本書は一九八九年八月二十八日、東京の有楽町朝日ホールで行はれた、朝日ゼミナール夏季シンポジウム「日本文化と日本語──南方に源流をさぐる──」を書物にまとめ、新たな書名を付したものである。
大野晋博士の説(日本語とタミル語の關係に就いて)に關する討論をまとめたもの。