<烏骨鶏>ウコッケイ
ご覧のとおり、真白な大変かわいらしい鶏です。ただ、皮膚の色は黒く、肉・骨までカラスのように黒いことから「烏骨鶏」の名がついたそうです。
写真ではよく分かりませんが、目のまわり、顎線のあたりが大変美しい青色です。目は黒くつぶらで、普通の鶏に比べてその表情は気品さえ漂わせています。大変おとなしい性質で、雄鶏でも人間に襲いかかるようなことはしません。きちんと自分が飼われている家の人間を認識していて、見知らぬ人が鶏小屋に近づくと警戒の声をあげます。
雛は先週卵から孵ったばかりです。まだ人間に慣れないので、私が小屋を覗くと急いで親の羽の中に隠れてしまいます。これから梅雨寒の続きそうな日々。母鶏の羽の中はさぞかし心地よいのでしょうね。(明美)
親鶏の眼のつやゝかにさみだるゝ 明美
明美さんちの烏骨鶏の雛がかえったそうです。羽根と目の周りの色の取り合わせ、その姿、とても美しく、風格がありますね。俳句も作って下さいました。ふふふ、「ゝ」が二つ、ぼくは二羽のぴよぴよの嘴に見えるんですよ。(オットセイ)2003年6月9日
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