ウェブサイトの制作者の中には、閲覽者が制作者の想定してゐない閲覽の仕方をする事を、全く考慮してゐない人がゐる。
一見「親切」なナヴィゲーションも「制作者の想定した特定の閲覽方法をした際にのみ便利なものでしかない」と云ふ場合もある。そのナヴィゲーション機能の所爲で「閲覽者は必要な情報を集めるのに苦勞する」と云ふ事もあり得る。
昨今、ウェブには家電的な發想が蔓延してゐるやうに思はれる。その所爲でウェブが使ひづらくなつてゐると考へたらどうか。