これまでの句会の目次に戻る

第80回水族館ネット句会

 

兼題 夕顔 祭

 

◎◎◎○○7 流木を一本燃やす魂祭    織女
◎◎◎○○20 山塊の底に水あり祭笛    おるか
◎○○○○25 有明の野を帰りゆく祭山車   柚香
◎○ 2 波音の砂に消えゆく浦祭       織女
◎○22 闇に融けゆく夕顔ののっぺらぼう   柚香
○○○○○16 暖簾吹き分けて祭のあとの風   真里子
○○○○6祭の夜人工衛星飛んでいる     お軽
○○○○12 あまり静かで夕顔の花二つ    おるか
○○○○17 きつちりと足の収まる祭足袋   お軽
○○5 売り食いの祖父の夕顔棚であり     おるか
○○8 夕顔や空かたむきしまま夜へ      お軽
○1 野馬追の草原奔るをんな武者       桑
○15 喪の家の軒のさびしき星祭       桑
○18 ゆふがほの花に素顔のままに佇ち    真里子
○19 白といふよりは夕顔うすみどり     九鼠
○21 産土の祭舟漕ぐ日焼けかな       織女
3 雪洞にはや灯をともし宵祭        桑
9 祭山車八つに畳みポケットへ       柚香
10 翅割つて夕顔通三丁目          真里子
11 葬は不時冠婚絶えて夏祭        洗濯機
13 獅子頭いやいやをする秋祭       洗濯機
14 盆前は稽古のいらぬ祭かな       洗濯機
23 夜目に白く咲き夕顔と申し侍る     九鼠
24 夕顔は逢魔が時にひらく花       九鼠

感想や意見などの句会の様子は、句会場(BBS)のログ(3351〜)にあります。