制作者(webmaster)
野嵜健秀(Takehide Nozaki)
初出
「インターネット紋切型辭典」
公開
2001-08-14
改訂
2001-08-15

生きざま

1

ざま
樣子・なりふりをあざけつていふ語。

今の時代、「生きざま」で十分なのかも知れない。

2

Q

大野晋先生が『源氏物語』(岩波書店)で「生きざま」と書いていらつしやいます。どうしたら良いのでせうか。


ペトロニウスさんから御囘答を頂戴しました。

扨、手持ちの国語辞典にはかうあります。

ざま
(一)《名》〔俗〕樣子・なりふりをあざけっていう語。
ざま
(二)【様】《接尾》≪動詞の連用形に付いて≫その動作のしかた・しぶり。よう。かた。

ざまの(二)における意味ならば、合点が行きます。別に嘲つてはゐないでせう。大野先生の語の使ひ方は間違つてゐないと思ひますが、如何でせうか。

3

その人の生きざまがみごとに死にざまに反映する。良き死を死すためには良き生
をいきねばならない。(柏木哲夫・別巻89「生命」より)

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んー。