氷室饅頭

 

七月一日は氷室の日。氷室饅頭をこの日食べると夏風邪を引かないとか。このあたりではどこの菓子屋さんでもいっせいに売り出します。とりたてて変わったものでもありませんが、氷室と焼印が押してあるのがありがたいところ。

 

  雨あがる氷室饅頭うすみどり  おるか

 上の画像にはありませんが、氷室饅頭は、どれも淡い淡い色でピンク、薄緑、薄黄色、白など五色あります。五色そろうとなんとなくめでたいです。

 昨日は白山の麓の村落の氷室開きの様子がテレヴィのニュースで流れていました。押し固められた雪の塊を大きな鋸でギコギコ切りわけると、玉と零れる掻き氷!氷室の中はかなり深くほの暗く神主さんの祝詞もすいこまれそうです。


  青木霊氷室の口をのそきけり  おるか

 

 涼しげな青呉須手小鉢に氷室饅頭。そしてお湯飲み色々。今、染付けの新しいデザインの湯のみを製作中です。

今月15日から二人展をいたしますので追い込み中なのです。詳細は下記を御覧下さい。

2010年7月1日