない焼き杉の外壁が多い家、古民家が融合している。
三菱COーOP、うどんや、和食の店がわずかにある。  

百十四銀行、農協、郵便局の通りを通って、ベネッセミュージアムにいく町営バス。 島に1台のタクシーは1台9人乗り 

信号いくつ??ゴミが落ちていない。きれいな島は美観。みんなで、協力しているのがわかる

お世話になった汐○先生。

お名前も塩田らしくて、不思議。
お世話になり、解説もへーーーーと言う話ばかりで、楽しさ2倍でした。
海外は、高松と宇野しか言ったことなくて、ヒコーキも乗っていないとおっしゃるわりには、英語がポンポン飛び出す素敵な方です。「家プロジェクト」の「碁会所」では、
ツバキの時期には、本物を飾っているけれど日頃は、竹もフェイク、カメリアも、なーんて。
公文のポスターもうどんや、生協や焼き杉の家の壁、に貼っているけど、観光客が見ていて、公文が、この島にもあるんだだというくらいで、あまり宣伝にはならないとのこと。

「百十四銀行」の看板の上に、114とあったので、支店があって、直島は、114番目かと思いきや銀行の名前だった。ハハハ。

14年、帰国したALTの外人は、1年で、国語最終教材(L)を修了したとのこと。古典あり、落語の教材。優秀な人だったようだ。

とにかく外人客の多いこと。家族。老夫婦があちこちに。レンタサイクル屋さんに行列ができている不思議な光景を目にした。
今や、銭湯にまでいっぱい。人口3000人くらいの町が、国際的で不思議な魅力ある島。






                   



築400年の三宅邸。天領の時代の庄屋さんの家。三部屋(8人部屋)を二人で、ご自由にお使い下さいとのこと。28畳あった。広すぎ。。。「みんなを連れてきたかった。」と言うと、「ここまでが大変だから、ここだけは連れてこられんよ」と、Oちゃん

  




おおみやけの玄関と庭。文化財は、一般公開はしていない。

この2日間は、タイムスリップ。別世界にいた。説明できないところがいっぱい。「目で見て、体で感じて」をお勧め。シーズン直前に行ったのが、待ち時間なくて、スムーズでよかった。



翌年10月4日、公文自主研仲間で、再び行く
   犬島へ

 直島から、豊島を経由して約50分。人口は54人の島。
製錬所跡の島。1909から、約10年間で操業を中止して、再開することなく閉鎖した。
現在、鉛からでた廃材を利用して、三島由紀夫の東京の住まいの部材を利用したアートワークで構成されている。
遺産、建築、アート、環境をテーマに、想像を逸した芸術に口をあんぐり、、、。

 建築家の三部一博志は、自然エネルギーである太陽熱、地中熱、島の地形、犬島石(花崗岩)銅精錬の副産物の煉瓦、遺産の煙突を活用し、夏は空気を冷却し、冬は暖めるという構造で、館内を安定した環境にしている。
トイレの汚水を海に流さず、植物の力を借りて水を浄化し、その水で樹木を育てて、収穫しているとのこと。
環境に気を配るとこのようにうまく循環するのだと、驚き感心させられた。

それで、トイレの構造もうなずけた。


直島―犬島は1日3便しか船がなく、危うく最終便を逃すところで、今年もまた走った。
息子親子とうまく岡山で合流できて、よかった。犬島には、仲間と別れて、一人で行く予定であったが、とても一人では、廻れないところであった。

  
A邸  「リフレクトゥ」          S邸  「コンタクトレンズ」


C邸

  

犬島の島犬(個人のお宅)          チケット売り場



豊島 (家浦港)

*豊島美術館
岡山11時30分着。JRで宇野へ。12時35分着。徒歩 宇野港着12時40分、船の時間を知らず切符売場へ。「豊島へ、、、、。

ホッとするまもなく、あと5分で出るから、あの、白いテントのところまで早く行ってください。
えー、あの向こ〜〜うに見えるテント?猛ダッシュ!!!JJJ〜〜! いきなりの試練!!

切符売り場から、船までの離れていることといったら、こりゃあ、走れない人は、間に合わない。
あきらめる?しかし、次の便は当分ない。

自転車のおじさんが、走る我々の横を抜いて、船着き場に。
どうやら、あと、二人がくるから、待ってやってよと伝言に行ったみたい。
この時代、自転車で、伝達??
風を切って気持ちがよいこと。帽子、カツラは、飛ぶからご用心。
12時45分発 座らないうちに、いきなりうなって、船は飛び出した。間に合わず次の便(いつ?)にした外人さん。かわいそ、、。

1時10分豊島、家浦港着。
レンタサイクルで、豊島美術館へ。上り坂あり。どんどんこいで20分。貸し出しのおっさんに、30分かかるから、15時55分(直島宮浦行き最終)に乗るには、15時30分に帰ってくるように、と言われた。

島の端にある「心臓音のアーカイブ」には、無理だろうといわれたが、しっかり行けた。おっさん無理と思ったか、は、は、は。

信号はない、軽自動車が、数台通るくらいだから、自転車も楽。
上りより下りが、こわいくらい海に突っ込むくらいのスピード。子供のころに戻っていた。
ひゃ〜〜〜。すずしい〜〜。帽子も脱いで、快走。

  

左の白い卵のようなドームの中は、靴を脱いで入る。
「小さな、水たまりと小さな玉がありますが、踏まないでください。」と案内された。
白い石膏のような床と広い空間。見ると水滴が、あそこにも、ここにも水滴が、音もなくツーッと動くと、近くにある水たまりに、吸収されてしまう。
また、ほかの水滴が、ツーッと動く、引っかかるところがないと、さらに動いて、とまる、あるいは、1センチほどの穴に、コキーンと音を立てて静かに入っていく。ナイスパーみたいにカップに入るごとく。
不思議な世界。



*心臓音のアーカイブ

クリスチャン・ボルタンスキーは人々が生きた証として、心臓音を収集するプロジェクトを2008年から展開しています。
「心臓音のアーカイブ」は、これまで氏が集めた世界中の人々の心臓音を恒久的に保存し、それらの心臓音を聴くことができる小さな美術館です。

心臓音がドックドック鳴るのが外まで響く。5万人の世界の登録者の音。
強く打つ人は、明るいランプがつく。聴けるのは、世界でここだけとか。
この建物の外に立って眺める静かな瀬戸内は、最高。一幅の絵のよう。

後日のこと
北野たけしが秋の芸術祭の前に、豊島を訪れて、自分の心臓音を登録して、自分の音を聞いていた。
ボルタンスキーと知り合いだとか。さすが、、、。

3時半に港に戻り、直島(宮の浦)行の船に乗る。15時55分発

宇野港を出る


三菱マテリアル
(直島を見つつ、豊島へ。)

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      2013/7/16、17 --------------2014/10/4、5

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