HTML文書内にスタイルシートをまとめて記述する爲の要素です。本文のマーク附けとは無關係のものですので、必然的にhead要素内に記述される事になります。
style要素を、body要素の中に書いたり、headとbodyの狹間(html要素の直下)に書いたりする「ほーむぺーじ」制作者がゐますが、それは間違ひです。style要素は飽くまでhead要素の中に書いておくべきものです。
汎用屬性のtitle、lang、dir(、xml:lang)が使用可能です。
中身はCDATAです。タグや實體參照が解釋されず、文字と見做されます。
古いブラウザ(style要素の中身をテキストとして畫面に表示してしまふ)對策で、中身のスタイルをコメントアウトしておく事が可能です。コメントアウトの記述があつても、ブラウザはスタイルシートを認識します。
<style tipe="text/css">
<!--
p.note
{
color:green;
background-color:yellow;
}
-->
</style>
なほ、-->
を//-->
と書かないやうにして下さい。CSSはJavaScriptではありません。
中身は#PCDATAです。styleの中のタグや實際參照の類は、全て解釋されます。
styleの中身をコメントアウトしてしまふと、スタイルシートが無效にな(る可能性があ)ります。「正しい」實裝のなされたブラウザでは特にその「危險」があります。危險、と言ふより、それが正常な擧動なので、文句は言へません。
中身をXMLのCDATAセクションにする
と云ふ「對策」の仕方もあるやうです。一方、styleの中身をコメントアウトしない、或は、そもそもstyle要素を使はない、と云ふ手もあります。