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第56回水族館ネット句会   兼題;花火、流れ星、天の川

◎◎○○○○ 天の川沖に泊まりし韓の船  九鼠
◎◎     線香花火わたす在所の闇の手に  おるか
◎○○○  星飛んで美しき喉仏かな  柚香
◎○○○  銀漢と金平糖を混ぜるなよ  九鼠
◎○○  コントラバス奏者痩身星月夜   真里子
◎○○  流星や行列といふ黙のあり  織女
◎○○  外灯のしつかり点り天の川   お軽
◎○○  恋の部の臨書二夜の流れ星   おるか
◎○   非有非有と星飛ぶ音を聞き寝まる  九鼠
◎○   一人立ち一人座れる花火舟  織女
◎    それからの花火しづかに開きにけり  美頬
◎    幾度も星の流るる大河かな  桑

○○○○○ 遠花火湖岸に小さき波くづれ  お軽
○○○○○ つちくれに親しき線香花火かな   真里子
○○○   だんだんに背なの子重し天の川  KUMI
○○○   天の川汚れちまった悲しみに  玲奈
○○○   ザンビアの里親終えぬ天の川   桑
○○    ひとひらは海の底へと遠花火   こはぎ
○○   ごろごろと鞄曳きゆく遠花火   柚香
○○   看護婦の後姿や遠花火  かりんとう
○○   灯を入れて位につく船や天の川  織女
○   くちなはの名を負ふ花火点けにけり   真里子
○   新しき思想こなごな天の川   お軽
○   眠さうに線香花火を持つ子かな   KUMI
○   四万十川離る(さかる)夕や星流る  桑
○   花火消え人人人が闇の中   こはぎ
○   松原の若人照らす花火かな  ふくさん
○   宇宙塵天の川横切つてゆく   海渡
○   流れ星夜間飛行に眠る客   かりんとう
○   悲鳴一つこぼれて白し天の川   おるか

中継ですましていいかい新花火   洗濯機
おとうとへ姉の指さす遠花火  KUMI 
記念日の記念の行事星走る  洗濯機
身のうちに注がれ天の川のこと 美頬
滋賀高島の棚田に光る天の川   ふくさん
父が逝き御恩報謝の流れ星   ふくさん
呼ぶ声の爆発したり流星群   海渡
ぽっつりと線香花火が好きといふ   柚香
流れ星かぞへて夜泣きの児を抱く   美頬
わきあがる職人の技花火打つ   こはぎ
隣家と軒との隙間遠花火   かりんとう
鳥獣の煙ねっとりと天の川   洗濯機
花火する子らが反転影となる  玲奈
己が身の塵となりけり流星群   海渡
流れ星天が涙を流す   玲奈

 

投句のみ:玲奈

 

2006年8月

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