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七草餃子

　七草の餃子です。さっぱりとしてよい香り。中は水気を絞った豆腐に刻んだ七草。茹で上げて､熱いところをこれまたさっぱりした酢醤油で､つるつるといくらでも食べられます。行事ではなく､普段の惣菜としては､春菊の刻んだもの､豚肉､豆腐、では、いかがでしょうか。いうまでもありませんが、ニンニクは入れません。（オットセイ）

　　　　　　七草歌獅子沓冠

せ　　石仏に初茜さす野の広さ　　　　　　　さ　　　
り　　　　林檎の芯に雪の香重く　　　　　　　く
な　　汝が髪の七つの丘を捲くさうな　 　　　な　
づ　　　　　塗香ほのかに恋の艫綱　　　　　な
な　　嘆くとぞ妬くとぞひとの囃すとぞ　　　　ぞ
ご　　　　ごめんと背にすその秋簾　　　　　　れ
ぎ　　銀泥の月ふりかぶる猿田彦　　　　　　こ
や　　　　大和国はら敗荷のころ　　　　　　　ろ
う　　うどん屋に入れば悲しみなきごとし　　　　し　
は　　　　はかなく過ぎし蛍火の数　　　　　　　ず　
こ　　紺青は夏休み色合宿す　　　　　　　　　す
べ　　　　ベラ・バルトーク彼奴に聞かすな　　な
ら　　落飾という奥の手があったはず　　　　　ず
ほ　　　　星の消え行く中にえり挿す　　　　　す
と　　遠き花ゆらぎわたして水餃子　　　　　　ざ
け　　　　毛づくろい止め猫の日永の　　　　の

おるか

2００４・１・５
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