公開
2001-05-06
最終改訂
2006-10-13

檢證ツール・サーヴィスを利用すべし

HTML文書を書いて、Internet ExplorerやNetscape Navigatorで見た目の状態を確かめて、よしこれでOK──と言つて、HTML文書をサーヴァにputしてゐるサイト制作者は多い。或は、FrontpageやPage Mill、Homepage BuilderやHotallと云つたオーサリングツールでHTML文書を作成して安心してゐる制作者は多い。

だが、そのHTML文書は屡々、間違ひを含んでゐる。

W3Cの檢證サーヴィス

HTML文書の文法の誤りをチェックするサーヴィスは數多い。HTMLの仕樣を定めるW3Cも、當然Validationサーヴィスを提供してゐる。檢證プログラムによつては「宗教的」なチェックを行ふものもあるが、W3CのサーヴィスはHTML 4.01 StrictのHTML文書のチェックでさへも、かなり鷹揚である。仕樣書の最低限守らなければならないとされてゐる事項をきちんと守つてゐれば、No errors found!と言つて呉れる。

エラーが無ければ、W3C御墨附のHTML文書、と云ふ事で、W3Cのロゴを貼つておかう。別に貼らなくとも良いが。

Another-HTML Lint

石野恵一郎さんが作成されてゐる定番の文法チェッカが「Another-HTML Lint」。仕樣面のチェックに限らず、或程度まで、書き方と云ふ點からも採點をして呉れる。

もつとも、プログラムに文書の内容が理解出來る譯ではないので、適切なマークアップがなされてゐるかどうかをこのHTML Lintで完全にチェックする事は不可能。その邊りの事はHTML-lintで100点なら良いのかでyuuさんが論じていらつしやる。

既に「ホームページ」を御持ちの方は、自分のHTML文書をAnother-HTML Lintにかけてみるとよろしい。自分の書いたHTML文書がいかに非道いものなのかを實感出來る。

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