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らっきょう 染付垣通し葉形三足豆皿 辣韮に酢の香土の香雨の声 おるか 福井県の北部砂丘地帯、三里浜産のらっきょうです。中国産に押されてか、他の地方では一年掘り切りかえるなか、三里浜では三年子生産をまもっています。シャキシャキとした歯ざわりは三年子でないと出ないそうです。 らっきょうの食べ方といえば甘酢漬けしか思いつきません。食材には、食べ方のバラエティが多いものと少ないものがありますが、らっきょうは調理がほとんど一つという珍しいもの。実際には、甘酢漬け以外にもあるのでしょうけど。らっきょうはユリ科ネギ属。 さて、らっきょうの甘酢漬けは一度にどのくらい食べるものでしょうか。個人差にもよりますが、多くて写真の量、少なくてその半分くらいではないでしょうか。今までにも何度か登場の垣通し葉の豆皿に盛りました。垣通し(かきとおし)というのは垣根を越えてまではびこる強い雑草です。その葉を器として使いよいようにアレンジしてデザインしました。裏は普通の広大ではなく三つの足が付いています。(オットセイ) 2006年6月12日 |
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