OBの鈴木準一さん黄綬褒章受章     2011/11/25

 サイト閉鎖中の昨年の秋、OBの鈴木準一さんが黄綬褒章を受章されました。
2010年11月2日付け、中日新聞に掲載された記事から転載します。

  
                   「 山車や屋根、職人の技 」


 父の下で修業し、独立。四十八年間、板金業に携わる。名古屋市文化財の山車「神皇車」や熱田神宮奉納殿の銅板屋根、COP10会場の名古屋国際会議場のステンレス屋根などを手掛けてきた。「自分の力は十分の一だけ。支えてくれた妻や両親、組合の皆さんに感謝したい」と喜ぶ。
 ミリ単位の細かな作業に加え、現場ごとにさまざまな工夫が求められる創造的な仕事だが、業界は後継者難に悩む。「教育や報道など社会全体でモノづくりに興味を持たせるようにしてほしい。」件を代表する職人として、切実に願う。


また平成22年11月の三宅先生のメッセージの抜粋です。

OBの鈴木準一君が、現代の名工のひとりとして、国から勲章(黄綬褒章)を受けられて、涙が出るくらいうれしかった。