三宅先生からのメッセージ 2006/06

旅は、三宅おじさんの学校

山口県光市で子ども会指導者の研修に出席。
百名余の世話係の人々に講演の中で
「長州の偉人『高杉晋作』を知っている人手を上げてください」
と語りかけると、大半の人は手を挙げず、
「郷土の偉人を知らない」と少々がっかり。
ただ吉田松陰先生を知っている人は多く、救われました。
「明治維新のかくれた歴史的人物を知らない」ことを
学ぶことができました。
私たちはいつの間にか足元の教育を学ぶことを
怠っているのではないでしょうか?
                              
もうひとつ、三宅おじさんの悲しみは、
航空隊で学んだ仲間が、
今年の戦友会で七名になってしまったことです。
七名の中で、三人は杖をつき、
二名は耳が遠く、一人は人工透析をしている。
元気なのは三宅おじさんともう一人の戦友だけ。
八十五歳にもなるとみんな弱くなっていく。
            

一番大事なのは、健康づくり。
そしてもうひとつは友達を作ることです。
中日こども会も60年。
みんな尊い友達です。

どうかみんなに手紙を出し、電話をかけ、
語り合ってください。励ましあってください。
三宅おじさんは月のはじめにいつも、
メッセージを伝えながら、
喜びと悲しみを味わっています。

                 
今日(6月4日)は、名古屋の幼稚園で講演。
5日は福井県へ旅立ち、
6日は三方町の高齢者に講演。
帰って次の日は安城で講演。
そして次の日は春日井市で親と子のふれあい遊び。
次の日は児童館の先生たちと学ぶ場に出て、
一生懸命学びます。

みなさんも元気で・・・・
そして元気で・・・
がんばってください。
                  三宅邦夫