公開
2001-01-21
最終改訂
2003-01-17

Windowsの便利な操作と設定メモ:Windows9x篇

エクスプローラ/マイコンピュータ

[ファイル]

ファイルのアイコンにフォーカスがある時は、そのファイルを右クリックした時のショートカットメニューと同じメニューが表示される。

[表示]

[フォルダ・オプション]-[全般]

Windowsのオペレーションについて、シングルクリックベースにするか、ダブルクリックベースにするかを設定できる。

[フォルダ・オプション]-[表示]

「ファイルとフォルダ」
「映像設定」

[フォルダ・オプション]-[ファイルタイプ/ファイルの種類]

「このフォルダのカスタマイズ」

同じ[表示]メニューの「Webページ」の項目をチェックしておかないと、あまり意味がない。

「詳細」

その他の技

フォルダ・オプションの保存

ファイルを変更したのに、更新日時が反映されない──等

メニューバーの「表示」や右ボタンをクリックした時に出るメニューから「最新の情報に更新」を選んでもよいが、ファンクションキーのF5を押すのが一番早い。IEで以前のデータが表示される時も、F5を押せばよい。[Ctrl]+[R]でも同じ。

デスクトップのアイコン名変更

「マイコンピュータ」「ネットワークコンピュータ」「マイドキュメント」は普通に名前を変更できます。

[お気に入り]

ツールバー

プロパティ

システムフォルダ

[マイドキュメント]

[Windowsフォルダ]

[Windowsフォルダ]-[Systemフォルダ]

[Sendtoフォルダ]内にショートカットを作っておくと、UNLHA.DLLなどのインストールに便利かも。

[Sendtoフォルダ]

「送る」メニューのカスタマイズをしたい時は、このフォルダに送り先のショートカットを作る。ここにあるショートカットに、「送る」メニューから何でもかでも送れる様になる。古めのWindowsでは、QuickViwerのショートカットを作っておくと意外と便利。

[TemporaryInternetFiles]

アクセスしたサイトの文書のキャッシュが保存される場所である。エクスプローラで開くと一つのフォルダとして開かれるが、実際は複数のフォルダで構成される(DOSプロンプトで確認可能)。それらのフォルダのどこにファイルが保存されるかは不定。

*.cssや*.swfのファイルを「抜く」時にこのフォルダの中から探し出すと簡単。ただし、多くの場合、物凄い量のファイルがあるので、探すのは面倒かも。

特殊なフォルダの作成

スタートメニューやデスクトップに「コントロールパネル」や「プリンタ」を作成する方法。

以下の名前でフォルダを作る。

重要なのは拡張子。名前は適當で良い。拡張子にWindowsのClassIDを記述すれば、色々なフォルダを作れる。

TweakUIなどのツールで作つた方が簡單。

[フォント]フォルダ

破損すると、フォントのインストールができなくなったり、導入した筈のフォントが有効にならなくなったりする。

多くの場合、[x:\windows\fonts]フォルダのシステム属性が解除されただけである。

フォント関係のレジストリが異常になった時は、fontreg.exeを実行した後、[フォント]フォルダから「新しいフォントのインストール」でフォントを全て登録し直せば良い。

小技

ショートカットキー

マウス操作

「マウスのプロパティ」で右クリックと左クリックの入替ができます。

画面のキャプチャ(スクリーンショット)

Windowsの終了

[スタート]メニューの[Windowsの終了]ダイアログで「再起動する」をチェックし、Shiftキーを押しながら「OK」をクリックすると、高速再起動(DOS上でWindowsが再起動)。

ちなみに、以下のショートカットを作ると便利(らしい)。

「高速再起動」はWindowsMe/NT/2000/XPでは実行できません。MS-DOS上でWindowsの動作する3.1/95/98のみ実行可能です。

キーリピート

コントロールパネルを使用しない

以下のアイコンを右クリックしてプロパティを出すと、コントロールパネルのアプレットが直接開く。

マイコンピュータ
システム
ネットワークコンピュータ
ネットワーク
Internet Explorerアイコン
インターネットオプション
デスクトップ
画面

タスクトレイの時計をダブルクリックすると(あるいはクリックしてメニューから)「日付と時刻」プロパティが開く。

タスクバー

[スタート]メニュー

IE4導入濟のWindowsでのみ使用できる技。※古いWindowsでは、この手の「技」を使用すると、たまに落ちます。

ツールバー(QuickLaunch等)

IE4を入れると使用できる。IE5以降、かなり高機能に。

「マイコンピュータ」をツールバー化しておくと便利。アイコンのサイズは「小」、「タイトルの表示」はオンにし、>>が出る様に右側に別のバーを寄せておく。これで簡易ファイルブラウザのできあがり。>>から各ドライヴをブラウズできる。(IE5)

タスク

ファイル

DriveSpace

FAT32

Windows2000のファイルシステム

WindowsNT系のWindows2000では、NTFSよりもFAT32の方が速い事があった模樣。いがぴょん の日記ウェブページ・2000/02/28 日記: Windows2000 から撤退より

メモリやその他のPC環境に依存する問題かもしれないので、一括りにして論じるのは、多分、危険。これ以上つっこんだ解説はしない。

スキャンディスク

デフラグ

Windows98では、使用頻度の高いプログラムをディスクの前方に配置するため、taskmon.exeがプログラムの動作を常時監視する。しかしながら、この監視のために、Windowsの動作が遅くなる。

レジストリの記述を変更すれば、デフラグの動作が変更できる。

場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Applets\Defrag\AppStartParams

UseProfile(DWORD値)
アプリケーションログ(不使用:0/使用(既定値):1)
MinLogSize(DWORD値)
最小ログサイズ(既定値:1000)
MaxNoUseDays(DWORD値)
ログを無視する日数(既定値:90)
MaxApps(DWORD値)
ログを取るアプリケーションの数(既定値:50)
ExcludeFiles(文字列)
最適化の対象から除外(既定値:system.dat\user.dat\system.ini\win.ini)

場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Applets\Defrag\Settings

DisableScreenSaver(文字列値)
スクリーンセーバの抑制(既定値:yes/no)

以下の記述をすれば、デフラグがアプリケーションログを使用しない。

msconfig.exeでスタートアップからtaskmon.exeを外すと、アプリケーションの監視が停止する。

ファイルの検索

日本語のフォルダ名

空白を含むファイル

ファイル名の尻尾に空白があると、なぜかマイコンピュータ/エクスプローラで削除できない。MS-DOSプロンプトのdelコマンドで削除可能。ただし、その際には、del "c:\foo "の様に、ファイル名を引用符で括る事。

システム

Windows98の「リカバリCD」しか添付されないPC

各種セットアップでWindows98のCD-ROMを要求される場合、ファイルのコピー元にはC:\Windows\Options\Cabsを指定すれば良い。

[画面のプロパティ]

[背景]

メモリをけちるために壁紙を貼らず、「模様」を使用するのも一興。

[スクリーンセーバー]

「なし」

[デザイン]

[効果]

[設定]

ディスプレイドライバの設定。「詳細」ボタンがある場合、ドライバ依存の細かい設定ができる。それぞれのドライバのリファレンスを参照の事。

レジストリ

user.exe

oem版Windows98では、デフォルトの状態でシステムファイルチェッカをかけるとuser.exeが引っかかる。仕様。user.exeが破損した訳ではないので、「検証情報を更新する」を選んで良い。

システム情報

システムツールは、[スタート]メニューの[プログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]-[システム情報]を起動し、メニューバーから起動する。実行ファイルを直接起動しても良い。

起動・終了時のスクリーン

Windows95/98のスタートアップスクリーンは、[Esc]を押すと消えます。

logo.sys
起動画面
logow.sys
終了画面 (お待ち下さい
logos.sys
終了画面 (電源を切る準備ができました

※logo.sysがシステムに存在しない場合、c:\io.sys内のビットマップが表示に使用される。

※c:\msdos.sysにLogo=0を記述すると、スタートアップスクリーンが表示されない。

最大化・最小化ボタンが化ける

  1. TrueTypeフォントキャッシュが破損した。
  2. marlett.ttfが破損した。

多くの場合、原因は最初のもの。

Windowsの起動メニュー

スタートアップ

自動的に起動するアプリケーションの設定

スタートアップ機能の抑制

ディスクキャッシュ

[システムのプロパティ]の[パフォーマンス]、「ファイルシステム」内の「ハードディスク」で設定できる。メモリ長者は「ネットワークサーバー」を選ぶ(※Windows95ではバグがあるので注意)。

スワップファイル

win386.swp。

[システムのプロパティ]の[パフォーマンス]、「假想メモリ」で設定できる。

メモリ

Windows9xでは1GB以上の物理メモリが認識されない。たくさんメモリを載せても無駄になる。NT/2000/XPに移行する事。

MS-DOSプロンプト

コピー&ペースト

startコマンド

formatコマンド

フロッピーディスクをフォーマットする時、エクスプローラからフォーマットするよりもDOSプロンプトでformatコマンドを実行した方が早い。特にWindows98。

附属プログラム

ペイントでBMPしか使用できない

Office2000などをインストールするとGIFとJPEG形式が利用できる。

MS IMEのバーが表示されない

タスクトレイのIMEアイコン(無い場合はコントロールパネルのキーボードのプロパティで「タスクバー上に状態を表示」にチェックする)上で左クリックをすると「ツールバーを表示」が出る。

Windows98標準の「外字エディタ」で作つた外字を他のPCで使用したい

イメージング

フリーセル

無敵モード(謎)

[Ctrl]+[Shift]+[F10]

やられモード(謎)

ゲームの選択で「-1」「-2」を指定すると、絶対にクリアできないゲームになる。

「最難問」の617番のスポイラー

  1. 右端の12を左から3列目に移動して、右端をフリーにする。
  2. 右端はハートの13で始める。
  3. 2列目の12を1枚右端に移動できるようにする。そして、10・11のセットを2セット12の下に移動する。
  4. 右から2列目を1度フリーにして、ハートの4から始まるようにする。
  5. 左から4列目をめくる。赤の9二枚をそれぞれ黒の10の上に重ね、クローバの4までをホームセルに積んでから、右から2列目をフリーにし、左から二列目の9〜Qのカードを一番左の列に重ねる。