- 制作者(webmaster)
- 野嵜健秀(Takehide Nozaki)
- 公開
- 2010-12-16
新村出『國語の規準』
書誌データ
- 新村出著
- 昭和十八年七月十日 第一刷發行
- 敞文館 黎明選書
目次
- 一 國語の一元化と二重性
- 國語の合理的一元化―國語と國土・國民―國民生活の二重性―國語學言語學の國土性―明治以後の國語革新論―革新と傳統―櫻と橘、松と竹―八紘爲宇―進歩か保守か
- 二 標準語の論
- 標準語の問題―標準語の性質
- 制定の基準
- 傳統
- 地域
- 言語層
- 流通範圍
- 表現力
- 放送用語―讀方―發音―アクセント―京都言葉と東西言語の交流
- 三 敬語概説
- 敬語に於る關東と關西―日本語の品位―南方進出と敬語―作法と敬語―敬語と國民的訓練―敬語と自他の關係―敬語等の亂用―飜譯的な言ひ廻し
- 四 語源及語史
- 語源の研究―ナヰ(地震)―比較言語學―目―體言から用言へ―教と愛惜―外來語の二三―教養としての語源的智識―漢語の氾濫と自覺―語源とあて字―面倒―怪我―厄介―家―家庭―家庭内の言葉とその語源
- 五 言葉の躾と言葉の嗜み
- 躾の意味―躾から嗜みへ―國民學校と言葉の躾―デスといふ言葉―家庭と言葉の躾―安原貞室の「片言」―文學と言葉の嗜み―躾といふ文字―嗜みの語源―社會生活と言葉の嗜み―學問の眞價―國語を愛しむ
- 日本語の根本と大和言葉と
- 國語の愛護