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第116回水族館ネット句会

 

7月兼題 雲 蓮

◎◎○○○20 峯雲や蒙古帝国興亡史   九鼠
◎◎○ 22 蓮の葉に腹をのせたり山楝蛇  海渡
◎○○12 雲の峰太陽の塔ゆらぎ立つ   お軽
◎○○25 夕立雲ページ勝手にめくれ出す 柚香
◎1○7 鉢巻のままこ結びや雲の峰    柚香
◎1 雲水の鋭き喉仏片かげり      おるか
◎5 遠富士に一片の雲梅雨明くる    KUMI
○○○○○○23 立葵雲の中なる飛行音  お軽
○○○○24 近寄せて花見失ふ蓮見舟   柚香
○○○2 絵日記に雲のない日の夏休み   洗濯機
○○○10 白雲や海を知らざる水馬    織女
○○9 波立てて鯉泳ぎ来る蓮田かな   おるか
○○18 鐘一打寺苑を鎮め白蓮      桑
○○19 侏儒の棲むらし蓮の葉のまた揺るる  KUMI
○○21 蓮見舟かんころ飴の配らるる    織女
○4 蓮如上人日盛りの辻説法       お軽
○14 紅蓮掲げて蟾蜍求愛す        九鼠
○29 海見たし旅に出たしよ雲の峰     KUMI
○ 3 白蓮や娘は籠を頭にのせて      海渡
6 蓮池や明日の蕾に触れもして      おるか
7 山つなぐ石橋渡る雲の峰       海渡
8 一粒の雨をこぼさず蓮の葉      桑
11 鳴りつづく高枝ばさみ夕焼雲    芽茶
13 雷雲の轟きわたり梅雨あくる     桑
15 蓮の葉の雨滴まろびて昼近き     芽茶
16 雲の峰「駅馬車」の御者父に似て   九鼠
26 夏雲や見てきたことを見続ける   洗濯機
27 白雲の中よりこども巴里祭      織女
28 夏雲や書き割りだけはとりあへず   洗濯機
30 国道の白く伸び行く雲の峰      芽茶

 


 

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