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寒卵 ミルフィーユ焼き

 ミルフィーユというお菓子があります、意味は「千枚の葉」、落ち葉の重なってイメージでしょうね。それで、この卵焼きを「ミルフィーユ焼き」と名付けました。クレープのように薄く焼いて層になるように、その層がくっ付き過ぎないように巻いていきます。所々隙間ができるくらいかいいです。食感は、プツプツとした層の歯ざわりが不思議でおもしろいです。

 卵三個の場合、A「黄身三個分と白身一個分」と、B「白身二個分とAを少し」の分けて別々に交互に焼き、巻いていきます。白身と黄身と完全に分けると、薄く焼きにくいし食感もいまいちだからです。(オットセイ)

なかなかに割れない卵の寒太郎   おっとせい

2003・12・15

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