三宅先生からのメッセージ 2002/10
10月はよく旅に出た。
三宅おじさんの学校は旅である。
ホテルに泊まる。
OBの名簿を見て手紙を書く。
筆先に少年少女の顔が浮かぶ。
中日笠置山荘の肝だめしで、オバケになった
鬼のようなA君も、今では三児の父親。
おどし役のB女さんも「こわい...」と言って、
三宅おじさんに抱きついてガタガタ震えていた。
手紙は私とOBの心をつなぐ糸である。
つい先日も、この糸をたどって、六十余才になった
小川兄から電話がくる。
「病気にやっと克って、三宅おじさんに会いたい...」と、
元気な声であった。
OBの集いも11月16日。
お互い少年少女の世界に戻って
心の糸を堅く結ぼうね。
三宅 邦夫