今囘は書籍の批判。
野口氏の認識は、端から異常。
インターネットは、情報を収集したりショッピングを行なうための手段だと考えている人が多い。もちろん、こうした使い方は可能だし、有用だ。しかし、これは、受動的な使い方である。これだけでは、インターネットの潜在力を十分に使つたことにはならない。
インターネットは、もっと積極的に活用することができる。それは、自らホームページを開設し、情報を発信することだ。
こういうと、「ホームページは、政府や企業あるいは大学などの組織が作るものであり、個人が作るものではない」という反応が返ってくるかもしれない。実際、個人がホームページを作っても利用価値がないと考えている人は、多いだろう。
なんか、感覺がそこいらのネットワーカ(死語)とは、ずれてゐるやうな氣が。「インターネット=WWW」と云ふ認識をしてゐる時點で、野口氏にインターネットやウェブの話をする資格のない事は自明。
本書は、例によつてHTMLに關する出鱈目を垂れ流す惡書でもある。
ホームページは、HTMLという言語(マークアップ言語)を用いて作成する。HTMLとは、簡単にいえば、ファイルをブラウザ上に表示したときに、どのように見えるかを指定する言語である。「タグ」と呼ばれる < >で囲んだ記号で構成される(「ブラウザ」とは、インターネットのサーバにアクセスするためのソフトウェア。HTMLで記述されたハイパーテキストを解読し表示する。また、厳密にいえば、HTML言語とは、文章の論理構造を記述するためのものだ。だが、実際上重要なのは、「ブラウザでどのように見えるか」という点だ)。
つつこみどころがあり過ぎて、どこから間違ひを指摘すれば良いのか、ちゆにはわかりません。と言ふか、いつからお前はちゆになつたのだ、笑ひ。
野嵜は野口先生を應援しません。