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鏡餅 あけましておめでとうございます。 閉ざしたるその奥の間の鏡餅 おるか ややうるみつつ元日の明けの星 おるか 盃も徳利も赤絵初昔 おるか 2006年1月1日 |
餅いろいろ 鏡開き 呉須手八角平鉢(青呉須、赤絵) 青海苔、蓬、胡麻、きび、昆布、黒豆、桜海老、そして、白。米に米を引き立てるもの少々というのは日本食の基本かもしれません。それらを餅という形に封じ込めて、楽しい。色がまたなんとも、渋くて味わい深いです。写真の餅は、八種類全て食べていただくために、大き目の一口サイズに切りました。餅は越前五十嵐製菓のものです(鏡餅、も)。 器は呉須手で浅葱(水色)のみを使った青呉須手で八画の平鉢。普段の総菜用器というより菓子鉢にいいと思います。(オットセイ) 八卦良し八つの味のはちあはせもちつもたれつ丸く膨らむ おっとせい 2006年1月9日 そして、鏡開きの今日皹だらけの鏡餅(写真一番上)を割り、焼きました。個人的ですが、僕は、バリバリの霰に近いものが好きなので、この鏡割りの餅は大好きです。(オットセイ) 除雪機の谷響きけり鏡割り おるか 2006年1月11日 |
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