USB接續のキャプチャユニット。
古い古いキャプチャユニット。しかも發賣時から既に「古いチップ使つてゐる割に綺麗」とか言はれてゐた位で、畫質には期待しない方がいい。
動作は安定してゐて割と信用出來る筈なのだが、たまに仕事をさぼつて呉れて録畫出來てゐないなんて事もあつた。
複數の機械を使用した同時録畫は出來ない。
USB接續のキャプチャユニット。
可なり古いキャプチャユニット。3次元YC分離の機能がない爲、アナログ放送の録畫では不利だが、外部入力經由のデジタル放送の録畫では問題ないとされる。USBハブ機能を内藏してゐない爲、RZ2が巧く認識されないPCでも使へる事がある。
同時録畫をやるには、同じRZ同士を複數組合せてPCにぶら下げる。他のアイ・オー・データ製キャプチャボードとは共存しない。
實際のところ、RZ2よりも畫質が落ちるので、完全な代替機にはならないが、制約がある事を承知で使ふなら結構有用。
使用可能なmAgicTVが古いバージョン・機能制限のあるバージョンなので、予約マージンを設定できないと云ふ重大な問題がある。一往一分前から録畫し始めるやう設定する事で冒頭が缺けるのを防止出來る。
USB接續のキャプチャユニット。RZの後繼機で、USBハブを内藏してゐる。
GV-MVP/RZ2は、内藏されたUSBハブのチップとPC側のUSBコントローラの間に、相性の問題を生じ易い。起動時に巧く認識されなかつたり、外附けHDDの着脱等のタイミングで接續が突然切れたり、といつたトラブルがよく發生する。
その爲、mAgicマネージャの「その他」タブで「デバイスの自動検出を行わない」にチェックを入れておくのは、RZ2ユーザの間では「常識」となつてゐる。チェックを外しておく(デフォルト)と、デバイス(RZ2)が認識されない場合、mAgicTVが勝手に豫約を消して呉れる。チェックを入れると、RZ2が認識されてゐなくても取敢ず豫約を殘しておいて呉れるので、五十件くらゐ入れた豫約が全部消えて泣くなんて事態を避けられる。
GV-MVP/RX2シリーズ等と併用して、同時録畫が可能。うちではRX2Eと併用して問題なく同時録畫まで出來てゐる。
白黒で録畫してしまふ不具合がある。電源投入後最初の録畫の際、極めて高い頻度で發生する。
認識の問題、白黒で録畫してしまふ不具合が屡々生ずる環境では、一度問題の無い状態を作つたら、PC・GV-MVP/RZ2ともに電源オンの状態で使用し續けると良い。一度安定すれば、電源を切らなければ割と長い間、連續して使用が可能である。外部HDDの着脱も、問題を生じないならば、割と自由に行へる。一方、不安定な環境では絶對に安定しないので、諦めて他の機材を調達した方が良い。
mAgicTVで予約マージンを設定できる爲、冒頭が缺けるのを防止できる。
内藏型のキャプチャボード。ダブルチューナ。
一臺で裏表の二番組を録れるが、同時録畫にはそれなりのスペックが必要。今は大抵の環境が必要スペックを滿たしてゐる筈だが、うちのは古い機械なので推奬環境にすら達してゐない。が、「表」の一番組だけを録る分には、AMDの比較的古いCPU(1GHz・名前わすれた。シングルコア)でも大丈夫。
たまに録畫開始時に負荷をかけてゐると機械にリセットがかかるけれども、ごくたまになので注意してゐれば大丈夫の筈。
2番目のチューナの畫質は1番目のものよりも落ちるとされる。豫約時には良く注意する必要がある。アナログ放送が終了した現在、外部入力のみで使用する限り、餘り問題にならない。
外部入力の映像の明るさや色味をキャプチャボードで大きく補正してゐると録畫データがしばしば破損する。良いケーブルを選んで入力される映像の品質を豫め良いものにしておく事が重要。
内藏型のキャプチャボード。
GV-MVP/RX2の廉價版で、畫質向上機能が省かれてゐる。外部入力經由でデジタル放送を録畫するならばこの程度でも十分、等と言はれてゐるものの、實際には低ビットレートでの録畫品質に問題があるやうに見受けられる。うちではビットレートが3MBpsだと、畫質が著しく低下したため、最低4MBpsに設定してある。
背面の端子の配置が惡く、アンテナ線をF端子で接續出來ない場合がある。何でアンテナ線を繋ぐ端子をわざわざ端に寄せてアンテナ線側の端子を本體のスリットの端と干渉するやうにしたのだらう。
GV-MVP/RZ2等と併用して同時録畫が出來る。PCの性能如何によつては同時録畫の際にPCが落ちる事がある。
内藏型のキャプチャボード。
一往それなりに使へるが、ソフトウェアエンコードなので限界がある。畫質は今一つ。
録畫の際、GV-MVP/SXは、「スピード」重視のデフォルト状態だとMPEG2の品質がぼろぼろになるので、設定を「品質」重視に變へなければならない。「品質」重視で處理させるやうにすると、可成録畫データの畫質が良くなる。
XVDで録畫データを保存する非常に特殊なキャプチャボード。畫質は意外と優秀。XVDの録畫データをMPEG2に再エンコードして保存する事は出來るので、互換性のない獨自形式で保存してしまつて後で見られなくなる悲劇を囘避する事は可能。
うちでは、録畫を開始した瞬間に毎囘PC本體をリセットして呉れるほど不安定だつた。巧く録れれば惡くはなかつたのだが、録畫すら出來ないのでは何うしやうもないので使用を中止した。
アイ・オー・データの複數のTVキャプチャ機器を共存させてゐる場合、アップデートの手順は以下の通りにする必要がある。
ドライヴァを入れてシステムにキャプチャ機器を正しく認識させてから、最後にmAgicTVを入れる事。かうしなければ、複數の機器をmAgicTVがきちんと認識しないし、巧くインストール作業が出來ない。アップデータ添附のreadmeに記述された手順に從つてはならない。それは單品で使用してゐる時にとるべき手順だ。
mAgicTV5、豫約録畫中は、タスクトレイのアイコンのメニューから録畫中の映像を出せる。何もしないでも表示するやうに設定する事は出來ない。よつてリアルタイム視聽は不可能で、放送よりも必ず何秒か遲れた映像を視聽する事になる。
うちの場合、「TVやチューナから外部入力で映像を取込み、RX2W等で録畫(「長時間」D1full/CBR3Mbps等に設定)→TDA2でオーサリング(CMカット/「映像出力設定」でアスペクト比を16:9に指定)」。手間も映像の劣化も最小限で濟む。
三十分のあにめの場合、ビットレート3Mbpsで録つておくと、CMカットしてDVD一枚に七話收まる(ノイタミナ等まれに八話入る番組もある)。低ビットレートなのでブロックノイズまみれになつたりするけれども「見られれば良い」と割切るならこの程度で十分。RD神によれば3.2Mbpsがアニメの録畫には最適だが、アイ・オー・データの機械では設定出來ない。VBRでなくCBRに設定してあるのは、CMカット等をした時、音ずれが起きるのを防ぐ爲。以前、再エンコードの際にトラブつた事があるので、畫質を犠牲にして安全策をとつてゐる。
録畫のモードを、うちでは「標準」を4.0Mbps、「高画質」を6.0Mbpsに設定してある。いづれもCBR。4MbpsだとDVD一枚に五話(場合に據つては六話)入る。6MbpsだとDVD一枚に三話(場合に據つては四話)入る。
デジタル放送を録畫する際には「映像入力設定」でノイズ低減をオフにする。
S端子經由で入力してゐる場合、ノイズ低減機能は大して意味がない。ノイズ低減を效かせると畫面がぼやける。ノイズ低減を切ると却つて畫質が良くなる。
アイ・オー・データのアナログキャプチャ機器は、外部入力の映像をキャプチャする際、動きが早く輝度が高いシーンで處理をミスり、MPEGとして不正なデータを出力する事がある。
根本的に機械がダメらしい。複數の機材を用意してバックアップ體制をとつておく事。
前項のやうにノイズ低減をオフにしてみたが、この録畫データのエラーは發生する。
レジストリ。HKEY_CURRENT_USERのSoftware\I-O DATA\Kilimanjaro\TVmanager\AudioのAudioDeviceNameの値を消すと直る。
-- テレビが正常に起動しない時クリックせよ.reg -- ここから--> REGEDIT4 [HKEY_CURRENT_USER\Software\I-O DATA\Kilimanjaro\TVmanager\Audio] "AudioDeviceName"="" <--ここまで
どうしてもmAgicTVが起動しない(エラーも出ないでタスクが固まる)時は、對處のしやうもない事がある。別のプログラムで代用出來るので諦めた方がいい。ただし、地デジ/BSのチューナから外部入力で入力をしてゐる場合(チューナ側でチャンネルを切替へる)。