制作者(webmaster)
野嵜健秀(Takehide Nozaki)
初出
「闇黒日記」平成13年7月17日
公開
2001-08-04
最終更新
2005-03-22

「チルダ」つて何ですか

http://www2.bunko.ne.jp./¯suimay/shisosya.htmです。p.83.)→jpのあとの「.」は不用(だと思ふ)。「¯」で表示したところは「˜」なのだらうけれど、フォントの関係か tilde には見えず。

tildeに見えなければならない理由はありません。と言ふか、overlineで表記した方が正解に近いと云ふ説があります。tildeの部分を%7eと書くのがより安全ですので、より正解に近いと言へるかも知れません。

EUCやISO-2022-JPでなく、パソコン等で広く普及しているシフトJISコードを使うことも考えられる。だが、ウェブで使う際には、URIにしばしば使われる記号である「~」(チルダ)が無いことが問題である(厳密に解釈すれば、だが)。シフトJISではASCIIでなくJISラテン文字が使われているので、0x7eはチルダ(TILDE)でなくオーバーライン(OVERLINE)である。このため、シフトJISではURIの中のチルダを生のまま書くことはできず、“%7e”のように書く必要があるのである。

tilde

文字の上につくニョロっとした記号です。ティルド、チルダなどと発音されるようです。俗に「ニョロ」「チルダー」などと呼ばれることもあります。US-ASCII には 0x7E の位置にこの文字がありますが、JIS X 0201 や Shift_JIS にはこの文字はありません。代わりにあるのは overline(上線)です。

ですから、JIS キーボードのキートップに tilde が刻印されていないのは当然のことです。SHIFTを押しながら「へ」のキーで tilde が入力できるという解説を見かけることがありますが、その動作で入力されるのは overline であるはずです。

ただし、JIS 規格では、overline を tilde のような字形で表示しても良いことになっています。ですから tilde のように見える環境が多いのですが、それでも文字の名称は tilde ではなく、あくまで overline です。

参考:URLのチルダなどなんて記事もありましたね。

と言ふか、譯がわからん。


overline或はtildeは、IBMのOS/2用ブラウザ「WebExplorer」のアドレス欄で表示されません。「チルダはWebExplorerでどうやつて入力するの?」は「Team OS/2的」に有名なFAQ。

『〜』が出ないので苦戦を強いられるま〜りんちゃん

笑ひ。


記號の文字は、言語やシステムによつてころころ變るものなので、overlineがtildeになつても全然不思議ではありません。\(バックスラッシュ)は\(圓マーク:¥)に平氣で化けます。