制作者(webmaster)
野嵜健秀(Takehide Nozaki)
初出
「闇黒日記」平成十八年十二月九日
公開
2006-12-09
改訂
2007-02-17

「UA-HD133C」と「IDE-35US」を使つてはいけない

スゴイATA133 UA-HD133Cは買つてはいけない

Let's noteで録画したMPEG2のデータを自作機に持つてくると、時々データが化ける現象が発生。あまりに非道いので調査。

ファイルを持つてくる終点の自作機のHDDにコピーされた時点でデータ化けしてゐる。即ち、それ以前に何か問題が起きてゐる。

推測される事――キャプチャユニットで生成されたMPEG2で既に問題があるか、HDD自体に問題があるか、インタフェイスに問題がある。

順番に調査した訣ではないが、整理して書くと以下のやうな結果が。

コピー前のMPEGデータから再生して問題ナシで、コピー後のデータを再生して帯状ノイズが出る現象を確認。USB2の外附けHDDから自作機の内蔵HDDにデータをコピーする際、問題が起きる。

インタフェイスはスゴイATA133 UA-HD133C。これにぶら下げたHDDで前にもトラブルが続出してゐた事を想起。よつて、問題はこのスゴイATA133 UA-HD133Cにあると断定。

スゴイATA133 UA-HD133Cは買つてはいけない。

DECA IDE-35USも買つてはいけない

Let's note内蔵ドライヴから外附けHDDにファイルをコピーするのに、試しにDECA IDE-35USを使つて見た。取外した内蔵ドライヴを利用できればめつけものの積りだつたのだが、これも問題含みで「使へない」事が判明。

「ファイルのコピーがあまりに信用できない」と云ふ状況があつたので、コピーする度、ファイルの比較を試みた。

Let's noteの内蔵HDD→DECA IDE-35USにぶら下げたMaxtorの250GBのHDDでコピー作業(エクスプローラ上/コマンドプロンプトでXCOPY /v)。その後、AikoWinで比較。

結果、コピー前と後のMPEG2ファイルが常に一致しない。

ぐぐつて調べてみた。

(ちなみにこの製品、HDD間のデータ転送に使うと結構遅延エラーやデータ化けが起きたりしますんで、その辺はやっぱり安物だなぁという気もしました。HDDには使わない方が良さそうです)

やつぱり駄目つぽい。

日立のHDDぶら下げるとWindows側で認識されないし。IDE-35USは買つてはいけない。

不思議な事に、「IDE-35USにぶら下げたディスク」から「自作機の内蔵HDD(マザーボードに載つてゐるコントローラにぶら下がつたIDEのディスク)」にコピーすると、ファイルは正確に複製される。

結論

追加報告

アイ・オー・データのUIDE-133R2使つたら何の問題もナシ。トラブル避けたければそれなりのメーカの製品を選べ。以上。