2月3日の吉野山金峯山寺の節分会に合わせて、その前日から鬼火の祭典が行われています。今年は1月31日から三日間に渡って様々なイベントが行われました。詳しくはここをクリックしてください。
和太鼓のらはそのイベントの三日目の2月2日の夜の鬼歩きのあとに奉納演奏をさせていただきました。

 2月3日に蔵王堂で行われる節分会は、「福は内、鬼も内」と唱えて行われる鬼の調伏式と呼ばれるもので、全国的にもきわめて珍しい行事です。これは役行者の故事に由来するものです。詳しくは
ここをクリックしてください。

 和太鼓のらはこの鬼火の祭典に呼んで頂いて、今年で3年目になります。今年は「奉納」と言うことを意識した内容にして、見ていただきました。

吉野山 鬼火の祭典 2003/02/02
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蔵王堂
吉野燈花会でライトアップされた冬の蔵王堂
きれいですよ!!
寒いですよ!!
のら専属です
このイベントは、屋外でしかも毎年音響が入らないためいつも見ていた人から残念の声を頂きます。そこで、今年はのら専属の音響さんに来ていただきました。のらの活動に理解を頂いている方です。本当に有り難うございました。
吉野仙人鍋
この日蔵王堂の境内で、500食が振る舞われました。
もちろん私たちもおいしく頂きました。
暖まりましたよ!!
鬼歩き
吉野山の上千本と下千本からそれぞれ鬼達が中央の蔵王堂に向かって歩いてきます。最後は蔵王堂に集結して踊ります。
豆まき
集結した鬼達に、観客のみなさんが豆をまきます。
豆で追われた鬼達は、蔵王堂へと逃げ込んでいきます。そして、明日の調伏式へとつながっていきます。
天平太鼓
お客さんには背を向けて、蔵王堂(蔵王大権現様)に向かって天平太鼓を奉納しました。灯りは燈花会しかないので、写真はストロボで映っていますが、見ているお客さんからは背景の方が明るいのでシルエット状態です。それでも、演奏のあとたくさんの拍手を頂きました。
いつもの 水口
天平太鼓の奉納のあとは、集まったみなさんにいつもの演目で楽しんでいただきました。
暗いなかの水口は、相手の顔が見えないので玉入れのタイミングを合わすのがたいへんでした。
八木節
砂利の上で踊るのって、結構大変!!
奉納の天平太鼓のあとは、割れんばかりの拍手を頂いて、水口では見ている人がリズムに合わせて動き出していたのですが、八木節が始まってすぐには手拍子を頂けませんでした。見ている人も「踊りもあるのか〜」状態なのでしょうね。途中から手拍子も増えてきました。
よせ囃子
見ている人のノリがよくなったところで、「さあさ、よってらっしゃい見てらっしゃい、楽しいお囃子が始まるよ」と、代表の声。そしてノリノリのよせ囃子。
花笠音頭
このあたりまで来ると、見ている人も一緒に参加しているみたいで、花笠では手拍子も掛け声も最高でした。
吉野川筏流し唄
ただ、突っ立っているのではありません。唄っています。
やっとの思いで探し当てた「吉野川筏流し唄」初めて人前で唄ったのですが、唄いだしたとたん、一緒に口ずさんでいる人がいるではありませんか。
知っている人がいたんだ!!
ぶちあわせ太鼓
やっぱり最後は、ぶちあわせ太鼓でしょ!!
みなさんありがとう
とても寒い中、夜の8時半過ぎからの奉納演奏に参加していただいたみなさん有り難うございます。「毎年楽しみにしています」と声をかけて頂ける方もおられました。「のらを見に来た」と言ってくれる人もいました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
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