どうでも良い事にとらはれる事。
- さわる。さしさわる。さまたげとなる。
- 気にしなくともよいような些細なことにとらわれる。
- 故障を言い立てる。なんくせをつける。
「デザインがデザインとして確立するためには、つねに同じものが表示されなければならない」というデザイナーらしいこだわり
裏切つたな、裏切つたな、僕の氣持ちを裏切つたな、広辞苑。笑ひ。
広辞苑 第四版まではその通りですが、これが第五版になると(以下すべて、辞書引用内の強調は友次郎によります)、
- こだわる
- さわる。さしさわる。さまたげとなる。東海道中膝栗毛6「
脇指の鍔が、横腹へ―・つて痛へのだ」- 些細なことにとらわれる。拘泥する。「
形式に―・る」- 些細な点にまで気を配る。思い入れする。「
材料に―・ったパン」- 故障を言い立てる。なんくせをつける。浄、娥かおよ哥かるた「
たつて御暇を願ひ給へども、郡司師高―・つて埒明けず」となります。
これをして言葉の変遷と取るか、誤用に追従するとは怪しからん、と取るかは人それぞれかと思いますが、ご参考まで。もちろん広辞苑に載ってるから絶対的に正しいわけではないというのは言わずもがな。ちなみに、僕も小中学校くらいまでは誤用と習ったような気がします。
おまけ。
- こだわる
ちょっとしたことにとらわれる。拘泥する。「
小事に―」◆元来は良い意味でない。近頃は特別の思い入れがあることも言う。
「正しい日本語」派は、四面楚歌ですな。
既存のファイルをコピーして編緝してゐると云ふ事實。
色々ありがたうございます。