2015.8/4版
すでに
常識? でも教えられて初めてわかること。
聞いてわかること
恥をかかないために
若いあなたたちへ
鹿を追うものはウサギを顧みず
大志を抱くものは自分の仕事のために欲を出しなさい
人の仕事はよく見えるもの。あなは この道を進むとすでに決めたのです。
いつも+1の精神で あなたはその力を持っています。
(Q)あなたの趣味は?
(Q)なぜ教師を目指したの?
(Q)欲張りすぎないってどんなこと?
これからのあなた達へ私からのメッセージ゛です。
「常識」という言葉そのものも曖昧ですが、学校の常識は社会の非常識といわれないようにしたいものです。
ここに書いたのはほんの一部です。あなたに肉付けをしてほしい。短い文の中にあるもの、先にあるものを考えてほしい。
最大の解決策はあなた自身の心で有り、目と耳と鼻と口です。
とにかく どん欲に聞きましょう。見ましょう。かぎ分けましょう。
そして、話しかけましょう。
あなたの人生に責任を持つのも、あなた自身です。
常に教職を目指し受験した日のことを思い出しなさい。
子供にとっては
にゅうがく から
卒業してもあなたは先生
○なぜあなたは教師に
○無駄に過ごした時間
○あなたの人生設計
○教師として最高のボランティア精神を発揮して
○あなたがこの仕事を続けるなら
○笑いの絶えない学級
○見ているようで見えていない
○1年の担任は重要って知ってる?
○子供の引率(担任)
○担任補助としての立場
○引率補助の実際
○八ヶ岳自然教室・日光移動教室引率
○未体験で困った先生
○あなたの宝物は
○信頼を創るのも壊すのもあなた
○基準と規準
○学習支援
○子供の命を守る
○「先生は高い給料もらっているのに、いいね」の声を聞くことがある
○どうして子供は言うことを聞かないの
○お手々は後ろ
○授業の時間配分は
○できないのではない、させないだけ
○学級事務
○学力
○逆転の発想で
○見てもらえることはチャンス!
○子供の前でゴム判をほり、勉強への意欲を出させた
○取捨選択
○優先順位
○意識して同僚を観察
○欲張りすぎない
○学校がすべてではない
○学校は人なり
○自分の時間を大切に
○視野を広げる
○ほめる
○まねることは自分のものとはなりにくい自分なりに加工を
○子供のご機嫌取りになるな
○いい先生と頼りになる先生
○一貫性のある言動
○しないぞ、させないぞ
○見逃すな
○あなたは道徳の壁をもっている?
○他校を訪問するときは
○研究会に参加したら
○子供をつれて校外に出るときは
○地域、保護者への気配り
○言葉遣い
○人権尊重
○休みたい時は
○急に休まなくてはならなくなったときは
○休みをもらいたいという電話連絡を受けたらどうする
○見られている教師「教師の背を見て子は育つ」
○どうしよう・・・・・・何より一人で抱え込まないこと
○忘れないで
○するな言い訳
○消えつつあるもの
○責任転換
○子供の呼び方は
○外部からの電話を受けたら
○外部に電話するときは
○24時間教師
○保護者会は
○子供の安全を守る視点を常に持つ
○学級の子供の情報の発信
○給料は自分の仕事が楽になるように遣え
○決められたことは・やらなくてはならないことは
○感謝の心
○教科書外で教えられるものは
○意外としない遊びや単元の組み替え
○先生、眠い!?
○評価の前に
○評 価
○提出物
○酒の席では
○教師は法律に弱いセールスに弱い
○博学であれ
○栽培活動と観察記録
○挿し木?
○芸は身を助ける
○体験は自信
○子供の書き初めを鑑定団に出す方法
○趣味を持て
○文明の発達で、小さくなった人間
○手先をほんのちょっと
○先輩、同僚に感謝
○教室はあなたの職場、そして子供の学ぶ場
○学校での道徳の授業は最後のピースをはめるという学びの活動
○子供たちに守らせようとしていること
○黒板の整理
○子供が帰ったら
○下校指導
○時間を守る
○校長の話は教室まで運ぶ
○もし、同僚が病気になったら
○問題が発生したら
○不登校が始まったら
○話せる同僚を持ちなさい
○専門家の人と友達になりなさい。教えてもらいなさい(教育はのぞく)
○お祝い事
○何の参考にもならないが、そう思える時のために
○法事(遭遇したくないが)
○障害を持つ子供の担任になったら
○迎えて送る
○まいった 宛名の書き方
○これも?
○その他の常識の範囲
○常識では無く、もうこれはお願い
○祝日の指導はできますか。<参考>
○母が教えてくれたもの(母の小言より)
○あなた達へ送るアドバイス
○指導要録の決まり事
お礼(妙高においで)
○なぜあなたは教師に
・あなたの生育環境がそうであったように。
・いい先生に巡り会ったから。
・あなたに一番合っている仕事。
・人の成長を楽しみにしている自分に気づいたから。
・まさか、安定している仕事だから、お金がいいから?なんてという事ではないよね。
・あなたの性格はこの仕事に合っている?
・情熱を燃やす時は今。
・人目とは
○あなたの人生設計
・これからの人生をどう進む。イメージしてる?
・昔は国道組、都・県道組、市町村道組なんていってたこともあった。(私のまわりでの話)
・エスカレーターではなく確実な階段がこれからの人生。
・校長は若いあなた達を計画的に指導し、力をつけさせる。これからの常識。
・あなたの毎年の目標は何年もの。目標は高まるもの。
○無駄に過ごした時間
・ピンと張り詰めた時間も必要であるが、無駄最高。
・「無駄」を「無駄」と馬鹿にすることが無駄な時間。
・あなたにとっ大切な時間でも、人が無駄な時間と見るそのずれはどこにある。
・人生の中に「無駄」なし。
・回り道大歓迎。
・目標があると無駄はなくなる。
・ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を無駄と思うな。
○教師として最高のボランティア精神を発揮して
・傍観者にならないで。
・私の仕事ではないから・・・・・でも、あなたの仕事でもあるのです。
・みんなで学校生活を豊かにしよう。
・なんで休みまで出るの。出なきゃいけないの。
・雪の降った朝はボランティア出勤。できる?
・ボランティアに「なぜ?」という理屈はいらない。
・割に合わない仕事、疲れる仕事、公がやる仕事、確かにね。でも、やる。
○あなたがこの仕事を続けるなら
・あなたはどっち?教科書も教える先生 教科書しか教えない先生
また、言われたこともできる先生 言われたことしかできない先生
・あなたの視野は左右何度?
・子供の足音で元気、悩んでいる、疲れている・・・・・意外にわかるものです。
・あなたが好きな言葉をキーワードにしよう。
・普通のことを普通にしなさい。そうすると、難しく思っていたことも、普通にできるようになる。
・先輩から「私がやった方が早い。」と、思われるな。
・「子供が好き」の先にあるものがほしい。
・しなければならない決まり事は、最低のことと知りなさい。
・教育関係の法律には、目を通しておきなさい。
・採用試験を受けた時のどきどき感を常に思い出しなさい。試験会場の様子、思い出せますか。
・子供の後ろには、子供に期待している家族がいることを忘れるな。
・鶏口牛尾。あなたの希望は。
・一から十まで細かく説明しなくてはならない教師になるな。
・子供に最高の思い出をプレゼントしなさい。
・わたし、○○学年は持てません。の罪。
・わたし、○○教科は苦手なのです。の罪。
・無くて七癖、あなたの癖は。
・見てる見てるあなたの通勤の服装を地域は見てる。
・私の指導はこれで十分なのかという振り返り。
・あなたの教育資源はどのくらい。
○笑いの絶えない学級
・笑いは、明日も来たいという気持ちの原点。
・笑いや笑顔は女の先生にとっては最高の武器。
・男の先生は頼もしさを。
・本当に 笑い=幸福感 は合致する。
・子供は笑顔のある先生が大好き。
・いじめの無い学級も笑いと笑顔から。
・笑う時はお腹から。ニヤニヤはダメ。
・信頼の空間は持っていますか。
・グー、チョキ、パー。いつも手は開いて上向きに。落ちてくる幸せをつかむために。あなたも子どもも。グーではつかめないぞ。
○見ているようで見えていない
・知ろうとしていないあなたの存在はないか。
・「まあいいや。このくらい。」はあり得ない。ところであなたは。
・危機を実感としてとらえられますか。
・学級崩壊はあなたはどこにいることが一番なの。
・子供が見えていない。秩序の乱れと指導力不足はあなたの芯のブレからか?
・見ていないから、見ようとしていないから「こじれ」の怖さ。知っていますか。
・危ない!危機管理の死角。
・子供がけがをして危ないと感じる。
・日頃から関心の高い組織にしよう。
・予防という意識。
・学級崩壊は未熟な新採からベテランまで。自尊心もプライドもズタズタ。
・解決策は組織力。
・あなたは太陽。すべての子に光を当てて。そして、悩みを持つ子の心の奥までしみこむ優しさを持った水になれ。
○1年の担任は重要って知ってる?
・入門期として保護者との信頼を築く。
・細やかな対応が学校大好きを作る。
・厳しさは集団生活の最低の約束。
・ここまでは大丈夫と子供は試している。
・後で修正は無理と知りなさい。
・あなたがお手上げでも、他の先生だったら大丈夫。このことの意味するものとは。
・1年の学校生活の基礎は6年まで続く。
・ある意味1年生の先生が学校生活の基礎を作っている。
○子供の引率(担任)
・週案簿に記載されていることと、提出が無ければ認められないよ。
・校外(校区内の学習)
・遠足
・宿泊を伴う行事
・校外(校区内の学習)は学校内の書式
・遠足、宿泊を伴う行事は事前申請あり(提出期限あり(申請、実施報告があります))
・実踏は神経を細かく、子供の活動を予測して。
○担任補助としての立場
・校外学習の時の引率は、担任の補助で全体の見回しを。
・「私知りません。行ったことありません。やったことありません。」あなた、どんな仕事の方?
・「ケガをしたみたいです。」 危機管理と安全確保と予備知識。
・校外学習や体験活動を100倍楽しむ方法。
・その場所にあるもので、何が作れるか。
・ 〃 何に使えるか。
・ 〃 どう遊ぶことができるか。
・ 〃 最高に楽しい時間はいつ頃。
でも、安全が第一。
・演出の工夫
・先手先手とコマネズミみたいな動きで担任を補助する。
○引率補助の実際
@車道と歩道の区別の無い道路引率の場合
・なぜ人は右、車は左。
・あなたの位置は下図。
←担任@・あなたB・・・・・・・子供・・・・・・・担任A・・・・・・・子供・・・・・・・・管理職C
1組 2組
・最後尾はダメ
・右側の白線(路側帯)側
・障害物があるなら、担任より先に移動し、子供の誘導をする。
← 障害物 ←担任@・・・・・・・子供・・・・・担任A・・・・・・・・・子供・・・・・・・・管理職C
誘導 1組 2組
あなたB車道側に背を向けて。必要に応じて笛の使用。
A歩道が整備されているところ
・歩道右側。または、歩道中央の右寄り。自転車は車道側を走る約束のため。
B信号での役割
・笛は持参していますか。
・@と同じ障害物を車道と考えなさい。車道左側中央付近に立ち、運転手に見える位置で交通整理。
・笛で子供たちの安全確保。
・体で子供流れを止める。
信号
あなたB ↓
←担任@・・・・・・・子供・・・・・・・・・・・・・・担任A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・管理職C
※ダメな例 担任@が後を見ていなかったために、どんどん先に行ってしまった。
(改善) 必ず担任@は後ろに注意し、信号を渡ったら待つと言うことを心がける。
・すべての子供が渡りきったら担任@の所まで急ぐ。あなたは安全確保者だよ。
○八ヶ岳自然教室・日光移動教室引率
・週案簿への記載はありますか。
・申請書は出しましたか。
・実地踏査の計画は大丈夫ですか。
・実踏していない場所には子供を引率できません。自分で時間を確保してでも確認を。ただし、出張旅費は出ません。
・実踏する時子供の活動をイメージできますか。
・あなた自身の体験の幅が子供の「楽しい」をつくりだす。
・現地の人に迷惑はかかりませんか。
・利用許可の必要なところではありませんか。
・あなた中心で考えてはいけません。あなたは数回来ていても、子供は初めてです。
・依頼状は早めに。まず電話連絡で都合の確認。
・グーループ別行動。でも実際はアリの行列。これはあなたの調査不足。
・あなたもキャンプファイヤーのやり方の勉強をしなさい。
・キャンプファイヤーは「静・動・静」の流れで。
・暗いということを意識してゲームの指導を。
・肝試しは明るい時と、暗い時の現場確認を実踏で。
・もし引率補助者(つきそい)になったら、困った先生にならないように。
○未体験で困った先生
・私は初めてです。
・地図が読めません。
・次はどうしますか。
・「○○先生こうして下さい。」と、担任からの指示待ちは、担任が不安になります。
こうならないように。
・子供との会話に夢中になり、全体から目が離れている。これってダメだよ。
・食事当番になったら。でもまず作ったことは?
・火は適当な大きさで燃やせますか。
・後片付けまで(次の日の朝確認)指示をして。
○あなたの宝物は
・地域(国)の宝物はそこで暮らす家庭、子供。
・学校(私=校長)の宝物は「あなた達」
・あなたの宝物は?
・貯金、パートナー、自動車、子供・・・・・・・・。
・宝物となる「経験」がほしい。
・離れてわかる宝物、なくしてわかる宝物。
・6年担任として、卒業式に感じる宝物。
・教師だけが感じる宝物。
・ふと感じる宝物。
・じつは足下にあったという宝物。
・あなたの宝物は「子供たち」
○信頼を創るのも壊すのもあなた
・私たちの仕事は「信頼」が第一条件。
・信頼を築くのもあなた。
・信頼を壊すのもあなた。
・先手先手。子供が帰り着く前に電話。
@子供が早退したら、その夜、いかがですか?の一言。
A子供が欠席したら、体調はいかがですか?の一言。
B子供が連続3日休んだら、家庭訪問。
C子供が無届けの欠席は、まず電話、そして、管理職へ報告。
・@〜Cは築くのも壊すのも両方に当てはまる。
・子供の失敗だけを報告するな。親は「またか」
・今日なにかありましたか?先生また何かやらかしましたか?ちがう、玄関で待っていたらとってもいい顔をしてきたものですから。何かいいことがあったのかなと思って。
・保護者は先生は「見ていてくれている」という実感を得たら最高の支援者。
・1に連絡2に連絡34が無くて5に連絡。あなたの信頼。
・誰かが話している時は、説明している時は、まず、聞く。そう子供には指導しているでしょう。
・絶対にあの先生はどこの先生?なんて言われるな。
・なぜそんなに遅いあなたの対応。手にメモ。これも工夫。
○基準と規準
・規準は何かを行う際に、手本や標準とすべきもの。
・基準は物事を判断するためのよりどころ。また、標準とみなす数値など。
だから評価規準と判定基準 と、考えるとわかりやすいね。
・どんな場合どんな「きじゅん」。
・あなたの選ぶ彼氏彼女の規準と基準
・「基準と規準」わかって使おう。
<例 算数>
観点 |
評価規準 |
評価基準 |
関心・意欲・態度
|
教科書、ノート、筆記具、学習道具等を忘れずに用意できている。進んで発言したり、ノートもわかりやすく丁寧に計算したりする。
|
A:常に、教科書、ノート、筆記具、学習道具等を忘れずに用意できている。また、進んで発言したり、わかりやすく丁寧にノートを取り計算する。
B:時々忘れることはあるもののほとんど、教科書、ノート、学習道具を忘れずに用意できている。また、進んで発言したりするが、時々ノート指導が必要である。丁寧に計算はしている。
C:教科書、ノート、定規など学習道具を忘れている事が多く、学習に支障を来すことが多い。 |
○学習支援
・支援して下さる方の参加しやすい時間編成。
・一人の支援者が午前、午後にわたらない工夫。
・子供の作業効率を考えた教材研究。課題提供。
・試されるあなたの教材研究。
・いつ、どの教室に、何時に・・・・・・細かく配慮。
・感謝の気持ちは、あなたも子供も。
・伝えよう「学習支援」の良さを。
・あいさつ。
・短時間でも。ありがとうございます。
・打ち合わせから反省まで。
○子供の命を守る
・AEDの使い方は?置いている場所は?
・心臓マッサージ、人工呼吸、知っていますか。
・エピペンの使い方と保管場所は?
・秒単位で分単位で守れる命も守れない、それでは悔いが残るよ。
・エピペンを打って死ぬことはない。「先生が買ってあげるから」ぐらいの気持ちを持て。
・けがをした時、校舎内・校外の対応。おんぶして走れ!
けがの程度により応急処置と搬送方法選択。アレアレアレはダメ。
・養護教諭不在の時のあなたの動き。
・あなた自身の「危険」を見分ける力、察する力。日頃から鍛えておこう。
・アレルギーについての知識と実態の把握。情報の共有化。
・校外学習でいつ子供が問題を起こすか予測不能。走れますか。ヒールはダメ。
・学校外に出るときの携帯電話は不携帯状態が多い。カバンの中ではなく、身につけておく。
・笛は首にかける。
・先生の立つ位置は子どもの活動が見渡せる場所。
○「先生は高い給料もらっているのに、いいね」の声を聞くことがある
・関心がないようですね。月々の給料表を見て下さい。
・法律により原則として1/3が国庫負担
・教職員の給与は、「地方公務員法」により、条例で定めた種類や額の給与が支給されている。
・教員は、教員特有の職務や勤務態様の特殊性が考慮され、「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」に基づき、時間外勤務手当の代替措置として教職調整額を支給する等の措置が講じられている。
・でも、とてつもない残業の実態を知ってほしい。
○どうして子供は言うことを聞かないの
・私の経験から
・まず、4月にルール作りを徹底しました。しかも、子供たちがやらされていると言うことではなく、楽しみを持ちながら。
例:勉強の準備、時間の使い方、先生が休んだ時は、友達が困っていたら、職員室に入る時は、先生が話す時は、姿勢は、勉強の班の作り方は、給食の時の約束は等々
・勉強の遅れは取り戻せますが、ルールの乱れ、野生の飼育場状態は学級崩壊と思いなさい。
・個性尊重はよく聞こえますが、ルールが確立したらね。「腕白でもいい、たくましく育ってくれれば」は、考え方による。
・子供を引きつける何かを身につけていますか。
・学級通信等で保護者を先生側につけたら。保護者は最高の支援者。
・強い子の意見を聞いていたり、まんべんなく聞こうとしても無理。
・言えない子供がいることに気づいていますか。
・先生と話したいのにと、思っている子に気づいていますか。まんべんなく。
・教えてあげなさい。あなたは今学ぶ立場、私はあなたに教える立場です。と、言うことを。
○お手々は後ろ
・話を聞く時の約束。
・先生がここに立ったら、お話をやめて集中。
・○○さん先生は今なんと話しましたでしょう。そうです。よく聞いていましたね。ありがとう。
・小道具を使うと意外に有効。
○授業の時間配分は
・指示3割、活動7割。3:7いろいろ当てはまる比率です。
・3:7の逆は子供は満足しないが、なぜか先生はやった気になる。
・はじめちょろちょろ(導入)
なかぱっぱ(活動・展開)
赤子泣いてもふた取るな。(活動の真っ最中)
じわじわどきに火を引いて(そろそろ本時のまとめへ)
5分たったらできあがり。(学習の満足と次時の予告)
・体育の時間の準備体操は、あなたのリードで指導しているよね?
○できないのではない、させないだけ
・私の経験から
・一年生に切り絵を教えた。大きなカッターと刃物の取り扱いのルールを守らせて。使い方も、最初は簡単なものから「これはあぶない。これはあぶない」を口ずさみながら。
見ている人は異様に思ったかも。でも二枚重ねて切ることができる子も出てきた。落ち着きのなかった子も集中力がついてきた。最高のルールは先生がいる時だけ作業をさせます。雨天の日、最高に切れる状態にして渡す。(見本有り)
○逆転の発想で
・うまくいかない問題が起きたら、それを「問題」と決める。そして「なんとか解決しなくては」とあせりだす。いいのこれで?
・学級経営でうまくいかないと問題視する。その要因は子供?先生?
・ピンチをチャンスに。変えるきっかけに。
・苦情は次へのステップに。
・学級で子供たちがトラブルを起こしたら。「チャンス! ちょうどよかった」と席替えもよし、先 生の指導力をリーダー性を発揮する時
・ある学校で家庭訪問に行ったら、お母さんが子供に孟宗竹のタケノコの皮をむかせていた。
「先生大きいと、皮をむくのが大変なんですよね。」
「そうですね。ところでお母さんその大きなタケノコですが、丸ごとゆでるのですか。」
「子供が皮をむき終わったら二つに切って、後は細かく料理します。」
「じゃ、最初で二つに切って子供に皮をむかせたら、10秒で終わりますよ」
「あっ!そうですね」
あとは、あなたが場面を想像して下さい。
・週に1回でも、月に1回でも清掃を無くして「ロング昼休み」を設定したら面白いと思うよ。
・学校評価は学期毎に。反省より+1の改善に重点を。
○学級事務
・期日までの提出。
・後で後では自分の首を絞めること。
・金銭の関わるものは丁寧に、正確に、報告も、保存も。
・間違いはすぐに訂正。
・学年内での歩調を乱さないように。
・わからないと事はすぐに聞く。
・指導要録・あゆみ(通知表)事務・・・・・・・・・・・・最後のベージ指導要録の決まり事を参考
○学力
・公立学校の学力とは。
・学力は学習指導要領の教育課程の基準。
・地域間・学校間の比較はどうなの?
・公立学校 = 個性の可能性を将来に向けて開かせる準備の時代。
・やれやれでは、やれないよ。どうすりゃいいの?見本、手本、VTR。
・宿題を工夫してごらん。家庭と担任が連携できる工夫を。
○見てもらえることはチャンス!
・お正月遊び、歴史を聞く会等は支援授業とは言い難い。すべての否定ではないが、多くの学校でみても、外部の支援者に「丸投げ」が多く見られる。先生は最初と最後の司会だけ。
・もし、教科授業に支援者が入っていなかったら。今までのように、教材研究を深めているでし ょうか。
・外部からの支援者は開かれた学校の最高の理解者。
・子どもの「わかった」の聞かれる授業のチャンス。
・職員室は最高の授業観察のできる場所。体育のやり方を見せてもらったらいいでしょう。
先生の合図、立つ位置、子供の動かし方、授業の組み立て方等。
・数年たって力のついた自分に気づく。
○子供の前でゴム判をほり、勉強への意欲を出させた。
・先生それはどんな時押してもらえるの?
・できたことを励まし、褒めた。それを家庭にも連絡した。家庭との連携。あのときは楽しかった ね。は、今でも聞く言葉です。財産です。
・今の人気キャラクターが最高。彫ってもらいたいもののリクエストを受け付けて。ワクワクドキ ドキ状態。
→→→私にはできないと、思ったでしょう。もう、立ち止まりましたね。
○取捨選択
・言葉通りのことです。
・何が大事で、何がいらないのか。
・いろいろすることは数限りなく目につきますがどれもあなたの力量で可能なことですか。これは後で、これは今すぐというように長期、中期、短期に仕分けしてごらん。その過程でいいアイディアも浮かびますよ。でも、それも取捨選択を忘れないように。
・いざという時の対応策を考えておく。
○優先順位
・取捨選択と似ていますが、私たちの仕事はまずは子供です。40人いたら40通りの個性があります。何人いても同じように、この子供に対してやらなくてはならないことが優先順位です。
・学年はじめ、学期毎いろいろあるでしょう。例えば学級経営の勝負は4月です。子供との出会いの出発の数日です。
・仕事は効率よく処理すること。
・迷ったら意志決定を素早く。直感でもよい。
・迷いとイライラは、順位の高いものに順位の低いものが勝っているからですよ。ついつい、後でいいものに取りかかっていませんか。
・忙しい時ほどつい他のものが目にとまり、それに取りかかり時間が無くなった。私も経験あります。後で反省。
・よいと思ったことは、すぐに改善する行動力。
・最後まで見通す力を。
・解決策。自分の時間割を作りなさい。
・あなたの今している仕事、学年内で困っていない。
・打ち合わせをした時間は大丈夫?
・私的なことは後。今は全体のこと。
○意識して同僚を観察
・同僚、でも特に先輩のことです。
・「先輩の授業はすごい」と、思ったことはありませんか。
・ベテランの先生の教室掲示、廊下への張り出し、上手だと感じませんか。作品の一つ一つが生き生きしていることに気づくでしょう。そう感じたら、聞いて下さい。見せてもらうことも大事ですが、聞いてみるといいアドバイスをもらえると思いますよ。
○欲張りすぎない
・取捨選択も、優先順位もそうですが、あなたがすべてを完璧に処理できるなんて誰も望んでいないし、考えてもいません。
・物事は時間との勝負の面もあります。処理することになれていない、「すばらしい」の言葉に向かって進むのもいいことですが、手の届く範囲から始めなさい。欲を出しすぎないことです。
・何もかも出来っこない。
・愚痴を言うな。
○学校がすべてではない
・今の私は「学校命」なんて考えてはいませんか。
・教材研究に夜遅くまで残っていませんか。
・早く帰ってもすることがない、だからと言って、おしゃべり残業をしていませんか。
・夜九時、通勤に1時間。夜食、風呂、洗濯で2時間。明日の授業のまとめに1時間、就寝1時30分。起床5時30分では、睡眠不足です。若い時の無理は、後で「つけ」を支払うことにな
ります。
・時にはみんなで、お酒でも飲んでリフレッシュしたらいかがですか。この時間が大切なのです。
・健康はあなたの財産。
○学校は人なり
・学校は「人・物・金」。
・学校は教えて育てるところ。
・答えを見つけてあげることが大切なのでなく、聞いてあげることが大切。学校ってこうした先生の取り組みが大切。
・子供たちが気づいていない自分に気づかせる活動
・可能性を引き出してあげる。
・教育現場の環境作りは先生の力の結集で
・子供の話を正面から聞いてあげましょう。
・○○しろっ。!は反発だけ
・考えるチャンスときっかけを与えてあげるのも先生
・大きく包み込んでね。今朝いやなことを体験した子もいるはず。
・道徳は最後のピースをはめるという作業。
○自分の時間を大切に
・教科指導と、子供の生活指導。体は悲鳴を上げてしまいます。
・ベテラン教師から学んだことを参考に処理しつつ、1時間でもゆったりする自分の時間を作ってみて下さい。音楽もきれいな映像も、○○ドラマもいいでしょう。要するに脳の活性化を図 る、あるいはリラックスする時間が必要なのです。
・「過ぎたるはおよばざるが如し」病気にならないように。
・もしも病気になったら、早く自分の状況をつかみなさい。そうすると、それ以上落ち込むことはありません。あとは、はい上がるだけです。
・提案。こんなに忙しい世の中ですから、考え事は「歩きながら」にしたら。
・老化しない工夫を。
・三つの時間の扉「現在」「過去」「未来」を大切にしよう。
○視野を広げる
・旅をしなさい。
・美術、風景、写真、映画、演劇、博物館、動物園等で鑑賞する機会をいっぱい持ちなさい。
・あなたの財産が増えることは、あなたが気づかないうちに「もう先生終わりなの」と、いう授業作りを始めているのです。
・人としての器を大きくしなさい。
・自分の目の前にあることだけじゃなくて、その先を見て自分の世界を広げること。
・ちょっとだけ知らない世界に入ってごらん。ちょっと踏み込むと視野も広がりますよ。
・趣味を持ちなさい。その趣味を通じて「人」と出会いを求めなさい。おもしろく視野が広がりますよ。ブラックボックスを覗くのが楽しみになります。
・視野を広げるためのサンプルはそこらじゅうに転がっています。
・それを蓄積し財産としなさい。あなたが教職でいる限り使えるものが集まるはずです。
○ほめる
・これほど安価なものはない
・人はほめられて伸びる。この逆は反感と萎縮
・子供の活動に「ほめる手法」を取り入れるために日頃から+1の見方をしておく。
・ほめる引き出しをいっぱい持つようにする。
・学び心をすてきに刺激して
○まねることは自分のものとはなりにくい。自分なりに加工を
・習字はまねることからです。
・よく研究会などに参加した後すぐに実践して失敗したという話を聞くことがあります。なぜでしょう。
・「目で見て脳で加工」。参観では、ここはクラスに取り入れられる。ここの部分は、あの子に使えるかも。と、いったピンポイントの参観をすればいいのです。他校の研究会に参加して、すべての学年を見て回る渡り鳥みたいなことはやめましょう。今の学年集中型で。
※こんな話
○○の国が急成長しているが、多くは日本の製品に酷似している。形は特に。でも、すぐに折れたり、故障したりする。強度を生み出す技術が足りないからである。製品ばかりではない、人の教育も大事である。(某大手産業技術部門講師)
○子供のご機嫌取りになるな
・確実に失敗しますよ。
・確実に後で自分がへこみますよ。
・最悪学校を休むというところに行き着きますよ。
・あなたが子供たちを束ねながら学級をリードしていくのです。
・いっぱい聞くことは大事です。でも、子供たちを正しく導くためには、この道を進みます。リーダー性を発揮して下さい。その過程に子供の発案でいいところは取り入れていくことも大事です。
○いい先生と頼りになる先生
・「いい先生」と、「頼りになる先生」にているようで微妙に違いますよ。
・いい先生には、楽の一面を感じます。都合よく接してくれるから。いろいろ望みを叶えてくれるから。も含まれます。
・頼りになる先生は、力を感じます。
・仲間でもそうです。都合よく使われるが、期待はあまりされないね。なんて事にならないように。
・いい先生と頼りになる先生は、子供側の視点と、保護者側の視点にも違いがあることに気づきなさい。
・いい先生でいるためには、わからないことは「聞く」。
・立派な建物には立派な基礎がある。頼りになる先生には、しっかりした基礎がある。
・子供を育てる時「他力本願」や外部依存はだめ。
○一貫性のある言動
・方針にぶれを出さないこと。
・巻かれないこと。
・ふらふらしないこと。
・正反対のことを同時に指示しては絶対ダメ。
・どちらにもとれる指示をしない。
・わけのわからない理由づけをしない。
・たくさんの経験を積みなさい。自分が幅広い知識を持つことです。その得た知識を活かしなさい。
○しないぞ、させないぞ服務事故
・体罰
・愛のムチは存在しない。
・最高にずるい考え:カツとなっても他人の子。
自分のクールダウンと一歩下がって子を諭せ。
・服務事故
・酒 ・セクハラ ・車 ・お金 ・法に触れること。
・見て見ぬふりをしない。
・情報の流失の防止は「持ち出さない」
・児童名簿 ・USB ・成績 等。
・机上整理。
・遅れる時はまず電話
・もしかしてあなたも「ライン」ですか。情報流出の落とし穴。
これから問題視されるようになるよ。するなら携帯をもう一台もつこと。
○見逃すな
・校内暴力。
・いじめ。
・落書きや物隠し。
・人権を無視する子供の言葉、行動。
○あなたは道徳の壁をもっている?
・道徳って何? どんな教科?
・先生の持つ道徳の壁は、子供の成長のための超えてはならない社会のルール。
・道徳は子供の日常生活、生育の過程で身につけるもの。
・学校で行う道徳の授業は、ピースの作業のように最後の一コマを入れて完成したいもの。
・礼儀の美しさはあなたの心の姿をあらわす。
・教えなさい、自分たちのルールで歩道を歩くな。
○他校を訪問するときは
・約束の時間に遅れない
もし遅れそうになったら・・・・・・電話連絡をする。
・エチケットを忘れない
・コートは玄関に入る前にとる。
・訪問時の挨拶(事務室・職員室・校長室)
・終了後の挨拶。
・終了したことを報告する。
○研究会に参加したら
・訪問時の挨拶(事務室・職員室・校長室)
・上履きは持参する
・何を目的で参加しているのか。事前に観点を絞って参観する。
・教室に入る前に入り口で軽く頭を下げる。出るときも同じ。
・研究発表会の最後の挨拶があるまで席を立たない。
・終了したことを報告する。
・帰校後管理職に報告する。
・参観校の批判めいたことは言わない。
○子供をつれて校外に出るときは
・遠足の例
・届けと報告の書類作成
・下見を確実に・・・・・・下見チェック表参考
・情報の収集
・駅や見学先に参加人数に変更が生じたら事前連絡
・途中で電話を学校にもらうとうれしいな。今何している。子供の様子。帰校予定時刻等
・緊急対応については常に念頭に置く。
・対応に時間の遅れを作らない。
・素早く役割分担
・学校への一報
・歩行はどちら側
○地域、保護者への気配り
・言葉遣い
・言葉からその人の人柄や品格がでる。
・情報のやりとりでは
・私的なこと
・学校の封筒や便せんは使わない
・私的なものをコピーや印刷したりしない
・学校の備品を持ち出して使用しない
・子供や家庭のことを話さない
・校内人事や情報を漏らさない
・モラルとは何かを常に念頭に
○言葉遣い
・上司 粗暴、尊大はだめ 教育環境。校内環境は自らの手で築く
「やべ(ば)い」「まじっすか」等
・先輩 〃
・同僚 〃
・子供に わかりやすく、丁寧に
・保護者に 気配り、節度をもって。指示、命令調、略語、等はダメ
・来校者に 〃
区別できる人であれ。教師も社会人。その常識は。
・「躾」 → 分解 → 「身」と「美」
○人権尊重
・女性、子供、高齢者、障害者、同和問題、アイヌの人々、外国人、HIV感染者、犯罪被害者 とその家族、その他の人権問題・・・・・・・・・・・・→これって何だ?
・その言葉、今の言葉大丈夫。
・人権教育プログラムのお蔵入り。面倒くさがりのあなたはすでにお蔵入りか?
・いじめは学校内、学校外、ネットで。
・みがけあなたの人権感覚。
P32〜 呼び方 言葉 個人情報の管理 掲示物 体罰や乱暴な言動
作品 絵やイラスト 研究資料 表現 調査内容 通信
外部との対応 保護者との対応 同僚 先輩後輩
・生命尊重。
・共感することとは
・外国との関係
○休みたい時は
・事前に休暇処理簿を記入して副校長先生へ
・無理のきく年代ときかない年代、必ず経験することです。
・補教の準備はしっかり。私は常に12段トレーの中に置いておき、いつでも可能なようにして おいた。子供もある場所と急な時の自習の方法を知っていた。
○急に休まなくてはならなくなったときは
・電話で一報を入れて承認をもらう。後日休暇簿の処理をする。
・補教計画をファックスする。
・出勤したら感謝の心を忘れない。
○休みをもらいたいという電話連絡を受けたらどうする
「伝えておきますが、後でもう一度副校長先生へ連絡して下さい。」の一言を。
※承認するのは副校長先生。
補教計画はありますか。
○見られている教師「教師の背を見て子は育つ」
・子供から
・学校での教師の振るまい、出来事はその日のうちに家庭に伝わると思うこと
・地域・保護者から
言われたくない言葉は「あれが先生か」である。服装、衛生(ぼさぼさ髪、洗濯、たばこ等の臭い、ヒゲぼうぼう)
・お互いに
机上整理、人の領分まで攻め込む書類、言葉かけのタイミング。
・地域、保護者
こっちは知らなくても、相手は知っている。軽い会釈は忘れない。できることなら「おはようございます。こんにちは、こんばんわ、精が出ますね。」等々
・校内
一声「何かご用ですか。どうされましたか。こんにちは等々」は不審者対策の第一歩。
○どうしよう・・・・・・何より一人で抱え込まないこと
・まず管理職に報告、相談。
・そして、同僚、先輩に。
例:子供のこと・いじめ・事故・体罰・トラブル・苦情・抗議・要望等。
○忘れないで
・子供との約束。
・上司への報告。
・連絡帳、宿題の添削、伝言。
・お礼。
・休んでいる子の状況確認電話。
○するな言い訳
・つい。
・うっかり。
・忙しかったので。
・後で伝えたらいいと思って。
・挨拶されたのに「考え事」をしていました。
・だれも教えてくれませんでした。
・いいわけは理由のすり替え。
○消えつつあるもの
・飲食会で会費以上を払ってもらったらお礼。
・補教してもらったら子供の様子の聞き取りとお礼。
・片付けしやすいように整理、分別。
・「先輩(先生)お茶を入れましょうか。」の一言。
・流しの自主的な清掃。
・更衣室の自主的な清掃。
・協働(自分の時間優先のしすぎ)
・時間厳守。
・気遣い、心遣い、体使い。
・待つということ。
・手本を見せるということ。
・ほっとする空間作り。
○責任転換
・最高に見苦しいよ
・非は自分にある
・素直に謝る。
○子供の呼び方は
・「○○ちゃん」は距離を縮めるのうそ。けじめが大切。
・保護者と話すとき、「親しき仲にも礼儀あり」を忘れないこと。特にこどもの呼び方。
○外部からの電話を受けたら
・「 ○○先生ですね。お待ち下さい。」だけは、ダメ!下記を付け加える。
@・少々お時間をいただけますか。
A・呼びますが、お急ぎでしょうか。
@とAは必ず。「お」のつけかた。注意。相手がどこから連絡しているのかが@とAでこちらの配慮が伝わる。
・早退(お迎えが必要の約束事のあることを伝える。)
「誠に失礼かとは思いますが、学校での早退は保護者の方のお迎えをお願いしております。ご協力いただけますか。」
・「お大事に」の一言有り無しで違うもの
・「この電話は○年の○○がお受けいたしました。○○に伝えておきます。」
・身内にかかってきた電話・・・・・・名前の最後に先生はつけるな。
校長、副校長あて
「○○はただ今(本日)出張して(休みを取って)おります。」
同僚
「○○を呼びますので、お待ち下さい。」
・苦情
「ただ今、副校長に代わりますのでお待ち下さい。」
「○年の○○ですが、あなた様は・・・・・。お電話では誤解があるといけませんので、学校にお出かけ下さい。お目にかかってお話いたしましょう。(でも、最後まで聞くことも大切)聞くことで終わる場合もある。」
→ すぐに報告。
→ 職員室で電話の対応をする。アドバイスももらえるよ。
→ 136 のダイヤルで相手の確認。そして、メモ。
・連絡帳できたら
学年主任、副校長に相談。書く返事の内容の指導を受ける。時には学年で書く内容の 統一。そして、コピーして保存しておく。
○外部に電話するときは
・○○小学校の○○年担任の○○ですが、・・・・ 用件 ・・・・を伝える
・もしもし、○○さんのお宅ですか。(ですね)。担任の○○ですが、○○さん(くん)のお母さん (お父さん)でいらっしゃいますか。 等
・いくら親しくても礼儀をわきまえる。
○24時間教師
・学校にいても・・・・・・地域は○○校の先生としてみている。
・ご近所つきあい・・・・先生はいい給料をもらっているんですね。
教師と言うだけで、なぜか評価が違ってくる。なぜ?
地域の活動には積極的に参加して
@・学校ですから忙しいんです。・・・・みんなつとめているのに。なによ特別!!と思われたら困りますよ
A・私にできることでしたら
@とAどちらがいいだろう。でも、先生風を吹かせないように。家族にも。円満でいるために。アドバイスです。
・旅行先では・・・・・・でも、行く前に「届け」を忘れないように
・安心して何でもべらべらしゃべらない。・・・・宿の仲居さんが学校の所在地の出身だったと言うこともあった。聞き耳がどこにあるか。
○保護者会は
・教師の独断場にならないこと。
・一人一回の発言時間を持たせる。
・開始、特に終了時刻を守る。
・欠席された方への資料の提供を忘れない。
・保護者会のことをこういう雰囲気でやりたいと言うことを学級役員に事前に連絡しておいた。
楽しい雰囲気で会を開いた。
○子供の安全を守る視点を常に持つ
・子供のアレルギーを把握していますか。他の先生もそれがわかるようにしてありますか。
・確認第一。
・五感をふる動員。
・学校は安心安全な場所
・子供の目線で安全確認を
・雪の時は、ボランティア精神で除雪を子供の登校前に
○学級の子供の情報の発信
・学級便りの作成・・・・・・忙しい保護者はなかなか子供から情報を正確に得ることは難しい。
・発行前に主任→副校長に確認してもらう
・まんべんなくすべての子供について掲載できるようにする。自分の子供のものは保存しておきたい親心を理解する。
・情報の発信は担任理解につながり、協力体制もできてくる。
・定期的に出すことが大切。不定期は効果が薄い。
どうせあの先生のは続かないのだから・・・・・の声になる。
○給料は自分の仕事が楽になるように遣え
・知識、情報は自分の身を助ける
・旅に出なさい。・・・・・・目で見たものは、子供を引きつける授業につながる。写真の記録も忘れずに。
・旅先で地元の人と話をすると印象的な旅ができる。
・書籍は本棚の肥やしにしない。よっぽどのものでなければ、整理廃棄と更新を。
・教科書は自分持ちでやってごらん。一回の飲み代でそろえられる。
○決められたことは・やらなくてはならないことは
・教師として法律の中で働いている。
・各種届け(義務)
・各種届け・・・・・個人として、組織として
・各種提出物、処理すること(自分の身を守るためには)
・週案簿の提出
・旅行届け
・出張命令簿に記入、提出
・休暇届
・出勤簿の捺印(出勤していることを示すもの)・・・・・・あなたが勤務していることを示すもの
○感謝の心
・自分の仕事ができるのは、陰になり、日向になり、支えてくれる人がいるから。
・子供たちがいるから自分がここにいる。
・今朝送り出してくれた家族がいるから。
・上見て暮らしてもキリ無いぞ。下見て暮らしてもキリ無いぞ。
○教科書外で教えられるものは
・豊富な体験と、知識を生かす。
・何よりも「背中」で教えられる振る舞い。
・私はできなかったが、センスのいい先生になって下さい。
・アルバイトは禁止であるが、ボランティアのために資格を取りなさい。これは指導に役立つ。
・いつでも+1。
・「何も起こらない」は、何も生まれません。
○意外としない遊びや単元の組み替え
・彼岸花のある時期に「ごんぎつね」
・霜や雪の季節に「氷」の実験
・日光の前に社会の歴史
・ゲームや遊びを取り入れながら算数の勉強。ビンゴゲーム
・体力測定後体力向上のための取り組み。年間を通して「縄跳び」したら、体力もつくのに。残念
・木には登ってはいけません。なぜなの。気持ちがいいのに。木登りは全身運動なのに。頭も。
・正月遊び
・お餅つき
・やればいいのに。なぜ?先生ができないから?
・時には子供に単元を任せて学びを指導したら?すごい個々の児童の分析と教材研究が必要だよ。やる価値はあるよ。学びの逆転の発想。
○先生、眠い!?
・「じゃ5分だけね。寝ていたり、顔を洗っておいで」
・今度の質問にはわかった人から座っていこう。同じ意見の人は、同じです。と。はい、全員起立。
・お友達の意見に付け足し大歓迎。
・じゃ今度は、友達から友達の指名です。
・ちっちゃな先生になってくれる人。
・あなたも45分椅子に座って眠気と戦ってごらん。「何言ってるのですか。」なんて言えないよ。職員会でも研修会でも睡魔と戦っているあなたを見ていますから。
・ひょっとしたら、あなたの苦手な教科の時間かも。
・満腹?か、活動なしの授業か。
○評価の前に
・メモ魔になれ
・子供の見とりを日々メモとして残しなさい。
・メモから見える、見すぎている子、見てない子の実態・・・・・あなたの責任、能力
・子供が帰ったら、教室の自席から室内を見渡してごらん。そして、自分のメモと比べて付け加えなさい。子供のいいところを。がんばっていた姿を。
・あなたが保護者だったら、どんな評価がもらいたい?
○評 価
・すべての教科のアドバイスができますか。
・評価はあなたの指導の現れ。
・どの子にも、全部の教科で一生懸命取り組んでいた様子をほんのちょっとアドバイスとして出したら素晴らしいね。
・このアドバイスが子供のやる気、保護者の信頼を勝ち取る
・評価を管理職に提出する前に、互いに確認し合い、間違いを見つけること。
・子供に手渡す時は、一言添えて
・「先生も一生懸命した、でも、力不足の所もあったかも」という一歩引いた気持ちも大事。
○提出物
・期日を守る。
・書き間違いはないか。
・書式は大丈夫か。
・枚数は。
・誤字脱字はないか。・・・・先生の教養を疑われる。
・週案簿の提出はスピン(本のひも)をはさんで。見る人へのあなたの心遣い。
○酒の席では
・大声で他の客に迷惑をかけない。
・子供や保護者の話はしない。
・けんか、トラブルは起こさない。
・飲んだ後他人の自転車に乗らない。車の運転をしない。(事例:休日に前の日の酒が検出され飲酒運転となった。当然服務事故として扱われる。)
・酒量はへそから下で飲め(自分を物差しとしてみて50%以下)。
・焼酎のお湯割りに氷1個。
○教師は法律に弱い。セールスに弱い。
・訴訟保険に入っていますか。
・私たちをとりまく法律は。
・ついついセールスの進めるままに・・・・なんて事ありますよね。
・生命保険の切り替えと掛け金。保証内容。
・外部の人との面会は応接室で。副校長に許可をもらってから。
・集金関係は応接室で対応を。職員室はダメ。
・休憩時間と休息時間。
・文書の保存期間(要録関係)
・この文書はいつまでに作成するのか。
・指導要録・あゆみ(通知表)事務・・・・・・・・・・・・最後のベージ指導要録の決まり事を参考
○博学であれ
・思わず誰かに教えたくなる。こんな情報は子供が食いつく。
・子供たちは吸い取り紙(博学の人は知っている)みたいなもの。いろいろな知識を得ようと飢 えています。
・博学の小出しは、5時間目の授業には効果的。
・授業の深まりのエッセンスとして
・授業のワンポイントとして
・脱線材料として
・本のタイトルだけに飛びつくな
・恋の年齢は????。でも、鯉の年齢は鱗でわかる。
・2月下旬の桜の枝はバケツに入れて窓側で観察すると、3週間で確実に満開になる。
・水栽培はペットボトルを二つに切って。落としてもケガなし。
・文集を自分で製本する時は、折り目の所をタオルで軽くしめらせて押さえるとピッタンコ!
・餅つき用のお米は前日から水につけておく。
・9小の校門から学校までの距離は日本一?253b
・降雪時にはブルーシート。
・高価なスコップよりベニヤのスコップ(ベニヤに柄をつけただけ)
・雀の焼き鳥は背中から開け。
・焼酎にニッキ(桂皮)を入れて漢方薬作り、待つこと10日間。
・ブドウジュースに焼酎、これで出来たものは。やっぱり・・・・・・・・・・・・
○栽培活動と観察記録
・「一年生に朝顔の絵を見て書きなさい」はっきり言ってムリ。
・朝顔の茎のトゲは下向き
・私は塗り絵から入り、葉の形をインプットさせた。なぜか。後の学年のヒマワリやヘチマ、サツマイモ、ジャガイモ等においても同じように書く子供にならないために。大成功でした。
・ザリガニの絵を描かせる。画用紙の中にはめ込むのも、かわいそう。
・私は腕やヒゲ等どこからでもいいから描かせる。新聞紙に書かせる。ど迫力の作品ができます。
・菊作りは1年間の仕事。
・ソテツの若葉の裏の綿毛を拭き取ると成長が止まり、葉が丸くなる。
いろいろ試してみて下さい。おもしろい発見もできます。
○挿し木?
・ダイコン、ニンジン、ゴボウのような根菜類は、挿し木できません。小さいからと言って、もとの穴に差し込まないで。
・サツマイモの苗を逆に挿してあったよ。必ず、根元が土の中に。
・挿し木のコツは、去年の芽と今年の芽の境。
・生きた化石:メタセコイヤは挿し木で簡単に増やせる。
○芸は身を助ける
・簡単なマジックを自分のものにしなさい。
・トランプマジック、トランプ遊び。
・学んだことの日常生活への応用。
・マッチはなくても火はおこせる。
・竹の葉でおいしいお茶。
・ナイフはなくても、ひもでリンゴを切る。ウサギをつくる。
・てこの利用で瓶のふたを取る。
・自慢ののどで地域交流
・体を張った芸(ほどほどに)
○体験は自信
・夏下冬上(かかとうじょう) 七輪で火のおこし方。このように火種を置くと火はよくつきます。
・餅焼きは気の短い人、焼き芋は気の長い人が得意。なぜか、考えて下さい。
・かまどの火は必要な大きさで。八ヶ岳では火事状態でしたね。
・たこ揚げのコツは、糸の繰り出し方。走るだけが脳ではない。
・餅つきは、合いの手と間合いが大事。最初の8割のモミで餅ができたも同然。
・木本竹末(きもとたけすえ)。割り方の基本です。字のごとく。
・ジャガイモの植え付けは、畝間(うねま)の低いところに。成長とともに土寄せします。知らずに誰か子供に怒られたよね。
・コンクリートの配合はセメント1と砂3と砂利6が一般的
・やってみる。作ってみる。そして、よくなるように改善してみる。これに限るね。
・手作りこんにゃくは最高の味。
・シシトウの横にトウガラシは植えるな。
・あなたの「怒られた体験」「ほめられた体験」「困った体験」「達成の体験」はどうでした。
○子供の書き初めを鑑定団に出す方法
・実に簡単。作品に裏打ちをするだけ。見違えますよ。
裏打ち用の紙は売っている。表具店に頼むと、簡易裏打ち紙が手に入る。
・発泡スチロール(魚用のトレーも可)で、名前の印を作ると、これまた素晴らしい作品に見える。高学年は消しゴムに彫ってもよい
・上記したことにプラス、作品を引き締めるために、画用紙や工作用紙で額縁をつけたら最高
○趣味を持て
・癖なら「無くて七癖」。あなたの趣味は?
・ストレスの処方箋。即効できくいい薬
・あなたの本業は。忘れない程度の趣味を持つ。
・趣味から広がる人間関係。視野の広がり。
・二刀流を確立した剣豪・宮本武蔵は、決闘前の緊張を、遊女に笑われた。ムキになった武蔵に太夫は琵琶を鉈(なた)で叩き割って見せた。「美しい音色は、空洞があるからこそ出るものである」と。車のハンドルも遊びがあるから運転しやすい。日々張りつめているだけでは壊れてしまう。教師もほどよい趣味と、遊びと空洞を。時には心を「空」に。
・趣味の入り口は興味と観察。
○文明の発達で、小さくなった人間
・まず考える。
・すぐに答えをもらおうとしないこと。
・体を動かせ。
・口だけで子供に指示しない。
・視点を変えて見る癖。
・ブラックボックスの中身を楽しむ。
・カメラを片手に歩きなさい。
・つくれ、人間関係。
・温故知新。
○手先をほんのちょっと
・備品や使用する教具のことです。
・ネジ、締めていただけません
・ボルトもほんのちょっと回してもらえません。
・木製の色落ち。長期休業に塗ってもらえたらうれしいな。
・学校は古い用具の宝庫です。でも新しいものは買ってもらえそうにありません。ですから、日々の手入れを用具たちは待っているのです。ただ、締めたり。回したりするだけ。
・真っ白く化粧したテレビ、ビデオ、軽く拭いてもらいたいな。物によっては、布をかぶせてもらえたら。古くなったカーテンをもらって使って。家も同じなの?○○と言われないように。
○先輩、同僚に感謝
・その気持ちの表れとして
・あまりこうしなさいと言えないが、お茶を入れたり、机のほこりを拭いてあげたら。
・職員室の洗面台、流し台の整理、掃除をしたら
・談話室の清掃をしたら
・更衣室の清掃をしたら
・決して先輩からの指示待ち人間になるな
・先輩にやらせて、見ていないこと。
○教室はあなたの職場、そして子供の学ぶ場
・環境作り・・・・・整理整頓は基本中の基本
花(植物)のある学級
※亀は教室では飼育が禁止されています。ビラニアも。
・掲示物に気をつけていますか・・・・・人権尊重の配慮、枚数、間違い、全員のもの、破れ、汚れ、落書き
・散らかっていることが日常的なら、やがて教室はゴミ屋敷。
・画鋲の針は残っていませんか・・・・・定規を当ててみるとすぐにわかる。
・視力の弱い子供、耳に障害のある子供の机の位置は大丈夫ですか。
・空気の入れ換えは休み時間毎
○子供たちに守らせようとしていること
・あなたの言動は大丈夫?
・清掃指導は・・・・・・時には見えないところから観察してごらん
・ほうきの使い方は目に見える手法を取り入れる。
例:細かくちぎったぬれ新聞紙をまく。ぬらした鋸くずをまく。上手になります。
竹ほうきは風上から使う
・ルール。でも、何の?
・学校へ持ってきてもよいもの、悪いもの
・その一言の言葉の重さを考えさせて
・先生、後片付けは上手な方ですか。子供に指示だけしていませんか。時々とんでもない所に
置かれています。最後まで確認を
・宿泊に行く時は子どもに「家」がついてくることを教える。玄関でのあなたの靴の向きは。
・あなたのクラス子は体育をしている中を通っているよ。
○黒板の整理
・板書計画。
・黒板はノートにそのまま指導の材料となる。
・文字で子供のノートも見えてくる。
・黒板の清掃。
・間違った筆順もってのほか。
・黒板周りの清掃。
・クリーナーの清掃。
・色弱の子供はいませんか。色チョークは配慮する。
・文字の大きさは。
※アドバイス
5p間隔の点を中細の油性赤マジックで縦横に点を打っていく。教師には印は見えても、子供たちには見えませんから。表を書く時も字を書く時も曲がらない。簡単。先生上手というお 褒めの言葉がでます。「ありがとう」を忘れないように。
○子供が帰ったら
・机、いすの整理と確認。
・時には机の中の整理整頓の確認と記録。
・手本となるべき先生の机の上は。
・清掃。ゴミバケツや黒板下。
○下校指導
・最後の子供が教室を出るまで確認。
・見守りの方々に感謝。お礼とともに、時間を学年で合わせましょう。
・机、いすの整理整頓をさせてから「さようなら」。
・床にマジックでマークをつける。(1年たつと消えますから)
○時間を守る
・最初は練習かな。
・ルールとして次の勉強の準備をしてから席を立つ。
・チャイムは勉強の始めと終わりを大事にする合図。
・5分前行動。子供もあなたも。
○校長の話は教室まで運ぶ
・月曜朝会の時の話は、教室まで運ぶ。
・運んだ話を学年に応じて再度わかりやすく話してあげる。
・「今朝の校長先生の話を箇条書きでいいですから、書いて下さい。」次回から子供は聞く態度が変わります。
・日常の聞く評価もできる。
・話を参考に、褒める、考えさせる、話し合わせると使える。
・学校便りも読んで学年に応じて話していますか。
○もし、同僚が病気になったら
・体編
・しっかりと療養してもらいましょう。
・無理に出勤して、子供にうつしたら大変。
・骨折、ねんざ等は気配り。「歳だから」なんて言わないこと。
・心編
・禁句「がんばって!」
・訪問や連絡は管理職に相談して。
・安心して休める体制作りを。
・休養後の出勤初日の本人は「申し訳ない」の心ではち切れそう。わかってあげて。(そうとれない友もいたが)
・「先生今できることは、どんなこと。」ぐらいの声がけがいいかな。
※元気な時、ハイの時は能力以上のことはさせるな。
がんばらせるな。
○問題が発生したら
・キーワード @後回しにしない
Aすぐ対応
B一人ではなく、複数で
学校編
・「すぐに」が大前提。
・時を逃すと問題が大きくなりますよ。
・報告もすぐに。管理職が知らない時ほど困るものはない。
・保護者へは子供が帰る前に事情説明。
・メモと記録。時系列で。
・子供から事情を聞くときは、個別に別の部屋を利用。
・対面して座ると威圧を受け十分に話さない場合がある。子供の隣に座り、視界を広くしてあげてごらん。結構話します。
・もっと効果的なことは、隣に座り子供の手首で脈をとる。
先生の声かけの例;「あなたは今いい子になろうと必死にがんばっているね。」
「ほら、こんなに心臓がどきどきしているよ」
「いい子になって、どきどきをなくしたら、おうちの人も安心するよ」
等
◎重要 メモは忘れないこと。メモに沿って聞き直すと食い違いが出てくる。
「どうしたんだろうね。さっきと今は違うね。」
「この後お友達にも聞いてみるね。」
いい子になって、家まで送り届けたことがありました。
家庭編
・一報を受けたら、しっかりと聞く。
・管理職に報告。指示を受ける。
・明日では駄目ですよ。
・場合によっては家に駆けつける事態の時もある。酒もほどほどに。飲んでいたらタクシーも選択肢の一つ
事例;夜中まで保護者と手分けして探し回ったこともあった。
懐中電灯の光を見つけて息を殺していたという子供の証言。ガックリ!した。
○不登校が始まったら
・学校ではなく楽校だったらいいのに。
・管理職や先輩教師にアドバイスを受けなさい。
・私は毎日様子を聞きに行った。
・部屋に引きこもってしまって、父母もほとほと困っていた。
・そこでのアドバイスは、お父さんに、「部屋が逃げ場所になっている。ドアを外したらいかがですか。」
・ドアの外し方を説明。実に簡単。蝶番のピンを抜くだけ。
・翌日ドアのない部屋へ向かって、「今日は父さんもいるから後で一緒に来いよ。」
・子供が言いはなった言葉「いや!父さんといくぐらいなら、今、先生と行く!」
・早期に手を打つ。子供が登校しやすいように。
※原因は仲のよかった友達の転居
○話せる同僚を持ちなさい
・馬鹿の言える友は最高。
・私たちは哲学じみたことも酒の席で語った。
題:「人間」
友A:人間はウジムシである。
友B:人間は風である。風を吹かせないやつ、感じないやつは駄目人間である。
友C:人間はシャレコーベである。シャレコーベになってやっと人間になる。
※説明略
○専門家の人と友達になりなさい。教えてもらいなさい。(教育は当然のこと)
・学校は教科書だけでない。あなたの人的交流は、子供たちの財産にもなる。
・私は、建築、造船、水道、鉄工、左官、石工、鍛冶、養豚、漁業、(農家は自分の家)船長、おまわりさん等と知り合え本当によかった。この方々の知恵を借りて18歳の時、古民家のリフォームをした。村人総出で屋根の茅おろし。その後、一人コツコツと2年半の工期でした。
・いろいろな経営者も参考になった。
○お祝い事
・友人が結婚する場合、ご祝儀の相場がおよそ3万円とされています。
・二次会の参加費は7千円〜1万円。
・大切なのは「贈る気持ち」。参加する人たちで話し合って。
○何の参考にもならないが、そう思える時のために
番外編
・共働きする人に警告。
・金にうとくなるな。
・二人の収入で生活すると、貯金貯まらないよ。
・一度始めた生活のレベルを落とすのは大変だよ。
・学校ではそれぞれが先生。でも家では、父であり母である。言葉も互いに先生口調。
(あーあ、やだ!)話題も学校のこと。聞いている子供たちもっとかわいそう。話題に幅なし。
・先生の子供は犠牲が多い。両親が勤務しているところが優先のため。行事参加は祖父母の協力あればこそ。大事にしようね。
○法事(遭遇したくないが)
・管理職に相談してくださいね。
・子供の両親 3000円〜10000円
・子供 3000円〜5000円
○障害を持つ子供の担任になったら
・心がけなさい
・熱心のあまり、時にその障害を持つ児童中心になってしまうことがないように。
・まわりの児童の想いも考え、寄り添ってあげることを忘れずに。
・障害の特性をつかむ。
・保護者と十分連携をとる。生活交換日記
・学級の子供たちに協力をもらう。私たちの学級の仲間
例:Aくん
障害の程度:てんかん+多動+複数障害
学習 :成立せず 私費で子供の塗り絵を買ってきて、どんなことに興味を示すか確認する
生活 :好きな時に寝る 給食は自分の好みで食べる 時々排泄は着たまま
子供たち :変わった 仲間意識が育ちみんなで面倒を見る 全部の行事に参加させる
日光・八ヶ岳は保護者に協力依頼一緒に参加し、行動途中は見守りのみ
涙の卒業式
・Aくんは約束が成立するまで2ヶ月かかる。
・校内の先生たちの理解と支援の大きさに感謝の日々
・時にAくん中心に時間が回る時もあったが、学級の保護者の支援もうれしかった。
○迎えて送る
学年はじめ
・新しい先生が来るので、下駄箱、ロッカー、机の清掃と名札を張っておく。
できることなら、当日のお迎えを。自分が初めての学校に勤務することになった時のことを思い出す。
・引き出しの汚い机は渡すな。
学年末
・去られる先生との会食会、お茶会、談話でお礼の気持ちを。
・清掃の手伝い。引き出しの中も。
・お見送り。
○まいった、 宛名の書き方
※書くまいと思っていましたが、そう、今はメール世代ですね。
・厳禁・・・・・・私信に公用封筒は使わない
・学校、会社、役所、団体、会に出す時は・・・・「御中」
・学校に勤務している先生に出す時は・・・・・・「様」「先生」
・返信をもらう時は
・自分の名前の下に・・・・・・「行」 「宛」 を左寄りにやや小さめに添える。
※逆に自分が返信する立場だったら「行」「宛」に線を引いて「様」を書く。
・裏書き
・封筒の中央の継ぎ目の左に自分の住所氏名を表書きより小さな文字で書く。
ゆがまないように。
・日付は左上でも右上でもどちらでもよい。
○これも?
・体育の準備運動はあなたがする指導の一環。
・週案簿は1週間の指導計画。
・持久走の指導は子供とは逆向きで走る。
・ラジオ体操知ってる?真面目にしたら動きの悪いことに気づく体操。
・月曜朝会の立つ位置は子供の前。なぜ?
・箸の持ち方でわかるあなたの学習。
・「お疲れ様」ってどういう時、人に遣うの。
・目上に対し「お疲れさま」単独で使ってはいけない。
・目上には「お疲れさまでした」「お疲れさまです」などと言う。
・「ご苦労さま」は、「ご苦労さまでした」と「でした」を付けても目上には使えない。
○その他の常識の範囲
・笛の禁止場所(使った人がいたので書きます。)
・駅 ・動物園
・道路を歩いて引率するときは、後ろ向きで歩け。(後ろを気にしなさいと言うこと)
・研究授業は5分前に教室に。
・勤務時間中の私的な携帯はサボタージュ。
・学校で携帯電話に充電は窃盗罪。
・間違っても学校で洗車はするな。(田舎でならあり得ること)
・指導力をつけようと思ったら、授業研究を引き受けなさい。
・子供の動きの予測、安全の先回りをしなさい。
・公共交通機関の利用中は携帯ゲームに夢中になるな。
・先生、自転車は左側通行だよ。
・古民家、神社、お寺等に見学に行った時「敷居」は踏まない指導。
・自分が担当した校務分掌は事前準備を怠らない。他の先生が準備することはもっての外。
・校内作業の時間厳守。自分の仕事は後にする事もできる。
・授業を見てもらったらお礼と指導を仰ぐ。
・参考のなる文書を見せてもらったら感謝の心。
・あなたの行動はあなたの受ける評価。受けるのはあなたの批評。+の評価になるように。
・多様な経験を積みなさい。
・なぜ農家は寒い冬に向けて果実を2.3個収穫しないで残しているか。
○常識では無く、もうこれはお願い
・指導要領(解説)は読んで理解しておいて。
・指導案を書く時の教材感はあなたです。赤本は参考にしても丸写ししないで。全部書き直しを指示した初任者が目を丸くしていましたよ。
・居酒屋通いも悪くはないが、時には書店にも足を運んでよ。
・100円ショップは教材の宝庫。たまには行きなさいよ。
・机上にサプリを陳列しないで。
・子供に指導。その前に先生も実行。
・縄跳びで全員「一回旋一跳躍」が学年×100できたら教えて。
・情報過多の時代あなたらしさを失わないで。
・待ったその恋愛。その前に教師としての基礎基本を。心構えと指導力を。
○祝日の指導はできますか。<参考>
@市政記念日 12/1
当時の東京府で東京市、八王子市に次いで三番目の市として誕生。S15.12.1
A都民の日 10/1
明治初期の頃より区市町村会法、市町村制、府特例法など公布されてきたが、M31.10.1府に対する特例法が廃止され、東京市が発足した。この自治権が確立されたこ とを記念してS27.9.27都の条例により10.1を都民の日とした。
B開校記念日 11/27
各校の理由が様々あるので省略。
9小のことは各自学習のこと
C元日 1/1
日本は昔から年の初めを祝う習慣が正月の行事と密接に結びついていた。新年を祝い、新年の行事を心から喜ぶものである。
D成人の日 1/14(HS25)第二月曜日 ハッピーマンデー制度により、曜日固定に移行する形で施行。
かっては1/15であった。満20歳に達した青年男女に、大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとすることを祝う
E建国記念の日 2/11
神話(神武天皇が天皇になったという日)にもとづき、国のはじまりを祝う行事で、建国をしのび国を愛する心を養う。
F春分の日 3/21前後
3/21前後に太陽が春分点を通過する。この日を「春分の日」として制定する。
自然をたたえ、生物をいつくしむ趣旨で制定される。
G憲法記念日 5/3
国の発展を願うために、施行された。蛇足:五日市憲法について見学しておくといい
Hみどりの日 5/4
自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ
Iこどもの日 5/5
子供の成長を願う趣旨で制定
J海の日 7/15(H25)7月の第3月曜日 ハッピーマンデー制度により、曜日固定に移行する形で施行。
海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う
K敬老の日 9/16(H25) 9月の第三月曜 ハッピーマンデー制度により、曜日固定に移行する形で施行。
多年にわたり社会につくしてきたお年寄りを敬愛し、その長寿を祝う
L秋分の日 9/23・24のいずれか
祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ
M体育の日 10/14(H25)ハッピーマンデー制度により、曜日固定に移行する形で施行。10月の第2月曜
かっては10/10。東京オリンピックの開会式(1964年(S39年))が行なわれた日。
スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう
N文化の日 11/3
日本国憲法が公布された日。自由と平和を愛し、文化をすすめる。では、文化とは?
子供にわかりやすく調べておくことです。例:ラジオの本体は「文明」 スピーカーからの音は「文化」
O勤労感謝の日 11/23
勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう
P天皇誕生日 12/23
天皇の誕生日を祝う日。天皇即位につき期日変更あり。
Q国民の休日 不定
その前日及び翌日が「国民の祝日」である平日は、休日とすると定められている
○母が教えてくれたもの(母の小言より)
・親切を受けたらお礼とともに、他の人へ伝えることを忘れるな。
・人が頼んだら自分のことは後にして、その人のことを先に手伝え。
・最後の最後は親戚。大切にしろよ。
・酒はへそから下に飲め。飲んでも飲まれるな。
・男の子は一番風呂。
・挨拶はしろよ。ただだぞ。それで人は見るぞ。
・ありがとう、ありがたいはいつも心に持っておけ。
・逃げるなよ。嫁女と子が泣くぞ。
・おまえの体は俺が育てた。でも、心はおまえが創れ。曲がったことはするな。
・俺に馬鹿というか。馬鹿な女のまたから生まれたおまえは何だ。
・子供の病気はお前がもらえ。
・人間死ぬまで勉強。
・もっともっとは欲のはじまり。
・世の中も子もお前の考えているようにはならないもの。お前はどうする。
・男が一度家を出たら、親の死に目に会わずともがんばれ。
・お前に俺の死に水を取ってくれとは言わない。でも、花は絶やすなよ。
・おなごの手をひねるには、馬鹿でもできる。するなよ。
・金はざんと(むだ)に遣うなよ。
・議(ぎ。(文句や不満、言い訳))を言うな。
・親の愛は海よりも深く、山よりも高いぞ。
・勉強は学校でしてこい。家ではしたいことをしろ。暇があったら手伝え。
・鹿児島の男は、早飯、早ぐそ、早走り。できないわけが無い。
・上見て暮らしても、下見て暮らしてもきりはなし。
・女、子供をたたくは男の恥としれ。
・天向いてつばしてみろ、いやなら人にいやなことはするな。
・三番目はマムシにかまれるぞ。先頭は後ろのことにも気を遣え。
・いつ何時でも生きていく力をつけろ。
・天知る、地知る、我が知るでは遅い。正直に生きろよ正直に。
・人様をうらやましがるな。地道に働け。
・敷居や、畳の縁は踏むな。
・家の恥となることはするな。親の恥になる。
・出されたもの(主に食事)に文句を言うな。
・おまえ次第で女は鬼にもなり、神にもなる。
・おまえの後ろにはご先祖様がいつもついているぞ。
・人前でいやな顔はするな。目に出るぞ。
・いつまでもあると思うな親と金。
・子は親の鏡。曲がったことは教えるな。見せるな。
・もらった仕事をまじめにやれよ。
・貧乏はいつまでも貧乏ではない。頭を使え。
・財産のある人たちは苦労しているのさ。私たちは気楽なもの。
・ぼろ屋でも雨梅雨がしのげればいいじゃないか。
・人から受けた恩は忘れるなよ。
・道具を杖にするな。
・仕事の能率は道具次第。手入れを忘れるな。
・全うに生きるとおまえにも出来る。
・「まっごてよかとよ。ふとっことせんじんおれば。」間違えていいんだ、次に同じ事をしなければ。
・悪い子(憎い子)には餅をあげなさい。かしこい子(まっすぐな子)にはムチをあげなさい。反対は良くないぞ。
○あなた達へ送るアドバイス
・学級の問題は担任の問題であるともとらえなさい。
・変わらなければ、改善しなければ、あなたが変わりなさい。
・「何かあったの?」と、子供の変化に気づき声をかけられますか。
・子供の「目」を見て観察できますか。変化の見とりができますか。
・腹八分の満足。
・子供の○○の見せかけ。見せかけの○○を見破って。
・子供に理想を押しつけていませんか。今、子供はどのような「現状」にいますか。
・子供の居場所を創ってあげよう。
・+1の思考。見方で、ストレスとプレッシャーからの解放。
・あなたが変わると学校が変わる。学級が変わる。子供が変わる。親が変わる。地域が変わる。そうありたいね。
・学校の品格は校長。職員室の品格は副校長、学級の品格は担任(あなた)です。
・保護者会は一方通行ではないよ。
・私の60歳は教育活動の終点ではなく、通過点。あなたもそう考えてごらん。楽しいよ。
・異業種の人との交流(出会い)を大切にしよう。
・少なくともあなたは教育のプロ。今目の前にいる子供たちに最高の教育を。
・まわり道。大いに結構。順調の先にあるものは怖いよ。対策を忘れずに。
・電子ゲームより手作りゲームを体験させよう。
・一流一流と考える価値観も「そうか。」と、容認するふところの広いあなたに期待。
・楽焼き、落(楽)書き。楽そうで難しい。
・「はまれ!」その次をどうするか考えていますか。あなたは。
・「宮大工の人育て 菊池恭二さん著」木も人も「癖」があるから面白い。基本は教えないこと。どうとらえますか、あなたは。
・口で教えず、背中で教え、学ばせる。今の子は手取り足取りの世界。
・敷かれたレール。
・聞き上手と、話し上手。担任は聞き上手になれ。
・時に「コツ」を教えた方が早い。安上がり。
・夢を見ようよ。ただだもの。
・巡り会い。狭い学校社会はつながりの広いこと。
・早咲き、普通咲き?、遅咲き、どれもいい。
・真逆の発想も見方も大事だよ。
・22で就職。60定年で、39年在職14235日。341640時間。わずかなもの。
・男40、女35。14600日、12775日。何のことだ?
・笑顔、言葉、行動、思いやり。
・情報の取捨選択と情報の一方通行。
・期待されても重宝される人になるな。
<参考 学級事務・教師は法律に弱いセールスに弱い>
○一年間の振り返りのアドバイス(参考例)
※学習指導
@先生が児童を理解するためにとった手法はどんなことですか。
A計画的な指導を進めるために指導計画の作成はどうでしたか。
B子供の指導に当たり先生自身の知識・技能の保有・活用は図れましたか。
C学習中の子供個々の課題は見つかりましたか。
DCで見つけた解決はどの程度解決しましたか。(全・半分程度・継続中)
E指導上役に立つ研修は出来ましたか。
F学校で当初決めた研修には参加できましたか。
G指導する上で自分なりに考え、教材の工夫をすることが出来ましたか。
H学習のことで家庭との連携は図れましたか。(家庭学習・休んだ子供のケア・学習の確認の依頼・わすれの 助言 等)
I学習のまとめでどの程度の学力がつきましたか。何割の子供が自分の予測した到達の度合いでしたか。
J「自ら学ぶ子」という教育目標の達成は出来ましたか。
K週案簿の提出はできましたか。
L相互授業参観は何回出来ましたか。
※ 生活指導
@教育目標の「思いやりのある子」の取り組みは進みましたか。それはどんな場面が一番多かったですか。
A配慮を要する子供の家庭との連携は図れましたか。
B問題行動が起こったとき、家庭との連携は図れましたか。
C日常的な家庭との連携は図れましたか。
D校内外の安全環境の把握は出来ましたか。
E子供の健康管理についてどんな工夫をしましたか。
F子どもの生活上の課題、相談、成長等の記録は出来ていますか。
※学校運営
@自分の担当する校務分掌はスムーズに進みましたか。
A分掌の企画・提案・実践のどこが難しかったですか。
B新しい視点から改善できましたか。
Cモンスターチィーチャーとして助言できましたか。(モンスターとは先輩として後輩へ助言・指導を指します。)
D学級経営案の実践・評価はスムーズに進みましたか。
E教室環境は確保は出来ましたか。
F家庭への情報の提供の手段は何を使いましたか。それについての声は届いていますか。
G「たくましい子」についてどんなことで迫りましたか。
※特別活動
@活動の中で子供のもつ得意分野・不得意分野が見つかりましたか。
A家庭との連携は図れましたか。
B子供による企画力は育ちましたか。
C公平な見方・考え方が子供に育ちましたか。
D特別活動の成果は出ましたか。
E先生自身の企画力・想像力は発揮できましたか。
F来年度に向けた指導計画の改善が必要ですか。
G来年度は研修会の参加してみようという計画はありますか。
H指導計画は予定通り進みましたか。
※能力開発
○ これから身につけたい力は何ですか。
>番外編<
○あなたの学校にも立派な教育目標があるでしょう。そこにある何々でき子を
教師に置き換えてごらん。
○やることは多いのに、なぜに人生は短いか。だから今を十分に楽しもう。
○秋の妙高。欲の皮を着ていたのでは自然に彩りに負けるね。今すぐ欲の衣を脱ぎ捨てて自然 と対応しようよ。
○私はここだ、ここだよと、まあ蛙の賑やかなこと。でもこの賑やかな自己主張が大事なんだね。
○助けてもらった
ある時 「支援教室適」と指示されてきた子供がいた。
▲でもね、この子は一つの事にやたらとこだわる子なんだよ。幸いこの子を包み込んでくれる能力を持った先生がいた。支援教室ではなくこの先生に任せた。当然担当者は怒った。「なぜなんだ。!」校長の独断でやっていいのか。」
「いいんだ。この子をよくご覧になりましたか?」
そして、「この子にあった指導をしましたか?指示しましたか?」
親御さんに「この子の事を詳しく聞き取りしましたか。?」「その話は親として本心でしたか?」
親御さんに 「あなたの子供のすばらしい所は何処ですか?」
等々を聞きましたか。」
▲「私の学校では責任を持って能力を伸ばしていきます。その環境は整っています。」
こう言えたのも先生たち一人一人が子供と正面から向き合ってくれていたからだよ。任せた先生は見事に指導を深めた。それなりに大変だった事はわかる。でもこの先生は教師生活ですばらしい経験を子供たちと共にした。今では心から「ありがとう」と、言える。是非こういう先生になってほしい。
▲この子の家庭は 思いもよらない校長の一言に 私達の子 と、改めて見直したようだ。
「泣いた」というこの言葉にすべてが込められている。 残念な事にまだまだ成長するにつれて引き継いで指導できる先生が今はいないという事だ。鍵は生きぬ力を付けると言う事。指導指導の時数ではない。「心のゆとり」で人間生活80余年の時を過ごす基礎を育てると言う事。
▲もっと子供を信じたらいい。私の小学時代はこういう特別な学級はなく、級友みんなが見守り共に育った。今はどうだい。小さい会社ながらも社長さんだよ。社長は言うよ。社員の目を見たら「こいつはやるな。任せていいな」と。「俺馬鹿だったが。みんながそこにいてくれた」と。
▲教師はついつい平均の所に目が向いてしまう。勝負は自分の手が離れてからだ。
我が子は宝 教師の指導、指示、対応次第で親も我が子への目が曇ってしまう。それではいけない。教室でも良く手を上げる子は指しやすい。でも、手を上げづらくて モジモジ している子はいないか。目で訴えている子はいないかい?今日何人に話しかけたかい?
▲今日も子供の前に立つあなたは、あなた自身も+1成長しなさい。
このアドバイスを読んでくれている今のあなたが一番若い時間を過ごしているのですからね。読み終わったら成長したあなたがここにいるはず。頑張れではなく、可能な事を増やせ。あなたにはそれが出来る。
最後の一言
あなたにとって教師という仕事は、何でしょう。常に問いかけて下さい。
今私にできることは何だろうか。 この方法でいいのかな。他に方法はないかな。と
妙高のWAIWAIKOJIMAは 駆け込み寺 の機能も持たせています。いつでも気軽においでください。
お 礼
一読してくれてありがとう。骨だけ書いてありますが、私の体験でもあり、すでにあなた
に伝えたことです。ですから、あなたが内容に肉付けしてあなたなりに加工して下さい。
短い文の後ろにあるもの、それを感じてほしい。そして、後輩に伝える必要がある時は
思い出して、話題にしてほしい。中にはここまで書くのと、驚いている人もいますが。
ところで、今あなたたち自身も「評価」されるという変化の中にいます。もしももしもです
が、この評価という働きがなかったら、ひょっとしたら、のびのび指導するあなたがいる
かも。私の個人的観測ですが。西洋式教育のシステムではなく、日本式寺小屋のシステ
ムだったらと仮定してのことです。
でも、今のあなたがすべきことは、このシステムの中で強く生きるということです。これ
は出来ているというものは赤線を引いてごらん。そう活用しなくては、「見ているようで、
見えていない。」あなたになってしまいます。
コピーは自由です。配布も自由にして下さい。 そして、後輩のためにもがんばれ。
47年間の公務員生活の締めくくりに、これからのあなた達へ
2013.3WAIWAIKOJIMA |