み  ど  こ  ろ
荒川堤外の野焼き
荒川堤外での野焼きの風景(09/2/11)

 農家組合の主催で、毎年行われています。消防署や近隣にも通知し事故のないようにして野焼きを行います。
 野焼きは、お米に付くカメ虫などの害虫の大発生を防止します。農薬の少ないお米を生産するための大事な作業です。本来ならばあぜ道だけを野焼きするそうですが休耕田にヨシや萱がしげるために行っています。この日は約40名の組合員の参加で行われましたが1日だけでなく数日かけて行います。
   ロハラクイナ(白腹水鶏)
シロハラクイナ
 さいたま市塚本堤外

 東南アアジに分布するツル目クイナ科の鳥(沖縄のヤンバルクイナの仲間)で水田やマングローブ等の湿地に生息している。日本では八重山諸島で見られるそうですが、最近の温暖化の影響か、本州でも確認されています。留鳥ですが子育てをしているのは塚本の堤外の水田だけだそうです。

                  写真提供・・・高野氏
  セイコノヨシ自生地
セイコノヨシ自生地
  桜区神田
 浦和市指定天然記念物、昭和34年指定
 セイコノヨシは、「西湖の葭」ということで、中国の西湖にちなんだ名である。イネ科ヨシ属の多年生草本で、ヨシのようにも、細い竹のようにも見えるので、俗にヨシタケと呼ばれことがり、草丈は2bから最大4bに達する茎は地上茎と根茎に分かれ、地上茎越冬して節部から枝条を分生する暖地性植物である。
 また、このヨシには、在原業平が使った筆の柄を地面に刺しておいたところ、これが根づいたものであるとの伝説がある。隣が身形神社

 
   秋ケ瀬公園のさくら草
田島ケ原さくら草
  さいたま市桜区西堀・関・田島

 荒川河川敷の田島ケ原に咲くさくら草は、日本で唯一の自生地です。国の特別天然記念物に指定されしてされています。
 4月中旬から下旬にかけて咲きます。人の歩く道とほじょうとは柵で分けてあります。自生地で平日の撮影だったのでギャラリーが少なく少し寂しい中健気に咲いていました。

 花言葉・・・青春のはじまりと悲しみ
    林鐘寺のイトザクラ
林鐘寺境内
 さいたま市桜区在家

幹 周  1.68m、根 周 2.64m
樹 高 12.80m、枝張り径 東7.34m
            南4.64m
            西4.19m北4.98m
樹 齢 推定100年

 さいたま市指定天然記念物平成10年3月10日指定。
 当初は本堂の東側に植えられていたものを80年ほど前現在地に移植されたものです。地元では「在家のサクラ」とよばれ親しまれています。
 イトザクラはエドヒガンのしだれです。細い枝が糸のように見えることからその名があります。バラ科の落葉高木で神社や寺院の境内に観賞用として植えられる場合が多いです。
  大久保の大欅
日枝神社境内
  さいたま市桜区大久保領家433−4

 ケヤキの木は、武蔵野を代表する樹木として、埼玉県の「県の木」、さいたま市の「市の木」に選ばれています。

幹  周  9.4m、 根 周   14.0m
樹  高  20.0m 、枝張りの径  約25m
樹  齢  推定1000年以上

 埼玉県天然記念物 平成6年3月16日 に指定ケヤキの木では埼玉県内最大です。

 荒川河川敷に近い大久保領家地区の小さな鎮守様「日枝神社」の境内の狭い場所に、窮屈そうに鎮座しています。 幹にはいくつものコブが盛り上がり、根元には2畳ほどの広さの空洞があります 若狭の八百比丘尼が植えたという言え伝いがあり、ハバキ様とも呼ばれている 。

 
春・夏・秋・冬と変化を掲載いたしますのでお楽しみに!右は早春、黄緑の葉の美しくまぶしい時期のものです。

 画面奥が公園になりました。ゆったり憩えます。写真右は夏バージョンで07年8月3日に撮影。

 参道からの写真。まわりに住宅が密集してきたので大ケヤキもきゅうくつそうです。写真は秋バージョン、07年11月24日に撮影。
浦和市指定史跡「春日一族の墓」
春日一族の墓

 春日氏は江戸時代に旗本として市内中野田村などを知行していましたが、中世以来、足利氏や上杉氏後北条氏、大田氏などの有力な家臣として足立郡内において勢力をもっていた武人一族です。
 春日行光は大泉院の開基でありここには行光以下四人の墓があります。
 また、市内中野田の明照寺には十九基があり、あわせて市指定史跡となっております。
 中世から近世にかけての支配や開発をなどを知る資料として貴重です。
大泉院本堂