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音楽一恵 |
第一章 |
【基礎呼吸練習】(腹式)練習することが大切。お腹周りの、①前②脇③背中の各筋肉を使用し ての呼吸練習。 ①前は丁度おへそのあたりに両手をあて、息をはく(口の歯と歯の間から、スを言う感覚)時に 押してあげる。その後、押されている手を押し返すイメージで(鼻から)息を吸う。= 20回 ②次に両脇(腰)に手をあてて、①と同様に、呼吸練習= 20回(前ほどは動きは少ないです。 ③最後に後ろですが、これは少し違います。両手をお尻にあてて、息をはく時にお尻のやまとやま を着ける(お尻をしめる感覚)。息を吸う時に元に戻す。=20回 ※腹式呼吸とは、文字通りお腹の周りの筋肉を使用して呼吸することです。 ※腹式呼吸がよく解らない方は、仰向けに横になり、お腹に手をあてて、ゆっくり呼吸をすると、お 腹が動くことが実感されると思います。 ※息をはき切ったとkろで、一瞬息を止めて、解除するとお腹が膨らむのが実感できます。 ※前はよく膨らむのが解りますが、横や背中は膨らみにくいと思いますので、手を使ってしつかり動 かし手下さい。徐々に動きがよくなると思います。 ◎慣れないうちはお腹が痛くなる(横隔膜がよく動くから)かもしれませんが、徐々になれてきます し、痛い(疲労感含む)と言うことは、しっかり動かせている証拠です。 ◎横隔膜とは、肺と腹筋の間にある薄い膜のことで、丁度すり鉢を逆さにした形で、周りの筋肉に より動きます。(大笑いをするとお腹が痛くなる、横隔膜が早い運動をおこすことと一緒です。) ○腹式呼吸の長所は、①ブレスが長くなる。②肩、首筋に力が入るのを軽減されて、結果、高い声、パワーのある声が出やすくなります。 《補足》 この腹式呼吸を楽に、特に腹筋を動きやすくするための、ストレッチをご紹介します。 足を肩幅より少し広めに逆ハの字に立ち、両手を頭の上で合掌(姿勢が前かがみならない様に注意)。その状態を保ちながら、息をスの発音感覚で、ゆっくりはきながら身体を下に沈ませる。 その後、鼻からゆっくり息を吸いながら立ち上がります。=20回繰り返し。結構きついですよ! ☆これは健康にも良いとの事。腰痛気味の時(無理はしないで下さい)。腰周りがスッキリします。 血行にもよいとの事、また内臓関係も活発になり、腸の回転も良くなり、便通もよくなります。 あの大女優の、(故)森 光子さんもこの運動を、毎日、朝晩続けてやってらしゃったそうです。 |