ハイパーテキストでリンクは当然の行為だ。アンカーを設置する事、リンク集にリンクを追加する事は、ウェブでは呼吸のやうに自然な事であって良い。
個人的に、1、2の意味の「リンクフリー」は誤用だと思ふ。
「バリアフリー」は「バリアなし」なのだから、「リンクフリー」は当然「リンクなし」の意味になる筈だ。リンクの存在しないサイトなんて、ある筈がないし、あっても意味がない。
「更新情報 ××とリンクしました!」などと麗々しく書くサイト制作者が存在する。が、それは重要な更新なのか。
「附合」の観点からは「重要」なのかも知れない。けれども、一般の閲覧者にとっては、あまり重要な情報ではない。
更新情報には情報として重要なものを記載すべきだ。リンクの情報は、多くの人にとって、ただのノイズである。
「××さんのホームページへ行くには、ここをリンクして下さい」などと書くサイト制作者や掲示板への投稿者が意外と多い。「アンカーをつついてリンク先にジャンプする」事を「リンクする」と表現してしまった例だ。
少し前まではやたらと見かけたものだが、今でもこんな「ウェブ初心者」は存在するのか知ら?
アンカーポイントをアクティヴにしてブラウザの表示文書を変更するのは(通称だが)「ジャンプ」と呼ぶものではないか?