制作者(webmaster)
野嵜健秀(Takehide Nozaki)
公開
2001-09-07
改訂
2005-11-28

br

ブロック要素及びインライン要素の中で、テキストを強制的に改行させる爲のインライン要素。Wordで[Shift]+[Enter]を押して作る「改行」の親戚です。

共通解説

汎用屬性であるclass、id、title、styleがいつでも記述出來ます。

ヴァージョン毎に異る解説

HTML 4.01

中身が存在し得ません。<br>の開始タグだけを書いておけば、それで大丈夫です。開始タグに引續いて中身を記述し、</br>なる終了タグを書いて閉ぢる、と云ふのは不正な記述です。と言ふより、「中身」の積りで書いた記述の前でbr要素は終了してをり、「終了タグ」は無意味なタグとなります。

XHTML 1.0

XHTMLでは開始タグと終了タグの記述が常に必須です。空要素であるbrでも、開始タグと終了タグの兩方を記述する必要があります。

<br></br>と云ふ律義な書き方(中身は絶對に空)と、短縮タグ機構のルールに基いた<br />と云ふ書き方とがあります。既存のUser Agentとの互換性維持の爲、後者の書き方が屡々推奬されます。

なほ、brと/の間に空白文字を入れておかないと、ブラウザによつて「br/」なるタグだと誤認される事があるので避ける事、なんて言はれてゐます。「/」なる文字は要素名に出現し得ませんので、誤認するブラウザが惡いのですが、さうは言つても恩情を示して罰が當る事はない筈ですから、brと/の間には空白文字を入れておいてあげませう。

HTML 4.01/XHTML 1.0 Strict

brは、ブロック要素中で用ゐられてゐなければなりません。

body直下に置かれたインライン要素やテキストを<br>で「整形」してゐる人がゐますが。TransitionalのHTMLならばともかく、Strictの場合には、許された事ではありません。

HTML 4.01/XHTML 1.0 Transitional

clear屬性が存在します。br以前に、float屬性によつてフロート化された要素があり、文字などが囘り込んでゐる時、その囘り込みを解除します。

body直下にインライン要素やテキストを直接記述してゐても許されるので、brによる「整形」が一應認められます。もちろん、それは推奬されてゐる事ではありません。單に、過去に良く用ゐられた記法を一往「そんなものもあつた」として追認してゐるものに過ぎません。

最初は覺えないで良い要素

敢て申し上げるのですが、HTMLの初學者はbr要素を使はない訓練をすべきです。

br要素を全く使はないでもHTML文書を作る事は出來ます。基本的に覺える必要はありません。變に勘違ひして覺えてしまふといけませんので、初學者の方は忘れて下さい。

屡々body要素の直下に置かれたインライン要素やテキストを「整形」する爲の「タグ」として紹介されますが、それは好ましからざる使用法であると言へるでせう。「ほーむぺーじ入門」の類で屡々一番最初に教へられますけれども、本來はずつと後で教へられるべき存在です。